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集団転移
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真っ白な世界で目が覚める。
三度目ともなればある程度慣れたものだ。
特に戸惑うこともなく、椅子に座ってデスク上のディスプレイに目を向ける。
■所持ポイント…0
■所持スキル……なし
わかっていたことだが……改めて状況を確認して、改めて肩を落とす。
昨日は、なんとなくのノリで彼女に全財産をベットしてしまったが、これでは次の転生者が来たときにどうすれば良いものか……
なにか、この状況でもスキルを手に入れる方法がないものか。そんな願望が脳裏をよぎった瞬間、世界が俺の問いに答えるように、パネル上に新たな文字が表示された。
■転生神自身の、元の世界での財産を担保に、ポイントを借りることが可能です。
■現在のレート:1ポイント=¥12,000
なるほど……そんな救済措置があったとは。
いや、これは本当に救済措置なのか?
スキルを購入するには、最低でも10ポイントが必要になる。
健康という、無双には足りないスキルですら、60×1万2千で、72万円。
それ以上のスキルを買おうと思ったら、100ポイントとかは普通に必要になることを考えたら……
ちなみに、売却時は22ポイントだった『剣聖』スキルを買い戻そうと思ったら220ポイントが必要になる。
金額換算は、怖くて計算したくない。
これでは救済というよりも、破滅への片道切符に近いのかもしれない。
■転移者【綿奈部高校野球部御一行】が到着しました!
■強制召還のため、転移は確定しています。
■彼ら彼女らに、それぞれ相応しいスキルを選定してください!
なん……だと……!?
いつだって、最悪を想定すると、必ずそれ以上のことが発生する。
椅子から立ち上がって確認すると、だだっ広い空間に、20名以上の男子が現れていた。
彼らは突然のことに困惑して「ここはどこだ」とか「なにがおきた」とか、彼ら同士で騒ぎ出す。
スキルを選定してくれと言われても、そもそも手持ちが枯れているのだから。
しかも今回は、転生しないという選択肢は最初から存在しない。
となれば何らかのスキルを彼らに与え、納得の上で転生……いや、今回の場合は転移してもらう必要がある。
なんでよりによって、手持ちが厳しい時に限って大口のお客様が来るのか……
神がいるなら文句を言いたい気持ちになって……そういえば神は俺だったと思いなおす。
そんな現実逃避を交えながらショップを上から眺めていると、一つの項目が目に入った。
【スキルショップ(購入)】
……
・ランダムスキル×30…400ポイント
……
……これだ。
いや、言いたいことはわかる。
400ポイント。つまり、円換算だと480万円になる。
そんなバカげた大金が手元にあるほど、ブルジョアジーしてるわけじゃない。
足りない分はどうなるのか。と思い浮かべると、答えはすぐに、画面を通じて示される。
■期日までに現金を用意できない場合、現物を換金して自動的に支払われます。
■現物を換金しても不足する場合、転生神の魂から返済されます。
さらっと恐ろしい答えが返ってきた。
とりあえず、銀行預金をかき集めれば、100万ぐらいは出せそうだ。
現物換金というのがどの程度なのかは知らないが……保険を解約して家にある家具をすべて売ったとしても、残り380万をカバーできるとは思えない。
つまり、実質的にこのスキルを買うことは、俺自身の魂を賭けに出すことと同じ意味になる。
しかも分の悪い勝負だ。一人目の転生者に与えた『魔術の天才』というスキルがどれぐらいの価値だったのかは、今となってはわからないが、彼は最終的に4ポイントと二つのスキルだけを残した。
価値としては、とんとんぐらいだろう。そしてそれでは十分じゃない。
なぜなら、おそらくすべてのスキルは、売却額よりも購入額の方が高いから。
与えたのと同じ価値が返ってきただけでは、次の転生者に与えることはできても、借金の返済には間に合わないのだ。
もしこの状況が、転生予定者を相手にしているんだったら、転生を諦めてもらうことも考えていただろう。
そもそも転生者は、現世で死んだ人たちのセカンドチャンスでしかない。
だけど今、この空間に集まった転移予定者達は事情が違う。
今後の予定や将来の夢を楽しげに語る彼らは、世界の都合でその未来を奪われた。
俺に責任があるかと聞かれたら、そんなことはない。
だけど俺がここで彼らを見放したりしたら、おそらく彼らは転移先の世界で苦しむことになる。
【異世界に召喚されたけど誰もスキルを貰えなかった件】
