ガチャから始まる錬金ライフ

盾乃あに

文字の大きさ
40 / 170

帰ってきたら

しおりを挟む

「錬金もやっとかないとな」
 低級ポーションを200本、中級を50本と上級を50本作り、初めてスキルボールを作ってみる。
 蟠桃とスキルの種と新聖水。
 新聖水は聖水をもう一度錬金すればできたからそれで作る。
 60階層で得たナイトと弓師のスキルボールを作る。
 できたスキルボールは他と少し違って虹色だな。
・騎士のスキルボール(若返り5歳)
・弓師のスキルボール(若返り5歳)
 『鑑定』で見てみると副作用が書いてあったがこれはどうしようかな。
 まぁ、これもオークションだな!

 久しぶりに『プライド』に行くと如月が待っていた。
「お帰りなさいませ、今回は長かったですね?」
「おう、それなりにいいものが手に入ったよ」
「それは良かった!ではこちらに」
 といつものカウンターに座るとポーションをゴッソリ出していく。
「悪かったな、でも作って来たから」
「いえいえ、作ってもらえて嬉しいですから」
「低級が200、中級が50、上級が50あるから確かめてくれ」
「はい!それでは」
 と喜んでいる様でニマニマしながらポーションを分けている。

「あ、あとTSポーションと視力ポーションはありますか?」
「ん?あるぞ、幾つ欲しいんだ?」
「TSポーションが10本と視力ポーションが20本ですね」
「あったかな?」
 マジックバッグを漁ってなんとかあったな。
「ありがとうございます!予約されていく方が多くて」
「そうなのか?まぁ、コンプレックスはあるだろうな」
「そうですね、私も視力ポーションは有り難かったですから」
 そういえばそうだったな。

「それから、オークションをまたお願いしたいんだが?」
「それは…またスキルボールですか?」
 俺は内容を如月に伝える。

「…今回は冒険者がこぞって集まりそうなラインナップですね。しかも目玉は『鑑定』!これはアメリカがとりに来るでしょうね!」
 やはりアメリカがくるよな。

「やっぱり?出さないほうがいいかな?」
「いえ、出してしまいましょう!私のところでは売れないですから」
 『プライド』で売るのも危ないからな。
「そうか、分かった!」
「しかも5歳若返るスキルボールも目玉ですね」
「な!作ったらそうなったからビックリだよ」
「えぇ!!作ったんですか?!スキルボールを!?」
「まぁな!」
「さ、さすがですね」
「スキルの元が必要だし、他の素材も貴重だからいっぱいは作れないけどな」
「沢山作ったらやばいですからね?」
「だな、気をつけるよ」
 如月に任せて店を後にする。

 昼間の道を散歩がてらスーパーに向かい、食材をがっつり買ってから家に帰る。

 道の真ん中に女性?!
「…アーシャ?」
「ヤト、貴方のせいでクビになったわ!」
「俺のせいかよ!」
「貴方のせいでしょ!せっかくの錬金術のスキルボールも手に入らないし!」
「それは国の問題だろ!」
 アーシャをよくみると傷だらけだ。
「逃げて来たのか?」
「…そうよ、追われてどうしようもなくなった。最後に貴方に文句が言いたかったの!」
 そう言うアーシャは涙を浮かべ、
「それだけよ!じゃーね」
「はぁ、上がっていけよ!俺の前で死ぬとか言うなよな!」
 しょうがないから無理やり手を持って部屋に入って、ポーションを飲ませてからシャワーを浴びさせる。
「そこに着替えは置いてあるからな!男物だから我慢しろよ?」
 と言って俺は何をやってんだろ?とビールを開ける。

「あ、上がったわよ」
「そうか、ブフッ!!着替え置いてあっただろ!」
 タオルを一枚巻いて出て来たアーシャに着替えるように言う。
「私を連れ込んだのはこう言うことじゃないの?」
「違うだろ!いいから着てこい!」
 と背中を押して着替えさせる。

「どう言うつもりなの?」
 着替えて座っているアーシャが聞いてくる。
「あのな、死にに行きますってやつをほっとけるわけないだろ!いいから飲め!」
「…わからないわ」
 と言いながらビールを開けて飲み干すアーシャ。

「飲めるね?まだ飲むか?」
「こんなの水と一緒よ!」
 とやけ酒だな。
 しょうがないからつまみを作り、ビールを飲む。

 酔って腹も膨れて安心したのか寝息を立てるアーシャに毛布をかけてやる。

 こんなことになるなんてな。

 さぁ、アーシャはどうしようかな?
 とりあえずはここに匿ったが、それからだよなぁ。

 TSポーションも嫌だろうし、目立つ見た目なんだよなぁ。
 ハイドコートでも着せるかな?
 ネット通販で素材を買ってとりあえずハイドコートを作る。
 まぁ、これでバレないとして。
 
「とりあえず外にいるなぁ。どうしたもんかな」
 
 そうだな、ハイドコートを着て倒していくか!

 俺はハイドコートを着て周りにいる追手を倒して身包み剥いでいく。
 パンツは残してやる。
 全員片付けたので部屋に戻る。

「…どこに行ってた?」
「ん?追手は全員片付けたぞ?」
「は?レベルはこれまでより高いわよ?」
「それはまぁ、いいだろ?身包み剥いだからどうしようもないと思うけどな」
 とドサドサと防弾着や銃など沢山ある。
「通信機もとったから、あとはどうにでも生きていけるだろ?」
「…ヤトのパーティーに入れてくれないか?」
「なんで?」
「そこが1番安全そうだからな」
「…みんなに聞いてからな」
「ちなみに私は『スナイパー』だ」
 弓師の上位職か。

「ならどこでもやっていけるだろ?」
「いや、私がヤトのパーティーに入りたいんだ」
 真剣な目で話すなぁ。
「分かったが、他のメンバーに聞いてからな?」
「ありがとう」
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

俺だけLVアップするスキルガチャで、まったりダンジョン探索者生活も余裕です ~ガチャ引き楽しくてやめられねぇ~

シンギョウ ガク
ファンタジー
仕事中、寝落ちした明日見碧(あすみ あおい)は、目覚めたら暗い洞窟にいた。 目の前には蛍光ピンクのガチャマシーン(足つき)。 『初心者優遇10連ガチャ開催中』とか『SSRレアスキル確定』の誘惑に負け、金色のコインを投入してしまう。 カプセルを開けると『鑑定』、『ファイア』、『剣術向上』といったスキルが得られ、次々にステータスが向上していく。 ガチャスキルの力に魅了された俺は魔物を倒して『金色コイン』を手に入れて、ガチャ引きまくってたらいつのまにか強くなっていた。 ボスを討伐し、初めてのダンジョンの外に出た俺は、相棒のガチャと途中で助けた異世界人アスターシアとともに、異世界人ヴェルデ・アヴニールとして、生き延びるための自由気ままな異世界の旅がここからはじまった。

レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~

喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。 おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。 ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。 落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。 機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。 覚悟を決めてボスに挑む無二。 通販能力でからくも勝利する。 そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。 アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。 霧のモンスターには掃除機が大活躍。 異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。 カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。

神々のダンジョン~チートスキル【アイテムボックス】と【鑑定】でアラフォーおっさんは成り上がる~

葵はるか
ファンタジー
「少子化で、八百万の神々の力が衰えるどころか滅亡しそうです! ですので、氷河期世代を救います!」  国会に突如、降臨した絶世の美少女である天照大御神は、氷河期世代を救うために日本中に日本人専用のダンジョンを作りだすことを宣言するのであった。  会社に一方的にクビにされた佐藤和也も、日本中に発生したダンジョンへ生活の糧を得るために潜ることになったのであった。

なんとなく歩いてたらダンジョンらしき場所に居た俺の話

TB
ファンタジー
岩崎理(いわさきおさむ)40歳バツ2派遣社員。とっても巻き込まれ体質な主人公のチーレムストーリーです。

【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?

嘉神かろ
ファンタジー
【Hotランキング3位】  ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。  見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。  大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!  神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。 「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」

【完結】不遇スキル『動物親和EX』で手に入れたのは、最強もふもふ聖霊獣とのほっこり異世界スローライフでした

旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
ブラック企業で過労死した俺が異世界エルドラで授かったのは『動物親和EX』という一見地味なスキルだった。 日銭を稼ぐので精一杯の不遇な日々を送っていたある日、森で傷ついた謎の白い生き物「フェン」と出会う。 フェンは言葉を話し、実は強力な力を持つ聖霊獣だったのだ! フェンの驚異的な素材発見能力や戦闘補助のおかげで、俺の生活は一変。 美味しいものを食べ、新しい家に住み、絆を深めていく二人。 しかし、フェンの力を悪用しようとする者たちも現れる。フェンを守り、より深い絆を結ぶため、二人は聖霊獣との正式な『契約の儀式』を行うことができるという「守り人の一族」を探す旅に出る。 最強もふもふとの心温まる異世界冒険譚、ここに開幕!

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~

ある中管理職
ファンタジー
 勤続10年目10度目のレベルアップ。  人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。  すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。  なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。  チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。  探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。  万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

異世界だろうがソロキャンだろう!? one more camp!

ちゃりネコ
ファンタジー
ソロキャン命。そして異世界で手に入れた能力は…Awazonで買い物!? 夢の大学でキャンパスライフを送るはずだった主人公、四万十 葦拿。 しかし、運悪く世界的感染症によって殆ど大学に通えず、彼女にまでフラれて鬱屈とした日々を過ごす毎日。 うまくいかないプライベートによって押し潰されそうになっていた彼を救ったのはキャンプだった。 次第にキャンプ沼へのめり込んでいった彼は、全国のキャンプ場を制覇する程のヘビーユーザーとなり、着実に経験を積み重ねていく。 そして、知らん内に異世界にすっ飛ばされたが、どっぷりハマっていたアウトドア経験を駆使して、なんだかんだ未知のフィールドを楽しむようになっていく。 遭難をソロキャンと言い張る男、四万十 葦拿の異世界キャンプ物語。 別に要らんけど異世界なんでスマホからネットショッピングする能力をゲット。 Awazonの商品は3億5371万品目以上もあるんだって! すごいよね。 ――――――――― 以前公開していた小説のセルフリメイクです。 アルファポリス様で掲載していたのは同名のリメイク前の作品となります。 基本的には同じですが、リメイクするにあたって展開をかなり変えているので御注意を。 1話2000~3000文字で毎日更新してます。

処理中です...