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倉橋×浅井編
5.重い距離
ストーカーの事もあって優の事が心配だったが、バイトの時間もあって、先に学校を出た。校庭ではあのクソ野郎が部活中だったから下校は同じにならないだろうと軽く考えた結果がコレだ。
「光輝ー!!バイトお疲れ!!」
バイト先にきた優は何故か異様なハイテンションで違和感があった。それに一人ではなく夏目と星川も一緒なのが気になった。
「…何があった?」
気になって聞いてみるとわかりやすくビクついた。
「え…何もないよ。何で?」
答えない優に夏目たちの方に目配せする。
夏目と星川はお互い顔を見合わせると、言いづらそうに事の顛末を教えてくれた。
「サッカー部の部長さん?に襲われてたよ。浅井さん泣きながら助けてって…叫んでた。びっくりしたよ。青衣くんに頑張って貰っちゃった…」
「あのクソはその辺に捨てただけだから明日から気を付けろよ?」
「……優?気を付けろって言ったよな?何で一人で居た?生徒会の奴らと帰れって言ったよな?しかもこの事隠そうとしたな?俺に嘘ついたな?帰ったら覚えてろよ?」
「浅井さん震えて腰抜けるくらい怖かったみたいだから優しくしてあげてよ倉橋くん…」
「……ったく…二人とも悪かったな…」
「んーん。無事でよかったよ~」
二人は食事を食べてから仲良く帰っていった。
優は俺がバイト終わりまで大人しく席でデザートを食べながら
待っていた。
「優…帰るぞ」
「…うん…」
繋いだ手を見てみると手首に薄っすら痣がある事に気付いた。
それほど強く掴まれたということ。
「おい…この痣もあのクソのせいか…?」
「え…?あ…これ…は…」
優に跡をつけるのは俺だけの特権なのに勝手に跡をつけられやがって…。
「他に怪我は?」
「…ない」
家に入ると優を壁に押さえつけて唇を奪った。
「…っん…は…あ…んんっ…」
「俺以外に跡つけられてんじゃねぇよ…」
唇から首筋へと移動して跡を沢山残す。
「…あ…や…跡つけないで…!!」
「あのクソは良いのに俺はダメなのか?」
「そうじゃなくて!!生徒会の奴らに注意されちゃったの!!」
「ふーん…じゃあ見えない所につけようか。どこがいい?胸?腹?足?」
そう訪ねた瞬間身体を震わせる優に笑みが溢れる。
「お前想像だけでイクんじゃねぇよ。加減出来なくなるだろ?」
「あ…だって…嬉し…んっ…いっぱいつけて…」
俺は我慢できなくなって優を抱き上げ寝室へと足を運ぶ。
「まぁ…ちょっとお仕置きが必要だな。今日は一晩中イキ狂えよ?」
「へ…!?あ…やだっ…無理!!まって!!それやだぁ!!」
優の気持ちいい所を全て責め立て上げ、日が昇る頃には優は身体を痙攣させながらぐったりして気を失っていた。
「はぁ…やりすぎた…?まぁ今日は学校行かせる気はなかったからいいか」
嫉妬に狂ったとはいえ俺元気すぎか。
まだ萎えねぇし…優が可愛いのがいけない。
あの男には灸を据えないといけねぇしな…。
誰のモンに手を出したかわからせとかないと。
俺と付き合い始めてからは優への告白は少なくなったと思ったが…まだまだだな…。
眠っている優を抱えて風呂場に向かう。
出したモン全部掻き出し、身体を清めてリビングへ戻る。
ベッドを綺麗にして優を寝かせ一つキスを落としてから学校へ行く準備を始める。
リビングには優が起きてすぐ食事ができるように朝食を作ってメモを残しておく。
家を出る前にもう一度寝室に戻り思う存分優の寝顔を堪能してから学校へ向かった。
まず学校に着いて一番最初に向かったのは生徒会室。
