60 / 292
episode 2
溢れる想い
しおりを挟む
……そうは言ったものの。
あんな噂を聞いてしまえば二人の距離を意識しないわけがない。
家に帰ってもずっと頭から離れなくて。
結局また1人でギクシャクしてしまい、柴垣くんは怪訝な顔で私の様子を見ている始末。
こんなことじゃダメだってわかっているのに。
こんなことを望んでいるわけではないのに。
どうしてこうなっちゃうんだろう…。
どうしてもいつもと違う心境に自分自身で嫌気がさすけれど、どうしても自分の心をコントロールできない。
もっと自然に柴垣くんと並んでいたい。
思えば思うほどギクシャクしてしまって、私は早々に営業に出た。
仕事をしていれば気は紛れるし、新作の発注もたくさん貰ったしで調子はいい。
今日はもう、ずっと外回りでいいのに…。
そう思うけれど帰社の為に乗ったバスは社前で停車した。
あんな噂を聞いてしまえば二人の距離を意識しないわけがない。
家に帰ってもずっと頭から離れなくて。
結局また1人でギクシャクしてしまい、柴垣くんは怪訝な顔で私の様子を見ている始末。
こんなことじゃダメだってわかっているのに。
こんなことを望んでいるわけではないのに。
どうしてこうなっちゃうんだろう…。
どうしてもいつもと違う心境に自分自身で嫌気がさすけれど、どうしても自分の心をコントロールできない。
もっと自然に柴垣くんと並んでいたい。
思えば思うほどギクシャクしてしまって、私は早々に営業に出た。
仕事をしていれば気は紛れるし、新作の発注もたくさん貰ったしで調子はいい。
今日はもう、ずっと外回りでいいのに…。
そう思うけれど帰社の為に乗ったバスは社前で停車した。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
363
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる