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物語を作ろう
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僕たちが戻って電車は直ぐに出発した。
帰り道僕は一体どんなストーリーにするのかという事を考えていた。
ただ途中でそれはせっかく迷い込めたこの世界を堪能しつつやろうという結論に至った。
まだ終点まで時間はあるらしいし、
その方が良いアイデアが浮かぶと思ったからだ。
せっかくネムという案内人が居るわけだし。
そんなわけでまず僕は創造の練習をした。
手のひらから自分の想像を組み立て具現化するイメージ。これがやっぱり難しい。
「何で創造の練習してるの?言っとくけどそれこの世界でしか使えないよ?」
ネムが聞いてくる。
「それは秘密さ」
「むっ、生意気言うね。さっきまではうじうじしてた癖に。」
「まぁ後のお楽しみってことで。」
その後もネムとの世間話を楽しみながらも構造の練習をする。
結構慣れてきて少しずつ片手間でも出来るようになってきた。
複雑な物はまだ作れないが。
集中力が切れかけてきたので一旦練習を中断した。
「ねぇ、探検しない?この電車の事色々教えてよ。さっき行った時はよく分からなくて。」
「良いよ。行こうか。」
列車内にはさっきも見た通り
やはりあまり珍しい物は無かった。
立ち入り禁止の部屋については禁則事項が多いらしく、
ほとんど教えてもらえなかった。
だが、その中で動力室だけは見せてもらえた。
「ここが動力室さ。」
そこは不思議な部屋だった。
いくつかの木製のモーターや歯車のようなものがある。
そこで黒い液体の塊のような手と足の生えている生物達がそれらを稼働させるため
わっせわっせと働いていた。
そういえばネムが最初出てきた時もこんな黒い液体だったような。
何匹かこちらに気づきペコリとお辞儀をして来た。かわいい。
「この子達は私の分裂体さ。もっとも一体一体が自我を確立しててもはや私とは完全に別の個体になったんだけどねぇ」
「なるほど」
それなら次から彼らの事はチビネムと呼ぼう。
「この労働力が私がここで寝食させてもらってる代わりに車掌ちゃんに差し出してる対価の1つってわけさ。」
そういえば車掌ちゃんとネムはどういう関係なのだろうか。
今の言葉を推測するに二人の関係にはビジネス的な一面もあるのだろうか?
二人の事もまだまだ僕は知らないんだな
と改めて思った。
「しばらく見ててもいいよ。あ、触っちゃダメだから」
実際に体験するアニメみたいな世界は本当にワクワクする。
それぞれの機械がどんな役割を果たしているのか推測してみよう。
そして次にチビネムを観察した。
不思議な生物だ。
「あっ、因みに私から分裂してない同種も外に何体かいるよ。黒液生物って言うんだけどね。もっと言うとさっきの草原にもいたよ。まぁ外にいるのは私と完全に別個体なんだけどね」
「ええ!?」
草原で感じた視線はそれかぁ。
次から次へと発見がある。
もはや警戒心はなくなり
僕はこの世界への興味を
ますます深めていったのだった。
※※※
探検を終え席に戻って物語を考えてから
数駅が過ぎた。
僕はネムに作るように言われていた物語を考えるため紙とペンを構造し、
必死に構想を練っていた。
「うーん、難しいなぁ」
車掌ちゃん曰くここでは
現実の世界とユメの世界の進む時間の速度を調整できるらしいのでお願いした。
立ち入り禁止の何処かの部屋で調整できるらしい。車掌ちゃんは
「特別だよー」
と言っていた。単なる顧客への親切なサービスなのか。
それとも僕の事を友達だと思ってやってくれた事なのか。
前者だと思うけど。
でも少しでも友達みたいに思ってくれていたら嬉しいなぁなんて思う。
車掌ちゃんもネムもすごくいい人たちだと思うから。
とはいえ時間があっても物語が出来るとは限らない。
僕は必死に考えた。
僕が考えていると
車掌ちゃんとシャーフが車両に入ってきた。シャーフは背中にコーヒーを乗せていた。
「差し入れのコーヒーです」
「メェ~」
のどが渇いていたからちょうどいいや。
「おっ、気が利いてるねぇ」
ネムが言う。
「ありがとう」
僕もお礼を言った。
久しぶり車掌ちゃんの敬語を聞いたので違和感。そういえば車掌としての仕事の時は言葉使いを変えてるんだっけ。
「冷めないうちにねー」
車掌ちゃんをみて
さっき聞こうと思った事を
思い出し聞いてみた。
「そういえば車掌ちゃんとネムってどういう関係なの?」
「んー?どんなねえ。まぁあえて言うならパートナーかな」
「へー、どうしてそういう関係になったの?」
返答の前に車掌ちゃんがネムを見た。
僕もつられてネムを見る。
すると彼女が珍しく顔を赤くして
ソッポを向いている。
どんな経緯があったのかは知らないが
ネムにとってはあまり知られたく
ない話なのかもしれないと思った。
もしかして昔の黒歴史的なやつとか。
すると
「もう、照れちゃってーかわいいなぁ、わしわしわし」
なんと車掌ちゃんはネムの頭を
わしわしとなでたのだった。
「もう、やめてよ」
ネムは恥ずかしそうに言った。
「ははは。ごめん、ごめん。ついねー」
「それで私たちの馴れ初めだっけ。あれはどのくらい前だったかなぁ。
深淵の深淵の世界で孤独なこの子と出会ったんだよー。
その時はこの子も可哀そうに一人で泣いていてねー。その後仲良くなった私たちはここで一緒に働いて助け合って生きてるって訳さ。家族みたいにねー」
「ちょ、ちょっと。なんてこと言うのさ。泣いてなんてないから」
ネムが必死に言う。
「へぇ。素敵な関係なんだね」
「その通りなんだなー。私とネムはとても厚い信頼関係で結ばれているのだ」
もっと詳しく聞こうとするとネムに遮られた。
「も、もういいでしょ。この話は。さぁ用が済んだら帰った。帰った」
「ごめんごめん。まぁいいじゃない。私は大事な思い出だって思ってるんだからさー」
ネムは車掌ちゃんを追い出しこっちを睨んで
「君もあまり変な事は聞かないようにね」
と言った。
「はい」
ちょっと怖かったので退散しよう。もう少し聞きたかったのは残念だけど
でも一人で泣いていた…か。意外だな。ネムにもそういう時期があったんだ。
***
実際のところネムの過去は車掌ちゃんが言うよりももう少し複雑である。
彼女は深淵の深淵の世界で生まれた。
そこはユメの世界の
さらに奥深くに存在する世界。
欲望、恐怖、怨みなど
人間の負の感情が人の夢を通して落ちてきて、それが深く混ざり合った
瘴気が立ち込めている世界だった。
多くの偶然が重なりその感情の
瘴気が黒液生物と
何らかの化学反応を起こした結果
ネムは生まれたのだった。
帰り道僕は一体どんなストーリーにするのかという事を考えていた。
ただ途中でそれはせっかく迷い込めたこの世界を堪能しつつやろうという結論に至った。
まだ終点まで時間はあるらしいし、
その方が良いアイデアが浮かぶと思ったからだ。
せっかくネムという案内人が居るわけだし。
そんなわけでまず僕は創造の練習をした。
手のひらから自分の想像を組み立て具現化するイメージ。これがやっぱり難しい。
「何で創造の練習してるの?言っとくけどそれこの世界でしか使えないよ?」
ネムが聞いてくる。
「それは秘密さ」
「むっ、生意気言うね。さっきまではうじうじしてた癖に。」
「まぁ後のお楽しみってことで。」
その後もネムとの世間話を楽しみながらも構造の練習をする。
結構慣れてきて少しずつ片手間でも出来るようになってきた。
複雑な物はまだ作れないが。
集中力が切れかけてきたので一旦練習を中断した。
「ねぇ、探検しない?この電車の事色々教えてよ。さっき行った時はよく分からなくて。」
「良いよ。行こうか。」
列車内にはさっきも見た通り
やはりあまり珍しい物は無かった。
立ち入り禁止の部屋については禁則事項が多いらしく、
ほとんど教えてもらえなかった。
だが、その中で動力室だけは見せてもらえた。
「ここが動力室さ。」
そこは不思議な部屋だった。
いくつかの木製のモーターや歯車のようなものがある。
そこで黒い液体の塊のような手と足の生えている生物達がそれらを稼働させるため
わっせわっせと働いていた。
そういえばネムが最初出てきた時もこんな黒い液体だったような。
何匹かこちらに気づきペコリとお辞儀をして来た。かわいい。
「この子達は私の分裂体さ。もっとも一体一体が自我を確立しててもはや私とは完全に別の個体になったんだけどねぇ」
「なるほど」
それなら次から彼らの事はチビネムと呼ぼう。
「この労働力が私がここで寝食させてもらってる代わりに車掌ちゃんに差し出してる対価の1つってわけさ。」
そういえば車掌ちゃんとネムはどういう関係なのだろうか。
今の言葉を推測するに二人の関係にはビジネス的な一面もあるのだろうか?
