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序章
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昔から赤い髪と赤い目が嫌いだった。両親は何時も何時も『可哀想に。』『悪魔の仕業だ。』『祈りなさいマリア、イエス様が救って下さるわ。』『どうしてこの子なの。』と、ありとあらゆる言葉を私に投げかけた。
そのたびに私は、自分の事が嫌いになっていった。
私が自分の事が嫌いな理由はもう一つある。それが―――。
「姉さんの髪、今日も綺麗だねぇ。#単語彼岸花ルビリコリス#みたい。」
“妹”それが、もう一つの理由。
綺麗なブロンドの髪、サファイアみたいな瞳、両親と瓜二つのその姿。何時も妹と比べられてた。
悪魔の様な姉と天使の様な妹。両親の精神を破綻させるには十分だったことだろう。
「私は綺麗なんかじゃないわ……。メアリの方がずっと、ずっと綺麗よ。
お母様もお父様もきっとそう言うはずだわ。」
「……は?」
「ひっ………ご、ごめんなさいっ。」
「どうして姉さんが謝るの。何か謝る事したの姉さん。」
突如として、天使の様な笑顔が一瞬で真顔になる。怖くて思わず小さな悲鳴が上がる。直ぐにメアリは先程の事が無かったかの様に笑みを浮かべる。
「姉さんはね、何にも考えなくても良いの。何も怖がらなくて良いの。
僕が姉さんの邪魔になるモノ全て潰してあげるから。」
「っ……。」
私は時折、妹が怖い。鏡越しに見る妹の笑みが私には悪魔の微笑みにい見える時がある。
「よし、準備完了!そろそろ行かないと船の時間に遅れちゃうよ。」
「そ、そうね。行きましょうか。」
私やメアリはまだ知らなかった。此処から先に待ち受けている恐怖や悲しみを。まだ何一つとして。
そのたびに私は、自分の事が嫌いになっていった。
私が自分の事が嫌いな理由はもう一つある。それが―――。
「姉さんの髪、今日も綺麗だねぇ。#単語彼岸花ルビリコリス#みたい。」
“妹”それが、もう一つの理由。
綺麗なブロンドの髪、サファイアみたいな瞳、両親と瓜二つのその姿。何時も妹と比べられてた。
悪魔の様な姉と天使の様な妹。両親の精神を破綻させるには十分だったことだろう。
「私は綺麗なんかじゃないわ……。メアリの方がずっと、ずっと綺麗よ。
お母様もお父様もきっとそう言うはずだわ。」
「……は?」
「ひっ………ご、ごめんなさいっ。」
「どうして姉さんが謝るの。何か謝る事したの姉さん。」
突如として、天使の様な笑顔が一瞬で真顔になる。怖くて思わず小さな悲鳴が上がる。直ぐにメアリは先程の事が無かったかの様に笑みを浮かべる。
「姉さんはね、何にも考えなくても良いの。何も怖がらなくて良いの。
僕が姉さんの邪魔になるモノ全て潰してあげるから。」
「っ……。」
私は時折、妹が怖い。鏡越しに見る妹の笑みが私には悪魔の微笑みにい見える時がある。
「よし、準備完了!そろそろ行かないと船の時間に遅れちゃうよ。」
「そ、そうね。行きましょうか。」
私やメアリはまだ知らなかった。此処から先に待ち受けている恐怖や悲しみを。まだ何一つとして。
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