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『大前提のお話し』

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 皆様、改めまして、KAIです。



 裏社会やらヤクザやら書いているわたくしですが、実は『』であり『』を受けている身でございます。



 ここでうつ病がどうとか、社会のシステムが~などとまくし立てるつもりは、ありません。



 重要なのは、厳しいとされる『?』どうかです。



 結論から申し上げますと、私は『』のです。



 より具体的に言うと、年間約八〇万円の年金受給者です。



 二ヶ月に十三万円が、振り込まれています。



 ではなぜ、それが可能なのでしょうか?



 実際の申請や注意点を綴っていく前に、として、私の当時の状態を記しておきます。これは自分語りではなく、十人十色のひとつのケースとして示しておく必要があるのです。



 私は大学で法学を学び、その後就職。



 しかし、職場の雰囲気や、人間関係お客様とのコミュニケーションなどに難をきたし、『適応障害』になりました。簡単に言えば、お客様や上司と話すだけで汗が止まらずになり、になるといった症状でした。



 数ヶ月ももたずに退職。



 その頃からメンタルクリニックに通院するようになっていました。



 次には接客業をして、生計を立てていました。



 しかし、やはりパニックや焦りなどの症状が激しく、仕事が終わると浴びるように酒を飲んで眠るような有様でした。



 ダメなことですが、イライラしたら人に当たったり、酒に逃げたりなど・・・・・・とても他人様に自慢できるモノではありませんでした。



 しかも精神薬や睡眠薬を酒に混ぜて飲んだりと、な行動も目立つようになってきてました。



 仕事は二年続きましたが、緊急事態宣言後、失職。



 路頭に迷うと、安酒を飲んでは不安から逃げて眠るの繰り返し。



 家はゴミ屋敷となり、外出も著しく減りました。



 錯乱状態でコンビニに行き、店員さんに迷惑をかけることもありました。



 無論、収入もなく、親からの仕送りで何とかしていましたが、足りなくなっても親には言えず、次第に光熱費や水道費の支払いも遅れ始めます。



 一週間、電気・ガスが止められ冬場にもかかわらず冷水シャワーを浴びてランタンで生活・・・・・・なんてのも珍しくありませんでした。






 ノンフィクションとは本当のことを書くもの。






 ですから本当のことを書きます。



 一回、睡眠薬のをしました。



 たしか・・・・・・二〇錠くらいだったような気がします。



 見つかった遺体が腐乱しないようにエアコンをガンガンに効かし、家の鍵をあえて開け、そして身綺麗でいられるように、部屋を掃除してベッドにスーツ姿で横になり『』を待ちました。



 こうして書いている以上、お分かりだと思いますが、失敗。



 人生というものに絶望しかありませんでした。



 さて、私事の話しは以上となります。



 このように人生のどん底にいた私でしたが、献身的で優しい母のおかげで希死念慮は無くなりました。



 そして自分の生活。さらに人生を再構築したいと考えるようになりました。



 まず行った先は区役所。



 次回に続くーーーー
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