「失礼します」
「…ん?あれ番犬君?会長はまだ着てないよ?」
「知ってます。家で寝てるので」
「…あっそ…それ堂々と言っちゃうんだ…」
「…それよりも。昨日優は何で一人で下校したんすか?俺優には貴方たちと帰るように言っといたんですけど…何かありました?」
「…え?いや…会長まだやることあるからって…一人残ったけど…逆に何かあった…?」
「…帰りに襲われたみたいで。友人が助けに入って大事には至らなかったですけど…」
「…え!?マジで?それは…ごめん…気を付けて見てれば良かったね…」
「…いえ、優が軽く考えすぎて気を付けていなかったのも悪いので。ただ暫く俺が居ない時は優と共に行動してもらえると助かります」
「わかった。会長にもちゃんと言っておく」
「お願いします」
これでアレをどうにかするまでは大丈夫だろ。
俺は次の場所へ向かった。
3年1組
クラスの中を見回してもあの男はまだ来ていなかった。
クラスの中からキャーっと叫び声が響き渡って視線がウザいが仕方ない。俺はよそ行きの笑顔を貼り付けて扉近くにいた女子生徒に声をかけた。自分の顔の良さには色々な使い道があるのをここ最近覚えた。
「すみません。日鷹先輩に言伝をお願いしたいのですが…」
「あっ…うんっ!何かな?///」
「お話があるのでお昼休みにサッカー部の部室前でお待ちしてます…と、お願いできますか?」
「わかった。言っておくね?」
顔を赤らめながら俺をチラチラ上目遣いで見てくるの止めて欲しい。キモいだけだから。それに落ちるのは優限定だから。
最後にとびきりの爽やかな笑顔を振りまいて
「お願いしますね…?」
こんだけやっとけばアレに何かあっても俺が何かやったとは思われないだろ。一応保険はかけとかねぇとな?
さて、授業出んのめんどいなぁ…。サボるか…。優も居ねぇしなぁ。屋上で昼寝でもすっか。
俺は教室とは反対に屋上へと足を向けた。
「光輝ー!!バイトお疲れ!!」
バイト先にきた優は何故か異様なハイテンションで違和感があった。それに一人ではなく夏目と星川も一緒なのが気になった。
「…何があった?」
気になって聞いてみるとわかりやすくビクついた。
「え…何もないよ。何で?」
答えない優に夏目たちの方に目配せする。
夏目と星川はお互い顔を見合わせると、言いづらそうに事の顛末を教えてくれた。
「サッカー部の部長さん?に襲われてたよ。浅井さん泣きながら助けてって…叫んでた。びっくりしたよ。青衣くんに頑張って貰っちゃった…」
「あのクソはその辺に捨てただけだから明日から気を付けろよ?」
「……優?気を付けろって言ったよな?何で一人で居た?生徒会の奴らと帰れって言ったよな?しかもこの事隠そうとしたな?俺に嘘ついたな?帰ったら覚えてろよ?」
「浅井さん震えて腰抜けるくらい怖かったみたいだから優しくしてあげてよ倉橋くん…」
「……ったく…二人とも悪かったな…」
「んーん。無事でよかったよ~」
二人は食事を食べてから仲良く帰っていった。
優は俺がバイト終わりまで大人しく席でデザートを食べながら
待っていた。
「優…帰るぞ」
「…うん…」
繋いだ手を見てみると手首に薄っすら痣がある事に気付いた。
それほど強く掴まれたということ。
「おい…この痣もあのクソのせいか…?」
「え…?あ…これ…は…」
優に跡をつけるのは俺だけの特権なのに勝手に跡をつけられやがって…。
「他に怪我は?」
「…ない」
家に入ると優を壁に押さえつけて唇を奪った。
「…っん…は…あ…んんっ…」
「俺以外に跡つけられてんじゃねぇよ…」
唇から首筋へと移動して跡を沢山残す。
「…あ…や…跡つけないで…!!」
「あのクソは良いのに俺はダメなのか?」
「そうじゃなくて!!生徒会の奴らに注意されちゃったの!!」
「ふーん…じゃあ見えない所につけようか。どこがいい?胸?腹?足?」
そう訪ねた瞬間身体を震わせる優に笑みが溢れる。
「お前想像だけでイクんじゃねぇよ。加減出来なくなるだろ?」
「あ…だって…嬉し…んっ…いっぱいつけて…」
俺は我慢できなくなって優を抱き上げ寝室へと足を運ぶ。
「まぁ…ちょっとお仕置きが必要だな。今日は一晩中イキ狂えよ?」
「へ…!?あ…やだっ…無理!!まって!!それやだぁ!!」
優の気持ちいい所を全て責め立て上げ、日が昇る頃には優は身体を痙攣させながらぐったりして気を失っていた。
「はぁ…やりすぎた…?まぁ今日は学校行かせる気はなかったからいいか」
嫉妬に狂ったとはいえ俺元気すぎか。
まだ萎えねぇし…優が可愛いのがいけない。
あの男には灸を据えないといけねぇしな…。
誰のモンに手を出したかわからせとかないと。
俺と付き合い始めてからは優への告白は少なくなったと思ったが…まだまだだな…。
眠っている優を抱えて風呂場に向かう。
出したモン全部掻き出し、身体を清めてリビングへ戻る。
ベッドを綺麗にして優を寝かせ一つキスを落としてから学校へ行く準備を始める。
リビングには優が起きてすぐ食事ができるように朝食を作ってメモを残しておく。
家を出る前にもう一度寝室に戻り思う存分優の寝顔を堪能してから学校へ向かった。
まず学校に着いて一番最初に向かったのは生徒会室。
「失礼します」
「…ん?あれ番犬君?会長はまだ着てないよ?」
「知ってます。家で寝てるので」
「…あっそ…それ堂々と言っちゃうんだ…」
「…それよりも。昨日優は何で一人で下校したんすか?俺優には貴方たちと帰るように言っといたんですけど…何かありました?」
「…え?いや…会長まだやることあるからって…一人残ったけど…逆に何かあった…?」
「…帰りに襲われたみたいで。友人が助けに入って大事には至らなかったですけど…」
「…え!?マジで?それは…ごめん…気を付けて見てれば良かったね…」
「…いえ、優が軽く考えすぎて気を付けていなかったのも悪いので。ただ暫く俺が居ない時は優と共に行動してもらえると助かります」
「わかった。会長にもちゃんと言っておく」
「お願いします」
これでアレをどうにかするまでは大丈夫だろ。
俺は次の場所へ向かった。
3年1組
クラスの中を見回してもあの男はまだ来ていなかった。
クラスの中からキャーっと叫び声が響き渡って視線がウザいが仕方ない。俺はよそ行きの笑顔を貼り付けて扉近くにいた女子生徒に声をかけた。自分の顔の良さには色々な使い道があるのをここ最近覚えた。
「すみません。日鷹先輩に言伝をお願いしたいのですが…」
「あっ…うんっ!何かな?///」
「お話があるのでお昼休みにサッカー部の部室前でお待ちしてます…と、お願いできますか?」
「わかった。言っておくね?」
顔を赤らめながら俺をチラチラ上目遣いで見てくるの止めて欲しい。キモいだけだから。それに落ちるのは優限定だから。
最後にとびきりの爽やかな笑顔を振りまいて
「お願いしますね…?」
こんだけやっとけばアレに何かあっても俺が何かやったとは思われないだろ。一応保険はかけとかねぇとな?
さて、授業出んのめんどいなぁ…。サボるか…。優も居ねぇしなぁ。屋上で昼寝でもすっか。
俺は教室とは反対に屋上へと足を向けた。
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