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学園
さて、どうしようかな?
しおりを挟むそれから初日なので簡単に部屋の中とかを見せてもらって帰ったんだけど
本当に自由な部活みたいで、月一は顔を出すのが条件らしいけど、毎日来て寝てもいいし、クッションとかも好きに使っていいらしくて部屋よりここで従魔と仲良く寝る人が多いんだって!
でも、やっぱりテイムスキルを持っている人自体が多いわけじゃないからこそ
部員の数が限られてそのおかげでクッションとかが少なくても皆んながいい感じに使えるんだって!
入れて良かったかなて♪
そう言えば
「ところでシャルちゃんはかなり大きな魔物だけれど…授業中とか大丈夫?」
なんてきいてくれて
「まだ一緒に授業受けたことはないんです!
昨日友達になって今日は寮母さんにお願いしてて!」
そう伝えたら
「そうなのね!
この部屋は一応従魔管理を特別に許されているから、誰かしら教師が居ないとだから申請は必要だけど、もし必要なら申請書を渡すから声をかけてちょうだいね」
そう教えてくれたんだよね!
って言っても…
『絶対嫌だぞ
俺様が知らぬ奴と待つのはもう嫌だ
今日も…ちょっと疲れたから少しだけ寝るつもりだったんだ、1日とは…本当は嫌だったんだからなっ』
そうクロに言われちゃったんだよね。
ツンデレかな???
と言うわけで、次の日、その次の日と一緒に朝礼から授業を受けてるんだけど、、、
基礎授業中
『なぁなぁ、暇だぞ』
剣術授業中
『それは…楽しいのか?
やっぱり戦うなら力と魔法だぞ!』
風の実技授業中
『おい、お主基礎はもう出来るんだろ?
俺様と遊ぶぞ』
そんな感じでずっと話しかけて来て横でずっと話しかけて来て、しまいには足元でずっと頭を擦り付けてくるんだよね。
うん、可愛いよ?
けどちょっと、本当にちょっとだけど、、、邪魔かも知れない。
という事で授業終わったら部屋に戻ってからミレイに相談しようかなぁと思ってたけど、部屋に戻ったら入部届を持って来てくれたユナ先輩に黒の目の前で相談したんだけど
「それは…今聞こえてて無視してる時点で…我慢かしらね?(笑)
けれどそれなら、、、
クロ…様?
もしこれからもシャルちゃんの邪魔をするなら、これでも私学校にお願いしたら結構通る事が多いので、授業を受けてる間
出られないように結界をかけた部屋で待機してもらう手続きしますけど…大丈夫です?
普段は少し病気になったりして制御できなかったときだけ預ける部屋なのですけど…」
とクロに向かってユナ先輩がそう言うと
『そんな変な部屋に俺様が1日居ないといけないのか⁉︎
ふざけるなっ
俺はフェンリルだぞ!
その気になればこんな学校簡単に消せるんだからな!
よし、そう伝えろ。』
とクロが言った。
伝えるよ?
伝えるけど、それは…やめてね???
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