2 / 8
それは、初めて赤らんだ楓の音
桃色とテディベア
しおりを挟む
「………きろ」
また聴こえてくる声。頭の中いっぱいに鳴り響くポップな電子音。
嫌いじゃないけど少しうるさすぎやしないだろうか………
「おい楓音起きろってば!!!キレんぞ!!!」
「あひゃいっっっ!?…………ごふっっっ」
後頭部に固く冷たい感触。
ボヤけた視界に桃色の世界。今日も可愛いテディベア。
「おー。。。今日も可愛いねぇテディベア。。。」
「なに寝ぼけた事言ってんださっさと降りてこい。アラーム消しとくぞ」
「おー。。。愛しき妹よ。。。もうすこし優しく起こしてくれてもバチは当たらんと思うんよ。。。」
「起こしたっつーの」
わたしにそっくりの顔をした少女は、真っ赤に染まった短い毛をサラッと揺らして去っていく
「はーーー。。。今日も一日が始まってしまったーーー。。。」
また聴こえてくる声。頭の中いっぱいに鳴り響くポップな電子音。
嫌いじゃないけど少しうるさすぎやしないだろうか………
「おい楓音起きろってば!!!キレんぞ!!!」
「あひゃいっっっ!?…………ごふっっっ」
後頭部に固く冷たい感触。
ボヤけた視界に桃色の世界。今日も可愛いテディベア。
「おー。。。今日も可愛いねぇテディベア。。。」
「なに寝ぼけた事言ってんださっさと降りてこい。アラーム消しとくぞ」
「おー。。。愛しき妹よ。。。もうすこし優しく起こしてくれてもバチは当たらんと思うんよ。。。」
「起こしたっつーの」
わたしにそっくりの顔をした少女は、真っ赤に染まった短い毛をサラッと揺らして去っていく
「はーーー。。。今日も一日が始まってしまったーーー。。。」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる