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番外編 僕らは国境の街で愛を叫ぶのさ
後編
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追いかけてきた奴らを物陰に身を潜めて躱し、念のため塀伝いに屋根の上に登って動かないでいた。空はどんどん暮れてくる。数刻後には汽車に乗らないと寮の門限にも間に合わない。
アズールと国境の街で落ち合って、とりわけ美しいと言われている夕焼けを見ながら愛の告白をする。どこからどう見ても完璧な計画だと思っていたのに。悔しい、情けない。自分の愚かさを呪った。
もうどうしていいのかわからなくて泣きたくなった。待ち合わせ場所の女神の噴水に向かったとして、変身を解いたら僕は真っ裸で鍵だけ身に着けて『やあ、久しぶり』なんて言わないといけなくなる。そんなの絶対に無理、最悪だ。
こんなみっともない姿で大好きなあの人の前に姿を現すのが辛い。
なんでこんなことになったんだ……、いや僕の見通しが甘くて、ダメダメだからこうなったんだけどもさ。
先生たちも教えてくれても良かったのに、いやいや言ってた。未熟な魔法使いの一人歩きは危ないっていってた。
だけど会いたかったんだもん。しょうがないだろ。僕ってやつはさ、恋でアタマがいかれちゃったんだよ。
顔を拭ったら黒い被毛に覆われた手先が濡れる。涙が零れる。情けなくて堪らない。そんな時、遠くから聞き覚えのある声が聞こえてきた。心が震えて尻尾がぴぴっと上がる。
「ロイ! どこにいるんだ! ロイ!」
「にゃあ、にゃにゃあああ」
アズール! 僕を探しに来てくれた?
呼び声に応えたいけど、声帯が猫のままだからにゃんにゃん言ってしまう。だけど必死で呼び声に「にゃーん、にゃんにゃーん」と応えながら僕は屋根から屋根、壁から壁を駆け抜ける。すると地面から打ちあがるように、金色の小鳥が目の前に飛び出してきた。
小鳥がピピピピっと甲高い音で囀る。まるで僕の場所を知らせているみたいだ。
もしかして、さっきの流れ星、あれ星じゃなくて……。
僕が涙を拭って目の前の木の枝に飛び移り下を向いたのと、ロイが駆け寄って腕を広げてきたのがほぼ同時だった。
「ロイ、俺も君の事が大好きだ! だから安心して、ここに飛び降りてきて。俺が絶対、君を守るから!」
「にゃにゃーん!(アズール、大好き!)」
僕は感動に打ち震えたまま、濃紺のローブを翻し走り寄るアズールの腕の中に、黒猫の姿で弧を描いて落ちていく。どかっと地面に尻もちをついたアズールの上で僕は変身を解くと、鍵以外は一糸まとわぬ姿で彼の首に腕のをばしてしがみ付いた。
「アズールううう! 会いたかったよお」
「うわあ」
焦った声を上げたアズールが慌てふためきながら僕の身体を、彼の裾の長いローブで包んで隠してくれる。
「ロイ、無事でよかった。待ち合わせ場所になかなか来ないから、凄く心配したよ」
「うえええっ。ごめんなさい。ごめんなさい」
彼に抱き着いてひとしきり泣いているうちに、辺りはとっぷり日が暮れた。大分たってから小道の角から顔を出した国境警備隊の面々が「ウェルレンカの若君、そろそろ姉上のところへ戻りましょう」と遠慮がちに声をかけてきた。
そのあとアズールの姉の夫でこの街を含む南部地域の領主に「ロイ君。未熟な魔法使いが一人で国境を越えるなんて、無謀過ぎるぞ。アズール、お前も彼を窘めるべきだった。友人を危険に晒したのだぞ。同罪だ」と二人そろって散々叱られた。叱っているけども、情に厚い人なのか彼の目には涙が浮かんでいたから、申し訳ない気持ちになった。
アズールの姉上がおっとりと「好きな子に会いたい気持ちは誰にも止められないものよ。貴方も覚えがあるでしょう?」と青筋を立てて怒っていた夫を宥めてくれた。
その日は彼らの館に泊まることになり、アズールは怖い思いをした僕が眠りにつくまで傍についていてくれることになった。
彼と指を絡めて手を握り合う。もう絶対に放したくないよ。
「あのブローチ、ただ囀るだけの魔道具じゃなかったんだね」
するとアズールはちょっとバツが悪げに頭に手をやりながら白状したのだ。
「あの鳥は貴人を守護するための魔道具だ。持ち主の身に危険が迫った時、知らせてくれる。僕は君の国に行く時に過保護な家族に持たされたんだ。その後父上から指輪を譲り受けて、……実は僕は小鳥を通じてこの指輪から君の声を聞くことができていたんだ」
そう言って僕の手を握ったまま魔石の嵌った指輪を見せてくれた。
「誓っていつもいつもじゃないよ。消灯時間に合わせて鳥が歌う、ほんの一時だけ、僕は君の声が聞きたくて、その……」
僕は夜ごと小鳥に、アズールが大好きだって、話しかけていた。
だからさっき、アズールは「僕も大好き」って言ってたんだ!
そう思い立って、恥ずかしさから僕は思わず柔らかな上掛けを被って顔を隠した。
「アズール、ずるいよ。僕ばかり、色々、恥ずかしい」
そんな僕にアズールは「可愛い」と囁いてから上掛けをそっとめくると、火照って熱い僕の頬に口づけてくれた。
「俺の為に青い鍵まで手に入れて会いに来てくれてありがとう。努力家で真っすぐな、君が大好きだよ。ロイ」
僕はそれだけじゃとてももの足りなくて、「僕も君が大好き。僕の恋人になって」とはっきり告白した。
アズールは見惚れるほど綺麗に微笑んだ。その嬉しそうな顔を見たら返事を聞く前だというのに僕は感極まってしまった。僕は跳ぶバッタぐらい勢いよく身体を起こすと、彼に飛びついて勢いよく唇を重ね……、否、ぶつけに行った。目から星が出るかと思うぐらいにがっちゃんこ、と歯が当たったけど兎に角初めてのキスはやり遂げた。
「痛っつ」
ロイが僕を抱き留めながら声を上げたけど、僕は嬉しさが勝って彼の腕の中でまにまが止まらない。
(ごめんね。だけど君に恋したせいで僕はすっかりおかしくなっちゃってるから、これぐらい許してね)
「えへへ、僕も痛かった。だからもう一回しよ?」
「何回でも、しよう」
寝台の横の机に置かれた金の小鳥がぴぴぴっと合図をしてから愛の唄を囀り始めた。それを聞きながらもっとロマンティックな口づけを待つため、僕はそっと瞳を閉じた。
終
アズールと国境の街で落ち合って、とりわけ美しいと言われている夕焼けを見ながら愛の告白をする。どこからどう見ても完璧な計画だと思っていたのに。悔しい、情けない。自分の愚かさを呪った。
もうどうしていいのかわからなくて泣きたくなった。待ち合わせ場所の女神の噴水に向かったとして、変身を解いたら僕は真っ裸で鍵だけ身に着けて『やあ、久しぶり』なんて言わないといけなくなる。そんなの絶対に無理、最悪だ。
こんなみっともない姿で大好きなあの人の前に姿を現すのが辛い。
なんでこんなことになったんだ……、いや僕の見通しが甘くて、ダメダメだからこうなったんだけどもさ。
先生たちも教えてくれても良かったのに、いやいや言ってた。未熟な魔法使いの一人歩きは危ないっていってた。
だけど会いたかったんだもん。しょうがないだろ。僕ってやつはさ、恋でアタマがいかれちゃったんだよ。
顔を拭ったら黒い被毛に覆われた手先が濡れる。涙が零れる。情けなくて堪らない。そんな時、遠くから聞き覚えのある声が聞こえてきた。心が震えて尻尾がぴぴっと上がる。
「ロイ! どこにいるんだ! ロイ!」
「にゃあ、にゃにゃあああ」
アズール! 僕を探しに来てくれた?