二人の事もまだまだ僕は知らないんだな
と改めて思った。
「しばらく見ててもいいよ。あ、触っちゃダメだから」
実際に体験するアニメみたいな世界は本当にワクワクする。
それぞれの機械がどんな役割を果たしているのか推測してみよう。
そして次にチビネムを観察した。
不思議な生物だ。
「あっ、因みに私から分裂してない同種も外に何体かいるよ。黒液生物って言うんだけどね。もっと言うとさっきの草原にもいたよ。まぁ外にいるのは私と完全に別個体なんだけどね」
「ええ!?」
草原で感じた視線はそれかぁ。
次から次へと発見がある。
もはや警戒心はなくなり
僕はこの世界への興味を
ますます深めていったのだった。
※※※
探検を終え席に戻って物語を考えてから
数駅が過ぎた。
僕はネムに作るように言われていた物語を考えるため紙とペンを構造し、
必死に構想を練っていた。
「うーん、難しいなぁ」
車掌ちゃん曰くここでは
現実の世界とユメの世界の進む時間の速度を調整できるらしいのでお願いした。
立ち入り禁止の何処かの部屋で調整できるらしい。車掌ちゃんは
「特別だよー」
と言っていた。単なる顧客への親切なサービスなのか。
それとも僕の事を友達だと思ってやってくれた事なのか。
前者だと思うけど。
でも少しでも友達みたいに思ってくれていたら嬉しいなぁなんて思う。
車掌ちゃんもネムもすごくいい人たちだと思うから。
とはいえ時間があっても物語が出来るとは限らない。
僕は必死に考えた。
僕が考えていると
車掌ちゃんとシャーフが車両に入ってきた。シャーフは背中にコーヒーを乗せていた。
「差し入れのコーヒーです」
「メェ~」
のどが渇いていたからちょうどいいや。
「おっ、気が利いてるねぇ」
ネムが言う。
「ありがとう」
僕もお礼を言った。
久しぶり車掌ちゃんの敬語を聞いたので違和感。そういえば車掌としての仕事の時は言葉使いを変えてるんだっけ。
「冷めないうちにねー」
車掌ちゃんをみて
さっき聞こうと思った事を
思い出し聞いてみた。
「そういえば車掌ちゃんとネムってどういう関係なの?」
「んー?どんなねえ。まぁあえて言うならパートナーかな」
「へー、どうしてそういう関係になったの?」
返答の前に車掌ちゃんがネムを見た。
僕もつられてネムを見る。
すると彼女が珍しく顔を赤くして
ソッポを向いている。
どんな経緯があったのかは知らないが
ネムにとってはあまり知られたく
ない話なのかもしれないと思った。
もしかして昔の黒歴史的なやつとか。
すると
「もう、照れちゃってーかわいいなぁ、わしわしわし」
なんと車掌ちゃんはネムの頭を
わしわしとなでたのだった。
「もう、やめてよ」
ネムは恥ずかしそうに言った。
「ははは。ごめん、ごめん。ついねー」
「それで私たちの馴れ初めだっけ。あれはどのくらい前だったかなぁ。
深淵の深淵の世界で孤独なこの子と出会ったんだよー。
その時はこの子も可哀そうに一人で泣いていてねー。その後仲良くなった私たちはここで一緒に働いて助け合って生きてるって訳さ。家族みたいにねー」
「ちょ、ちょっと。なんてこと言うのさ。泣いてなんてないから」
ネムが必死に言う。
「へぇ。素敵な関係なんだね」
「その通りなんだなー。私とネムはとても厚い信頼関係で結ばれているのだ」
もっと詳しく聞こうとするとネムに遮られた。
「も、もういいでしょ。この話は。さぁ用が済んだら帰った。帰った」
「ごめんごめん。まぁいいじゃない。私は大事な思い出だって思ってるんだからさー」
ネムは車掌ちゃんを追い出しこっちを睨んで
「君もあまり変な事は聞かないようにね」
と言った。
「はい」
ちょっと怖かったので退散しよう。もう少し聞きたかったのは残念だけど
でも一人で泣いていた…か。意外だな。ネムにもそういう時期があったんだ。
***
実際のところネムの過去は車掌ちゃんが言うよりももう少し複雑である。
彼女は深淵の深淵の世界で生まれた。
そこはユメの世界の
さらに奥深くに存在する世界。
欲望、恐怖、怨みなど
人間の負の感情が人の夢を通して落ちてきて、それが深く混ざり合った
瘴気が立ち込めている世界だった。
多くの偶然が重なりその感情の
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何らかの化学反応を起こした結果
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