転生させて貰ったけど…これやりたかった事…だっけ？

学園

噂

　次の日

　今日は選択授業は無いんだけど、皆んな一緒に受けるそれぞれの基礎となる授業があるんだよね！


　えっと…言語と歴史と生活魔法と、基礎体力だったっけ？

　てか…体操服的なの持ってないけど大丈夫なのかな？
　って思ってるんだけど、どうするんだろ？



　なんて思いつつ、ちゃっかりスーちゃんと横に座って先生を待っていたら
「あの～噂のシャルさんですよね？
　隣…いいですか？」
　と男の子2人が声をかけてくれて


「もちろんです！」
　そう返事をすると、嬉しそうな顔で横に座ってくれたんだけど、、、噂のって何⁉︎

　私もしかして何かやらかしちゃった⁉︎
　って…まだ入学して数日だし、何もした記憶ないんだけどなぉ

　なんて思いつつパッとスーちゃんの方を見ると、知らないよ⁉︎と言った感じで首を横に全力で振られた、、、


　すると
「シャルさんの噂って言うより…ユナ様の噂…ですかね？

　てか…担当者がユナ様だったって、怖く無いですか？大丈夫？一応同級生な訳だし、、僕たち話聞くからね⁉︎

　あ、因みに僕はタオっていいます」
　とほんわかした感じの男の子がそう言った


　え…待って、自己紹介ありがと、、なんだけど、今それどころでなく
「ユナ先輩すっごく優しいよ⁉︎」
　と思わず言い返すと


「俺はカイト！
　よろしくな♪

　そんで…それほんとか⁉︎
　10の中で唯一学校に寮に住んでても、授業にはあまり出てないって聞くし…

　何より自分より弱い人とは関わらないって噂聞いて…同じクラスにいるって聞いて心配してたんだ

　てかユナ先輩なんて気軽に呼んだら怒られないか？」
　と言ってくれた


　ん？待って10ってなに？
　思ってるのであったりしてる？
　なんて固まっていたら


「シャルちゃん…本当にあのユナ様がシャルちゃんの担当者なの？？

　TOP10の方達は毎年担当はしないって噂なのに…すごいねっ

　でも、ユナユノ様達は…その…普段から学園にいる珍しい方達だけど、話しかけると無言で無視され、迷惑をかけようものなら、特別授業で先生から同じ失敗が無いように毎日特訓させられるって、、、」
　とスーちゃんがそう言った



　なんで⁉︎
　先輩呼びであれほど喜んでくれる先輩が、なんでそんな噂で怖がられてるの⁉︎


　そう言えば前に先輩呼び誰にもしてもらえないっめユナ先輩言ってたけど


　この噂のせいって事⁉︎


　てか、今更だけどユナ先輩TOP10だったの？
　それもユノ先輩まで………



「ユナ先輩すっごく優しいよ⁉︎
　先輩呼びもユナ先輩の方から呼んでいいって言ってくれたし、今日も朝起こしに来てくれて、準備終わるまで待ってくれてたんだよ！」
　と3人にそう伝えたら


　凄い顔で
「「「うそだぁ」」」
　と言われた。

　本当だもん‼︎