呼び声に応えたいけど、声帯が猫のままだからにゃんにゃん言ってしまう。だけど必死で呼び声に「にゃーん、にゃんにゃーん」と応えながら僕は屋根から屋根、壁から壁を駆け抜ける。すると地面から打ちあがるように、金色の小鳥が目の前に飛び出してきた。
小鳥がピピピピっと甲高い音で囀る。まるで僕の場所を知らせているみたいだ。
もしかして、さっきの流れ星、あれ星じゃなくて……。
僕が涙を拭って目の前の木の枝に飛び移り下を向いたのと、ロイが駆け寄って腕を広げてきたのがほぼ同時だった。
「ロイ、俺も君の事が大好きだ! だから安心して、ここに飛び降りてきて。俺が絶対、君を守るから!」
「にゃにゃーん!(アズール、大好き!)」
僕は感動に打ち震えたまま、濃紺のローブを翻し走り寄るアズールの腕の中に、黒猫の姿で弧を描いて落ちていく。どかっと地面に尻もちをついたアズールの上で僕は変身を解くと、鍵以外は一糸まとわぬ姿で彼の首に腕のをばしてしがみ付いた。
「アズールううう! 会いたかったよお」
「うわあ」
焦った声を上げたアズールが慌てふためきながら僕の身体を、彼の裾の長いローブで包んで隠してくれる。
「ロイ、無事でよかった。待ち合わせ場所になかなか来ないから、凄く心配したよ」
「うえええっ。ごめんなさい。ごめんなさい」
彼に抱き着いてひとしきり泣いているうちに、辺りはとっぷり日が暮れた。大分たってから小道の角から顔を出した国境警備隊の面々が「ウェルレンカの若君、そろそろ姉上のところへ戻りましょう」と遠慮がちに声をかけてきた。
そのあとアズールの姉の夫でこの街を含む南部地域の領主に「ロイ君。未熟な魔法使いが一人で国境を越えるなんて、無謀過ぎるぞ。アズール、お前も彼を窘めるべきだった。友人を危険に晒したのだぞ。同罪だ」と二人そろって散々叱られた。叱っているけども、情に厚い人なのか彼の目には涙が浮かんでいたから、申し訳ない気持ちになった。
アズールの姉上がおっとりと「好きな子に会いたい気持ちは誰にも止められないものよ。貴方も覚えがあるでしょう?」と青筋を立てて怒っていた夫を宥めてくれた。
その日は彼らの館に泊まることになり、アズールは怖い思いをした僕が眠りにつくまで傍についていてくれることになった。
彼と指を絡めて手を握り合う。もう絶対に放したくないよ。
「あのブローチ、ただ囀るだけの魔道具じゃなかったんだね」
するとアズールはちょっとバツが悪げに頭に手をやりながら白状したのだ。
「あの鳥は貴人を守護するための魔道具だ。持ち主の身に危険が迫った時、知らせてくれる。僕は君の国に行く時に過保護な家族に持たされたんだ。その後父上から指輪を譲り受けて、……実は僕は小鳥を通じてこの指輪から君の声を聞くことができていたんだ」
そう言って僕の手を握ったまま魔石の嵌った指輪を見せてくれた。
「誓っていつもいつもじゃないよ。消灯時間に合わせて鳥が歌う、ほんの一時だけ、僕は君の声が聞きたくて、その……」
僕は夜ごと小鳥に、アズールが大好きだって、話しかけていた。
だからさっき、アズールは「僕も大好き」って言ってたんだ!
そう思い立って、恥ずかしさから僕は思わず柔らかな上掛けを被って顔を隠した。
「アズール、ずるいよ。僕ばかり、色々、恥ずかしい」
そんな僕にアズールは「可愛い」と囁いてから上掛けをそっとめくると、火照って熱い僕の頬に口づけてくれた。
「俺の為に青い鍵まで手に入れて会いに来てくれてありがとう。努力家で真っすぐな、君が大好きだよ。ロイ」
僕はそれだけじゃとてももの足りなくて、「僕も君が大好き。僕の恋人になって」とはっきり告白した。
アズールは見惚れるほど綺麗に微笑んだ。その嬉しそうな顔を見たら返事を聞く前だというのに僕は感極まってしまった。僕は跳ぶバッタぐらい勢いよく身体を起こすと、彼に飛びついて勢いよく唇を重ね……、否、ぶつけに行った。目から星が出るかと思うぐらいにがっちゃんこ、と歯が当たったけど兎に角初めてのキスはやり遂げた。
「痛っつ」
ロイが僕を抱き留めながら声を上げたけど、僕は嬉しさが勝って彼の腕の中でまにまが止まらない。
(ごめんね。だけど君に恋したせいで僕はすっかりおかしくなっちゃってるから、これぐらい許してね)
「えへへ、僕も痛かった。だからもう一回しよ?」
「何回でも、しよう」
寝台の横の机に置かれた金の小鳥がぴぴぴっと合図をしてから愛の唄を囀り始めた。それを聞きながらもっとロマンティックな口づけを待つため、僕はそっと瞳を閉じた。
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エドとユーディア、不器用ふたりが揃うとこんな感じという、たどたどしい恋愛模様をご覧くださりありがとうございます
実は番外編の方が先にできたツイノベだったんです
私のお話の短編で魔法が出てくるお話はまず同じ世界です BL大賞用のお話も書いており、いつかお目見えするかと思いますのでぜひぜひご覧くださったら嬉しいです。
コミカライズ嬉しすぎて✨ 2人の顔が見られとき感動しちゃいましたよ✨
姉も同じ顔なのでキャンキャン言ってもきっと可愛いですよ🐶