いくら多様性に富んだなろう小説だったとしても、そんな状況から逆転できるとは……
いやどうなんだろう。なろう系ならいけるのかもしれない。
……だけど現実は、そんなご都合主義ばかりじゃない。
社会で生き抜くには、最低限必要なスキルというのがある。
葛藤で心の中がぐちゃぐちゃになりながら、俺は決意を込めて『ランダムスキル×30』を購入して、椅子から立ち上がり彼らの元へと向かった。
「初めまして。私は神です」
自分で言っても馬鹿らしくなる挨拶だが、事実なのだから仕方がない。
野球部の少年たちは、話すのを止めて俺の姿をまじまじと観察している。
こんな純真な少年たちの未来を奪う罪悪感から目を逸らしながら、俺は胸を張って言葉を続ける。
「突然ですが皆様は、異世界に召喚されることになりました」
俺の言葉を聞いて、周りから「キャプテン」と呼ばれている少年が手を上げながら口を開いた。
「そんなこと、急に言われても困ります! 学校に帰らせてください!」
「残念ながら、それは出来ません。元の世界に戻る方法は……」
■転生者/転移者は、条件のいずれかを達成することにより、元の世界に帰還することができます。
・条件1:世界崩壊級のエネルギーを使用して逆転生/逆転移の魔術を行使する
・条件2:【総合評価:★★★★★】を達成する
・条件3:世界渡航系のスキルを使用する
「……無いことも無いですが、簡単ではないですし、今すぐには出来ません」
俺が疑問に思ったことはすぐに情報として補足されたが、結論は変わらない。
俺がはっきりと「できない」と伝えると、彼はしぶしぶ手を下げた。
部員たちに動揺が広がっていく。そりゃそうだ。
ある日突然「お前は今から異世界に行ってもらう」なんて言われたら、誰だって困惑するだろう。
俺はそんな彼らが絶望しないよう、出来るだけ明るい調子で説明を続けることにした。
「さて! じゃあ異世界に行くしかないと分かったところで、みんなには特別にスキルを一つずつプレゼントします!」
特別というのは誇張ではない。
なにせ、今から配るランダムスキルには、一つ一つに神である俺の魂が賭けられているのだから。
俺は野球部員一人一人にランダムスキルを開封せずに譲渡する。
彼らは不安と期待が混じった顔でスキルを受け取る。その場で開封する子もいれば、大切そうにギュッと握りしめるだけの子もいる。
全員にスキルを配り終えると、異世界への転移が開始される。
少年たちの足元が激しく明滅し……数秒後には、俺はまた独りこの空間に残された。
【野球部員A~Z】
・神聖教会の召喚に応じて26名の野球部員が異世界転移した。
・野球部員A~Cは生産系スキル保持者として工房に勤務することになった。
・野球部員D~Rは戦闘系スキル保持者として冒険者になった。
・野球部員S~Xは優秀なスキルの保持者として教会直属の騎士に任命された。
・野球部員Y、野球部員Zはそれぞれ国から勇者に任命された。
どうやら全員、無事に異世界に転移できたようだ。
記録を見ると、とくにそのうちの二人はアタリを引いたのだろう。
願わくば、彼らの今後に幸があらんことを……
そしてどうか、俺の借金を何とかしてくれることを祈って、俺は椅子に座りなおしてため息をついた。
三度目ともなればある程度慣れたものだ。
特に戸惑うこともなく、椅子に座ってデスク上のディスプレイに目を向ける。
■所持ポイント…0
■所持スキル……なし
わかっていたことだが……改めて状況を確認して、改めて肩を落とす。
昨日は、なんとなくのノリで彼女に全財産をベットしてしまったが、これでは次の転生者が来たときにどうすれば良いものか……
なにか、この状況でもスキルを手に入れる方法がないものか。そんな願望が脳裏をよぎった瞬間、世界が俺の問いに答えるように、パネル上に新たな文字が表示された。
■転生神自身の、元の世界での財産を担保に、ポイントを借りることが可能です。
■現在のレート:1ポイント=¥12,000
なるほど……そんな救済措置があったとは。
いや、これは本当に救済措置なのか?
スキルを購入するには、最低でも10ポイントが必要になる。
健康という、無双には足りないスキルですら、60×1万2千で、72万円。
それ以上のスキルを買おうと思ったら、100ポイントとかは普通に必要になることを考えたら……
ちなみに、売却時は22ポイントだった『剣聖』スキルを買い戻そうと思ったら220ポイントが必要になる。
金額換算は、怖くて計算したくない。
これでは救済というよりも、破滅への片道切符に近いのかもしれない。
■転移者【綿奈部高校野球部御一行】が到着しました!
■強制召還のため、転移は確定しています。
■彼ら彼女らに、それぞれ相応しいスキルを選定してください!
なん……だと……!?
いつだって、最悪を想定すると、必ずそれ以上のことが発生する。
椅子から立ち上がって確認すると、だだっ広い空間に、20名以上の男子が現れていた。
彼らは突然のことに困惑して「ここはどこだ」とか「なにがおきた」とか、彼ら同士で騒ぎ出す。
スキルを選定してくれと言われても、そもそも手持ちが枯れているのだから。
しかも今回は、転生しないという選択肢は最初から存在しない。
となれば何らかのスキルを彼らに与え、納得の上で転生……いや、今回の場合は転移してもらう必要がある。
なんでよりによって、手持ちが厳しい時に限って大口のお客様が来るのか……
神がいるなら文句を言いたい気持ちになって……そういえば神は俺だったと思いなおす。
そんな現実逃避を交えながらショップを上から眺めていると、一つの項目が目に入った。
【スキルショップ(購入)】
……
・ランダムスキル×30…400ポイント
……
……これだ。
いや、言いたいことはわかる。
400ポイント。つまり、円換算だと480万円になる。
そんなバカげた大金が手元にあるほど、ブルジョアジーしてるわけじゃない。
足りない分はどうなるのか。と思い浮かべると、答えはすぐに、画面を通じて示される。
■期日までに現金を用意できない場合、現物を換金して自動的に支払われます。
■現物を換金しても不足する場合、転生神の魂から返済されます。
さらっと恐ろしい答えが返ってきた。
とりあえず、銀行預金をかき集めれば、100万ぐらいは出せそうだ。
現物換金というのがどの程度なのかは知らないが……保険を解約して家にある家具をすべて売ったとしても、残り380万をカバーできるとは思えない。
つまり、実質的にこのスキルを買うことは、俺自身の魂を賭けに出すことと同じ意味になる。
しかも分の悪い勝負だ。一人目の転生者に与えた『魔術の天才』というスキルがどれぐらいの価値だったのかは、今となってはわからないが、彼は最終的に4ポイントと二つのスキルだけを残した。
価値としては、とんとんぐらいだろう。そしてそれでは十分じゃない。
なぜなら、おそらくすべてのスキルは、売却額よりも購入額の方が高いから。
与えたのと同じ価値が返ってきただけでは、次の転生者に与えることはできても、借金の返済には間に合わないのだ。
もしこの状況が、転生予定者を相手にしているんだったら、転生を諦めてもらうことも考えていただろう。
そもそも転生者は、現世で死んだ人たちのセカンドチャンスでしかない。
だけど今、この空間に集まった転移予定者達は事情が違う。
今後の予定や将来の夢を楽しげに語る彼らは、世界の都合でその未来を奪われた。
俺に責任があるかと聞かれたら、そんなことはない。
だけど俺がここで彼らを見放したりしたら、おそらく彼らは転移先の世界で苦しむことになる。
【異世界に召喚されたけど誰もスキルを貰えなかった件】
いくら多様性に富んだなろう小説だったとしても、そんな状況から逆転できるとは……
いやどうなんだろう。なろう系ならいけるのかもしれない。
……だけど現実は、そんなご都合主義ばかりじゃない。
社会で生き抜くには、最低限必要なスキルというのがある。
葛藤で心の中がぐちゃぐちゃになりながら、俺は決意を込めて『ランダムスキル×30』を購入して、椅子から立ち上がり彼らの元へと向かった。
「初めまして。私は神です」
自分で言っても馬鹿らしくなる挨拶だが、事実なのだから仕方がない。
野球部の少年たちは、話すのを止めて俺の姿をまじまじと観察している。
こんな純真な少年たちの未来を奪う罪悪感から目を逸らしながら、俺は胸を張って言葉を続ける。
「突然ですが皆様は、異世界に召喚されることになりました」
俺の言葉を聞いて、周りから「キャプテン」と呼ばれている少年が手を上げながら口を開いた。
「そんなこと、急に言われても困ります! 学校に帰らせてください!」
「残念ながら、それは出来ません。元の世界に戻る方法は……」
■転生者/転移者は、条件のいずれかを達成することにより、元の世界に帰還することができます。
・条件1:世界崩壊級のエネルギーを使用して逆転生/逆転移の魔術を行使する
・条件2:【総合評価:★★★★★】を達成する
・条件3:世界渡航系のスキルを使用する
「……無いことも無いですが、簡単ではないですし、今すぐには出来ません」
俺が疑問に思ったことはすぐに情報として補足されたが、結論は変わらない。
俺がはっきりと「できない」と伝えると、彼はしぶしぶ手を下げた。
部員たちに動揺が広がっていく。そりゃそうだ。
ある日突然「お前は今から異世界に行ってもらう」なんて言われたら、誰だって困惑するだろう。
俺はそんな彼らが絶望しないよう、出来るだけ明るい調子で説明を続けることにした。
「さて! じゃあ異世界に行くしかないと分かったところで、みんなには特別にスキルを一つずつプレゼントします!」
特別というのは誇張ではない。
なにせ、今から配るランダムスキルには、一つ一つに神である俺の魂が賭けられているのだから。
俺は野球部員一人一人にランダムスキルを開封せずに譲渡する。
彼らは不安と期待が混じった顔でスキルを受け取る。その場で開封する子もいれば、大切そうにギュッと握りしめるだけの子もいる。
全員にスキルを配り終えると、異世界への転移が開始される。
少年たちの足元が激しく明滅し……数秒後には、俺はまた独りこの空間に残された。
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・神聖教会の召喚に応じて26名の野球部員が異世界転移した。
・野球部員A~Cは生産系スキル保持者として工房に勤務することになった。
・野球部員D~Rは戦闘系スキル保持者として冒険者になった。
・野球部員S~Xは優秀なスキルの保持者として教会直属の騎士に任命された。
・野球部員Y、野球部員Zはそれぞれ国から勇者に任命された。
どうやら全員、無事に異世界に転移できたようだ。
記録を見ると、とくにそのうちの二人はアタリを引いたのだろう。
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