【休止中】死が二人を分かつまで

KAI

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異種格闘技トーナメント篇

【柔道・高見登】

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 白杖を使って歩く、大柄の男がひとり。


 真っ黒なサングラスをつけて、点線だよりに歩むが、その身体の仕上がりようたるや・・・・・・


 身長は一九八センチ・・・・・・体重は一〇〇キロ


 十分な化け物だった。


「・・・・・・おや? そこにどなたかいらっしゃいますか?」


 電柱に隠れていた、黒ずくめの覆面男が現れた。


「・・・・・・」

「あれ? たしかに気配がしたのに・・・・・・」

(本当に見えないのだな・・・・・・)


 覆面で隠れている口が笑った。


(なんという幸運・・・・・・目の見えない人ひとり・・・・・・ヤっちまうだけで白真会トーナメントのチケットが手に入る)


 音を鳴るべく立てないように・・・・・・


「おっかしいなぁ・・・・・・誰か居ませんか?」

(いくら柔道とはいえ、パラリンピックでは組んだ状態から試合開始・・・・・・離れた・・・・・・しかも路上の戦いなど、論外!!)


 跳び上がり、刃のついた特別な靴で首元を狙い・・・・・・


 シャッ!


 ガッ!!


「なに!?」


 目前のところで、裾をつままれた・・・・・・


「あ~やっぱし!」


 高見はニコニコ笑顔だ。


「見~ぃつけたぁ!」


「チッ!!」


 だが、たかが裾を指でつまんだのみ・・・・・・


 すぐに脱出して・・・・・・


(・・・・・・と・・・・・・取れない!!)


 何度も足を引き戻そうとするが、それができない。


 裾の布地からギシギシと軋む音が聞こえてきた。


「つ~かまえた・・・・・・」


 指の力が・・・・・・あまりに強い・・・・・・


「逃~がさな~いッッ!!」


 ボウッッ!!


 白杖を使って歩く、大柄の男がひとり。

 真っ黒なサングラスをつけて、点線だよりに歩むが、その身体の仕上がりようたるや・・・・・・

 身長は一九八センチ・・・・・・体重は一〇〇キロ

 十分な化け物だった。

「・・・・・・おや? そこにどなたかいらっしゃいますか?」

 電柱に隠れていた、黒ずくめの覆面男が現れた。

「・・・・・・」

「あれ? たしかに気配がしたのに・・・・・・」

(本当に見えないのだな・・・・・・)

 覆面で隠れている口が笑った。

(なんという幸運・・・・・・目の見えない人ひとり・・・・・・ヤっちまうだけで白真会トーナメントのチケットが手に入る)

 音を鳴るべく立てないように・・・・・・

「おっかしいなぁ・・・・・・誰か居ませんか?」

(いくら柔道とはいえ、パラリンピックでは組んだ状態から試合開始・・・・・・離れた・・・・・・しかも路上の戦いなど、論外!!)

 跳び上がり、刃のついた特別な靴で首元を狙い・・・・・・

 シャッ!

 ガッ!!

「なに!?」

 目前のところで、裾をつままれた・・・・・・

「あ~やっぱし!」

 高見はニコニコ笑顔だ。

「見~ぃつけたぁ!」

「チッ!!」

 だが、たかが裾を指でつまんだのみ・・・・・・

 すぐに脱出して・・・・・・

(・・・・・・と・・・・・・取れない!!)

 何度も足を引き戻そうとするが、それができない。

 裾の布地からギシギシと軋む音が聞こえてきた。

「つ~かまえた・・・・・・」

 指の力が・・・・・・あまりに強い・・・・・・

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