バーガーの甘い恋

第1話

パンは言った。｢トマト、好きだよ。｣
トマトは元から赤い顔をもっと赤らめてこういった。｢もう、嬉しくてケチャップが溢れてくるわ｣
するとそこへ！ドアがバタンと開いた！｢チーズ！｣トマトは叫んだ。そう、マクドナルド大学チーズバーガーサークルで一緒だった3人が、こんな形で揃ったのは他でもない。そう、三人は三角関係というやつだったのだ！
トマトにとっては最悪の展開だ。
なぜなら、浮気。いや、本気の三角関係がバレたのだから。
その上、パンとチーズは、親友なのだ。ことは大きくなる。そうとまとはおもった。しかし、ことは呆気なく終わった。親友の彼女と浮気という、展開にもかかわらず、二人ともそれを認めたのだ。
トマトはこれでもかと言うくらいヘタが外れた。そう、人間で言うところのびっくりしたという感情だ。
そんなこんなで、この関係は続くのかと思われた。皆さんお忘れだろうか。おまけ的なピクルスという存在がいることを。
まぁ、ピクルスの話は後ほど。
今は何故事が呆気なく終わったのかの説明の時間だね。そう、実はチーズも浮気していたのだ。しかし同じトマトだ。そう、モスバーガー大学のトマトとねｗ
モスバーガー大学のチーズとパンはBLのカップルというのが好都合だった。
チーズも浮気していたため、そんなに驚かず、引き下がったのだった。
さて、ピクルスの話に移そう。
ピクルスは独り身のいわゆる、チェリーボーイだ。
生まれた時からチェリーボーイで、
未だ相手を絶賛募集中だった。
しかし、モスバーガー大学のピクルスと出会った。ピクルスにとっても、
モスバーガー大学のピクルスがメスなのは好都合だ。ピクルスは同じ種族と繁殖する傾向にある。繁殖することをだいいちと考え、そのために、いろんな所に行く習性があるため、ほぼ確実に、恋に落ち、チェリーボーイを卒業できるわけだ。そんな環境下で、何故ピクルスが、チェリーボーイを卒業できないのか。それは、彼が…