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イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が、俺
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「……やっぱ、お前」
確信した。やっぱり、お前あの時の……。外の雨音が強くなる、雷雨に変わったみたいだ。頭がどんよりと重たい。寝不足がここにきて身体も瞼も重くさせる。
「俺、ちょっと寝るから。一時間経ったら起きるから。その辺の漫画とか好きに見てていいよ……」
スマホのタイマーをかけて、のそのそとベッドによじ登る。ごろり、と敷布団の上に身体を投げ出した。
「先輩、そのまま寝たら風邪ひきますよ」
俺がさらにベッドの端に転がっていったら、北門は面倒みよく、俺の下から掛け布団を引っ張り出してかけてくれた。
「くしゅ」
布団を動かしたから埃がたったせいかもしれないが、北門がくしゃみをした。俺は壁側に転がったまま、ぽんぽんと背中側の空いてる布団を手で叩く。
「お前も寝ていいぞ」
「え……」
「雨降ってきたら、なんか寒くなってきたな。風邪ひくぞ」
流石に引いたか、と思ったがベットが重みでぎっと少しだけ傾ぐ。すぐ背後に人の気配がした。
「狭いよな。ちょっとまってろ」
窓側にさらに寄ろうとして、転がり落ちそうになったのを前に回った長い腕が制してくれた。そのままぐっと身体を後ろに引き寄せられる。いわゆるバッグハグ状態になった。
「これで、落ちない」
また、耳をくすぐる甘くて低い声。湯上りの身体はぽかぽかと暖かくて、まるで大きなワンコを膝に乗せているみたいだ。
はあああ、なんか照れるが。でも暖かいのが心地よい。じんわり、心も身体もあったまるってこういうことか。
いや、この場合、抱きかかえられている俺の方がワンコなのかも? どっちでもいい。温かくて居心地がいい腕の中だ。
軽い清掃活動ぐらいで疲れたも何もないが、雨に当たって冷えた身体で、昼間なのにガッツリ湯につかってしかも寝不足、もはや瞼がくっつくのは待ったなしだ。
「……なんか、格好悪いとこばっかみせて、ごめんな。俺のが年上だから、しっかりしてなきゃいけないのに」
これでもさ、昨日の態度も昼間の事も、どっちも深く反省してるんです。
でも、なんでだろ、なんで北門相手だとただ親切にしたいってだけじゃなくなって、感情がコントロールできなくなっちゃうんだろう。
「ごめんな……」
(ああ、情けないなあ)
「俺は嬉しいですよ。それって全部、素の先輩が俺だけ見れてるってことでしょ?」
「え……」
「俺にだけ、甘えてくれたらいいんです」
吐息のような静かな声だけど、内容は俺の心音を早めるのに十分だった。こんなにくっついてたら、北門にバレそう。
でも、ばれてもいいか。こいつになら何て思われてもいいか。
前に回ってきた北門の腕を手に取って、俺は身体に巻き付けた。
確信した。やっぱり、お前あの時の……。外の雨音が強くなる、雷雨に変わったみたいだ。頭がどんよりと重たい。寝不足がここにきて身体も瞼も重くさせる。
「俺、ちょっと寝るから。一時間経ったら起きるから。その辺の漫画とか好きに見てていいよ……」
スマホのタイマーをかけて、のそのそとベッドによじ登る。ごろり、と敷布団の上に身体を投げ出した。
「先輩、そのまま寝たら風邪ひきますよ」
俺がさらにベッドの端に転がっていったら、北門は面倒みよく、俺の下から掛け布団を引っ張り出してかけてくれた。
「くしゅ」
布団を動かしたから埃がたったせいかもしれないが、北門がくしゃみをした。俺は壁側に転がったまま、ぽんぽんと背中側の空いてる布団を手で叩く。
「お前も寝ていいぞ」
「え……」
「雨降ってきたら、なんか寒くなってきたな。風邪ひくぞ」
流石に引いたか、と思ったがベットが重みでぎっと少しだけ傾ぐ。すぐ背後に人の気配がした。
「狭いよな。ちょっとまってろ」
窓側にさらに寄ろうとして、転がり落ちそうになったのを前に回った長い腕が制してくれた。そのままぐっと身体を後ろに引き寄せられる。いわゆるバッグハグ状態になった。
「これで、落ちない」
また、耳をくすぐる甘くて低い声。湯上りの身体はぽかぽかと暖かくて、まるで大きなワンコを膝に乗せているみたいだ。
はあああ、なんか照れるが。でも暖かいのが心地よい。じんわり、心も身体もあったまるってこういうことか。
いや、この場合、抱きかかえられている俺の方がワンコなのかも? どっちでもいい。温かくて居心地がいい腕の中だ。
軽い清掃活動ぐらいで疲れたも何もないが、雨に当たって冷えた身体で、昼間なのにガッツリ湯につかってしかも寝不足、もはや瞼がくっつくのは待ったなしだ。
「……なんか、格好悪いとこばっかみせて、ごめんな。俺のが年上だから、しっかりしてなきゃいけないのに」
これでもさ、昨日の態度も昼間の事も、どっちも深く反省してるんです。
でも、なんでだろ、なんで北門相手だとただ親切にしたいってだけじゃなくなって、感情がコントロールできなくなっちゃうんだろう。
「ごめんな……」
(ああ、情けないなあ)
「俺は嬉しいですよ。それって全部、素の先輩が俺だけ見れてるってことでしょ?」
「え……」
「俺にだけ、甘えてくれたらいいんです」
吐息のような静かな声だけど、内容は俺の心音を早めるのに十分だった。こんなにくっついてたら、北門にバレそう。
でも、ばれてもいいか。こいつになら何て思われてもいいか。
前に回ってきた北門の腕を手に取って、俺は身体に巻き付けた。
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