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そして二人は…
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げっそり疲れてお嬢ちゃんが捕らえられている牢獄から一歩出た。
扉が閉ざされ、ほっと一息ついた瞬間、石牢の廊下で立っていた皇子が真っ青な顔色で私の前に立った。軽くホラーだ。ヤメレ。いや。真っ青にもなるわな。二番目て。
結局あの娘は、皇子を愛しているとは言わなかった。
ああ、それでいい。
「…ローズ、お前、浮気していたのか!」
…ヲィ。思わず二、三オクターブ低い音で口走りそうになった。
「私のローズを君やあの娘と一緒にしないでもらえるかな。ローズは君との婚約があるからと、私の申し出をずっと断り続けていたのだからね」
「だが!」
隣国に留学していた私は、魔法学院でユーリに出会った。
コスっちゃう位の私の推しキャラであるユリたんの姿に私は萌えた。いや、微妙陰鬱な残念美形。しかもミソネさまビジュアルとか、萌えるしかない。仕方ないのだ。
ユーリが隠しキャラで、隣国王子なのは判っていたが、出会うとは思わなかったというのが実は本音だ。
ユーリは私がローザリア公爵家領地でちょっくらやっていたNAISEIや、小金稼ぎの商品開発に興味津々、私の事を調べていたらしい。
隣国の政治に口を出す気はなかったが、いや、ほら。ブンガクやる人間は、文学で精神の革命を目指すべきだと、私の好きだった作家が言っていた。気がする。政治に口を出すくらいなら、地下に潜って爆弾作れと。…あれ、なんかヤバいヒトだな。
…とにかく、ユーリの台所領のNAISEIにちょっとばかり手を貸すと、あとはずるずるで…結局早い話が私がはっちゃけた。
流石に自国ではっちゃけるのは不味いとかけていた心のブレーキが、隣国という広々とした青空の下、アクセルフルスロットになってしまったのだ。やるだけやって、ケツ持ちするのはユーリなわけで。ストレスフリー。反省も後悔もしていない。
私のはっちゃけに引きずられたユーリは、何故か私をいたく気に入り、父君である国王と一緒に私を皇国から貰っちゃえとばかりに猛プッシュをかけてきた。
勿論、私は断罪されたならば国外追放もコミコミ、最悪処刑なワケで、その辺りを丁寧に説明すると、じゃあ、もう婚約解消からの隣国に友好の証で嫁入りが、両国に傷つかないんじゃないかという流れになり、その辺りは両国陛下の話し合いの元、内密に進められることになった。
両国の友好の証だからと、さぼり気味だった皇国流の王妃教育を施されることになったのは、心の底から誤算だったが。そのため、折角留学していたのに、帰る羽目になった。そして、みっちりがっつり王妃教育の時間がやってきた。
ユーリが私の頬を撫でる。少しだけ落ち着いて、私は肩をすくめてみせた。
「口を閉じていた方がよろしいですよ、イヴァン皇子。折角、聖女を騙ったあの娘――が、貴方を騙していたと証言してくれたのですから」
「ど、どういう意味だ」
私は衛兵の先導に従って歩き出した。すぐ後ろにユーリが、その後に皇子が続く。
「聴いていらしたでしょう?、あの娘は、貴方を騙して私を陥れ、ユリウス殿下が現れたら篭絡し、貴方やベルナルド以下高位貴族の子息を、隣国に連れていく計画を立てていたのよ?」
「…っ、ティナは…」
そうじゃない、何かの間違いだとまだ呟いている皇子を無視し続け、牢屋棟から陽射しの元に出た私は、深い息を吐いた。
「よろしいですか、イヴァン皇子。あの証言で、貴方のお命は守られます。ですから、これ以上、口を開かないで、くださいませ」
「……どういう意味だ」
いぶかしげな声に、ユーリが小声で私に問いかける。
「…ローズ、彼は、本当にわからないのか?」
「…………」
「ローズ!」
責めるような声音に私は深く深く息を吐いた。面倒くさい。言いたくない。本当に俺様ちゃんってウザいよなー。いや、好きになったらアホ可愛いのかもしれないが、好きじゃない人間からしてみれば、ただの高圧的なヤな奴だ。だからほんわか仔犬に乗っかられて鳴かされてしまえと言うのだ。いつもは高圧的でオレサマなのに、ほんわかワンコにたじたじメロメロ。
…よし。少しだけほっこりした。ここで済ませた方が良いのは判っている。今なら、誰にも…まぁユーリは居るけれども、誰にも聞かれずに済む。
多分、影の皆さんも、聞かないフリをしてくれる。…と思いたい。
「…いいですか、皇子。貴方が私に対して何か言えるとしたら、それは貴方が私を池に突き落とした時の謝罪のみです」
「お前はまだそんな古い話をぐずぐず言って居るのか。そんな子供の頃の悪戯をいつまでもネチネチと。そんな風だから…」
何やら失言が飛び出しそうな気配がしたので、私は少しだけ、声を低くした。
「私は、幼い頃、貴方に、殺される、ところでした。池に、突き落とされて。今度は、事実も、証拠も、何もない、捏造された、偽聖女を虐めた、という罪で、処刑される、ところでした」
区切りに区切って、ネチネチと私は口にした。
「だから、詫びにお前と婚約しただろう!」
バカが。馬鹿が馬鹿が愚か者が。黙れ黙れ黙れ。
「私は、貴方が、正妃腹の第二皇子だから、ローザリアの後ろ盾がなければ、殺されそうだったから、陛下に頼まれて、無理矢理、婚約させられました。陛下にご確認なさいませ」
「…っ」
「いいですか、私は、ジャスミン様がいなければ、シオン様に暴力を振るわれ、アイリスさまがいなければ、ディーンさまに魔術で攻撃され、聖女カトレアがいなければ、社交界の醜聞に塗れました。貴方は、貴方がたは、私の友人に深く感謝しなければなりません。貴方がたが口にできるのは、私への謝罪と、私の、優秀な友人たちへの、感謝のみです」
「それは…っっ」
「そうです、ありもしないことを貴方がたに吹き込んだ、あの娘に、騙されていたから、です。貴方は、貴方だけではなく、貴方の側近でもある、貴方の友人を守らなければなりません」
「……っ…」
何かを言い返したがっている子供の顔を見る。
「…そしてイヴァン様、陛下は、貴方を愛しておられるので、此度の事も、我々陛下の臣は、貴方のお命を守るために必死なのです。よろしいですか、その失言だらけの口を閉じてくださいませ。貴方を愛しておらず、貴方を利用し、ユリウス殿下を籠絡し、隣国を簒奪する計画をたてていた女の事は忘れて、貴方を慈しみ、貴方の命を守るために、公爵家の娘を無理矢理王命で婚約者に据えるほど、貴方の事を愛していらっしゃる陛下の為に、その口を、閉ざしなさい」
「っ、ティナは!」
私は、私が見捨てた人が、私が見捨てたために死ぬのが、殺されるのが、嫌だ。
「それ以上口を開いたなら、貴方のお命はありません。隣国簒奪の計画に組み込まれていたんですよ、貴方は。騙されて。いいですか、あの娘は、貴方を愛しておらず、貴方を利用した。貴方は、彼女に、騙された」
それは、利己的な、きわめて利己的で、単純な理由。
私は、ユーリと、幸せに暮らしたい。
私のせいで死んでしまった誰かがいると、不意に悔やむことなく。
私は、幸せになりたい。
「…っ、…ティナ…は…」
「貴方を、利用し、騙しました」
「……ティナ…は…、俺を…」
彼女は、自業自得だ。私を積極的に排除するために動いた。
私を殺すことにためらいもなく、彼女は行動した。だから、私は、彼女のことは切り捨てる。
私のせいではない。彼女自身の選択の結果だ。
「貴方を利用し、騙しました。貴方を愛しておられる陛下や、正妃さまを悲しませないでくださいませ。お二方は間違いなく、貴方を愛しておられるのですから」
だから、イヴァン皇子の命を助ける。
私のために。イヴァン皇子の青い恋などどうでもよい。女嫌いにでもなってしまえ!
さあ、自分の命を救え!
「……よろしいですね。貴方の、ご自身の命とご友人方の命を、貴方を真実愛していらっしゃる陛下と、正妃を、お忘れなく」
…正直なところ、臣下や愛人に騙され利用される国王や皇帝などは民にとっては害悪でしかない。ただの王族だったとしても害悪でしかない。だけど、まだ我々は成人前で、多少の目こぼしがいただける。
やり直せるのだ、まだ。今なら。
すべての罪を、あの娘に購わせて。
私は何も言い返さなくなった皇子に背を向けると、ユーリとともに歩き出した。
ユーリは、少しばかり、仕方ないなぁ、とでも言いたそうな表情でこちらを見てから、そっと私の手を握った。
その手の温もりが心に沁み込む。
――ああ、まったくもって、私は確かに悪役だ。
友人に恵まれた、平凡な、ただの、悪役だ。
扉が閉ざされ、ほっと一息ついた瞬間、石牢の廊下で立っていた皇子が真っ青な顔色で私の前に立った。軽くホラーだ。ヤメレ。いや。真っ青にもなるわな。二番目て。
結局あの娘は、皇子を愛しているとは言わなかった。
ああ、それでいい。
「…ローズ、お前、浮気していたのか!」
…ヲィ。思わず二、三オクターブ低い音で口走りそうになった。
「私のローズを君やあの娘と一緒にしないでもらえるかな。ローズは君との婚約があるからと、私の申し出をずっと断り続けていたのだからね」
「だが!」
隣国に留学していた私は、魔法学院でユーリに出会った。
コスっちゃう位の私の推しキャラであるユリたんの姿に私は萌えた。いや、微妙陰鬱な残念美形。しかもミソネさまビジュアルとか、萌えるしかない。仕方ないのだ。
ユーリが隠しキャラで、隣国王子なのは判っていたが、出会うとは思わなかったというのが実は本音だ。
ユーリは私がローザリア公爵家領地でちょっくらやっていたNAISEIや、小金稼ぎの商品開発に興味津々、私の事を調べていたらしい。
隣国の政治に口を出す気はなかったが、いや、ほら。ブンガクやる人間は、文学で精神の革命を目指すべきだと、私の好きだった作家が言っていた。気がする。政治に口を出すくらいなら、地下に潜って爆弾作れと。…あれ、なんかヤバいヒトだな。
…とにかく、ユーリの台所領のNAISEIにちょっとばかり手を貸すと、あとはずるずるで…結局早い話が私がはっちゃけた。
流石に自国ではっちゃけるのは不味いとかけていた心のブレーキが、隣国という広々とした青空の下、アクセルフルスロットになってしまったのだ。やるだけやって、ケツ持ちするのはユーリなわけで。ストレスフリー。反省も後悔もしていない。
私のはっちゃけに引きずられたユーリは、何故か私をいたく気に入り、父君である国王と一緒に私を皇国から貰っちゃえとばかりに猛プッシュをかけてきた。
勿論、私は断罪されたならば国外追放もコミコミ、最悪処刑なワケで、その辺りを丁寧に説明すると、じゃあ、もう婚約解消からの隣国に友好の証で嫁入りが、両国に傷つかないんじゃないかという流れになり、その辺りは両国陛下の話し合いの元、内密に進められることになった。
両国の友好の証だからと、さぼり気味だった皇国流の王妃教育を施されることになったのは、心の底から誤算だったが。そのため、折角留学していたのに、帰る羽目になった。そして、みっちりがっつり王妃教育の時間がやってきた。
ユーリが私の頬を撫でる。少しだけ落ち着いて、私は肩をすくめてみせた。
「口を閉じていた方がよろしいですよ、イヴァン皇子。折角、聖女を騙ったあの娘――が、貴方を騙していたと証言してくれたのですから」
「ど、どういう意味だ」
私は衛兵の先導に従って歩き出した。すぐ後ろにユーリが、その後に皇子が続く。
「聴いていらしたでしょう?、あの娘は、貴方を騙して私を陥れ、ユリウス殿下が現れたら篭絡し、貴方やベルナルド以下高位貴族の子息を、隣国に連れていく計画を立てていたのよ?」
「…っ、ティナは…」
そうじゃない、何かの間違いだとまだ呟いている皇子を無視し続け、牢屋棟から陽射しの元に出た私は、深い息を吐いた。
「よろしいですか、イヴァン皇子。あの証言で、貴方のお命は守られます。ですから、これ以上、口を開かないで、くださいませ」
「……どういう意味だ」
いぶかしげな声に、ユーリが小声で私に問いかける。
「…ローズ、彼は、本当にわからないのか?」
「…………」
「ローズ!」
責めるような声音に私は深く深く息を吐いた。面倒くさい。言いたくない。本当に俺様ちゃんってウザいよなー。いや、好きになったらアホ可愛いのかもしれないが、好きじゃない人間からしてみれば、ただの高圧的なヤな奴だ。だからほんわか仔犬に乗っかられて鳴かされてしまえと言うのだ。いつもは高圧的でオレサマなのに、ほんわかワンコにたじたじメロメロ。
…よし。少しだけほっこりした。ここで済ませた方が良いのは判っている。今なら、誰にも…まぁユーリは居るけれども、誰にも聞かれずに済む。
多分、影の皆さんも、聞かないフリをしてくれる。…と思いたい。
「…いいですか、皇子。貴方が私に対して何か言えるとしたら、それは貴方が私を池に突き落とした時の謝罪のみです」
「お前はまだそんな古い話をぐずぐず言って居るのか。そんな子供の頃の悪戯をいつまでもネチネチと。そんな風だから…」
何やら失言が飛び出しそうな気配がしたので、私は少しだけ、声を低くした。
「私は、幼い頃、貴方に、殺される、ところでした。池に、突き落とされて。今度は、事実も、証拠も、何もない、捏造された、偽聖女を虐めた、という罪で、処刑される、ところでした」
区切りに区切って、ネチネチと私は口にした。
「だから、詫びにお前と婚約しただろう!」
バカが。馬鹿が馬鹿が愚か者が。黙れ黙れ黙れ。
「私は、貴方が、正妃腹の第二皇子だから、ローザリアの後ろ盾がなければ、殺されそうだったから、陛下に頼まれて、無理矢理、婚約させられました。陛下にご確認なさいませ」
「…っ」
「いいですか、私は、ジャスミン様がいなければ、シオン様に暴力を振るわれ、アイリスさまがいなければ、ディーンさまに魔術で攻撃され、聖女カトレアがいなければ、社交界の醜聞に塗れました。貴方は、貴方がたは、私の友人に深く感謝しなければなりません。貴方がたが口にできるのは、私への謝罪と、私の、優秀な友人たちへの、感謝のみです」
「それは…っっ」
「そうです、ありもしないことを貴方がたに吹き込んだ、あの娘に、騙されていたから、です。貴方は、貴方だけではなく、貴方の側近でもある、貴方の友人を守らなければなりません」
「……っ…」
何かを言い返したがっている子供の顔を見る。
「…そしてイヴァン様、陛下は、貴方を愛しておられるので、此度の事も、我々陛下の臣は、貴方のお命を守るために必死なのです。よろしいですか、その失言だらけの口を閉じてくださいませ。貴方を愛しておらず、貴方を利用し、ユリウス殿下を籠絡し、隣国を簒奪する計画をたてていた女の事は忘れて、貴方を慈しみ、貴方の命を守るために、公爵家の娘を無理矢理王命で婚約者に据えるほど、貴方の事を愛していらっしゃる陛下の為に、その口を、閉ざしなさい」
「っ、ティナは!」
私は、私が見捨てた人が、私が見捨てたために死ぬのが、殺されるのが、嫌だ。
「それ以上口を開いたなら、貴方のお命はありません。隣国簒奪の計画に組み込まれていたんですよ、貴方は。騙されて。いいですか、あの娘は、貴方を愛しておらず、貴方を利用した。貴方は、彼女に、騙された」
それは、利己的な、きわめて利己的で、単純な理由。
私は、ユーリと、幸せに暮らしたい。
私のせいで死んでしまった誰かがいると、不意に悔やむことなく。
私は、幸せになりたい。
「…っ、…ティナ…は…」
「貴方を、利用し、騙しました」
「……ティナ…は…、俺を…」
彼女は、自業自得だ。私を積極的に排除するために動いた。
私を殺すことにためらいもなく、彼女は行動した。だから、私は、彼女のことは切り捨てる。
私のせいではない。彼女自身の選択の結果だ。
「貴方を利用し、騙しました。貴方を愛しておられる陛下や、正妃さまを悲しませないでくださいませ。お二方は間違いなく、貴方を愛しておられるのですから」
だから、イヴァン皇子の命を助ける。
私のために。イヴァン皇子の青い恋などどうでもよい。女嫌いにでもなってしまえ!
さあ、自分の命を救え!
「……よろしいですね。貴方の、ご自身の命とご友人方の命を、貴方を真実愛していらっしゃる陛下と、正妃を、お忘れなく」
…正直なところ、臣下や愛人に騙され利用される国王や皇帝などは民にとっては害悪でしかない。ただの王族だったとしても害悪でしかない。だけど、まだ我々は成人前で、多少の目こぼしがいただける。
やり直せるのだ、まだ。今なら。
すべての罪を、あの娘に購わせて。
私は何も言い返さなくなった皇子に背を向けると、ユーリとともに歩き出した。
ユーリは、少しばかり、仕方ないなぁ、とでも言いたそうな表情でこちらを見てから、そっと私の手を握った。
その手の温もりが心に沁み込む。
――ああ、まったくもって、私は確かに悪役だ。
友人に恵まれた、平凡な、ただの、悪役だ。
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