私、ミニマリスト

翠川 水月(D@cut)

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石(意志)は弱い

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自在消滅浮沈を学ぶこととなった私は
言われるがままに立ち尽くし意識消沈した。

「では、付いてきてください」
と言われ、無言で後をついて行く
そこには劣化した壁や廊下に続き蔦が這っていた その先には信じられない光景が待ち受けていた。
「ここは…どこ…」
あたりはコンクリートで固められ、まるで競技場か何かのように広く淋しい空気が漂う
「ここは貴方様の特訓所、謂わば学舎でございます」
「…特訓所…」
「はい、では説明に移ります。まず、目を瞑り体内で気を溜めるイメージを作ってください」
「は、はい…」
目を瞑りイメージを膨らますと至大に何かが溜まるのが分かる
「次に、その気をどちらかの手に移す感じで力を入れてください」
右手先に意識を持って行き力を移動させる
右手が暖かくなったような感覚がした
「熱くなりましたか?」
「はい…」
「それではそのまま前方に腕を伸ばして飛ばすようなイメージを膨らましてください」
「こうですか?」
前に腕を伸ばすと暖かい何かが至大となるのが分かる。それが浮いて手から離れていく感覚も確かにあった。
「!」
「如何なさいましたか?」
「石が一瞬動いた…ような…」
「もう身に付きましたか、ですが意志が弱いですね」
確かに、今は体内の気を指先に溜めただけ。
操るとまでは行かない…それに"消す"と言ってた…
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