171 / 223
帰って来た
予算大丈夫そ?
しおりを挟む次の日、朝食を食べながらクリスさんとエマさんに簡単に説明して、ミレイ達にも今日は待っていてもらうことにして早くに家を出た
そんなわけで、一度商業ギルドによってサレスさんと一緒にハイツさんが待ってくれているお店へと向かったんだけど、、、
着いてびっくり。
元々ハイツさんが使っていたお店の場所に一から建て直す感じで、その費用に関しては100売上は確定だろうと言うサレスさんの判断から
売上の1割で順次毎月返済していく形でどうかとサレスさんが提案してくれて、そうしようとは話してたんだけど
すっごく外観からオシャレ感が出てる…
そして中に入ってみると、すっごく綺麗で広くて…そんで私のお願いしていた通りさん部屋に別れている最高のお店になっていた
私は直接ここでは働かないから、ハイツさんの希望で通してほしいって言っといたのに、、でもちょっと、いやかなり嬉しいや♪
ただ問題は、絶対これ費用すごいことになってそうだよ⁉︎
そんな不満を抱えたながら、ハイツさんのいるキッチンへと行くと、かなり集中して何かを作っている様子だったので、とりあえず区切りが良さそうな時まで待つことにした。
その間にそっとサレスさんに聞いてみた、費用の事を。
そしたら
「あぁそれについては……」
とそこでサレスさんが黙り込んでしまった
「いや…教えてください⁉︎」
こう言う時だけ言うと失礼だけど、一応私のお店って事になってるし、聞いていいよね⁉︎
そう思いながらサレスさんをみると
「そうですね…
まぁ族長様も隠せるとは思っておられる様子では無かったですしね」
とそう呟くようにサレスさんが言った。
「もしかして?」
ここでお母さんが出てくるって事は、なんとなく…予想つき始めてるんだけども
と思った時
「おそらくその予想通りでして、、、
お店の初期資金はお2人が9割持つので、なるべくよくしてほしいと…
あ、因みに、自分のお店だからこそ
1割だけでも自分で払う事に意味があると思うから、全額はやめておく
としっかり考えてくださっていましたよ」
とサレスさんがにっこり笑顔でそう教えてくれた
すっごく嬉しい、嬉しいんだけど
せっかくなら里にいる間に知りたかった!
そして手紙とかじゃなくしっかりあってお礼言いたかったよっ
なんて思いつつ、せっかくなので今の待っている間に、もう少しゆっくりお店の中を見て回りそうして数十分後、やっと私とサレスさんに気がついたハイツさんが声をかけてくれた。。。
集中してるのはほんと尊敬なんだけど、ここまで警戒心ないと…色々心配になるよ⁉︎
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
283
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる