昆虫や小さな生き物の写真は、100均のスマホ用接写レンズを使って撮っています(虫写真50枚つき)

月澄狸

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スマホ用接写レンズ、重宝しています!(100均グッズでこんなに撮れるのか!)

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 私は、小さい頃図鑑で見たような、虫の拡大写真に憧れていました。
 ただああいう写真を撮るには数百万円のカメラとか必要に違いありません。

 以前から、カメラには詳しくありませんが写真を撮るのが好きで、3DS(携帯ゲーム機)を持ち歩いて写真を撮ったりしてきました。その後アナログイラストを撮影するため電器屋さんで一番安いデジカメを買い、生き物の写真も撮ったりしましたが、虫を大きく鮮明に写すことはできませんでした。



↑3DSカメラ





↑コンパクトデジタルカメラ


 近くにある、小さいものを写真に撮るのはカメラにとって難しいようです(あるいは私の撮り方が下手なのかも)。
 それでも虫の姿を写真に収められたことを喜んでいました。

 そんなある日、中古で手に入れたタブレット端末を使って、庭に来たコメツキムシやヤマトシリアゲの写真を撮っていたところ、その写真の鮮明さに衝撃を受けました。
 特に撮った写真を拡大したりトリミングしたりしたとき。拡大すると画質が下がるというより、細部が鮮明に見えてくることに驚きました。
 タブレットのカメラ機能ってこんなにすごいの? と。





 このときから段々、薄々と、大きなものに比べ小さい生き物は特に、明るい屋外で撮った方が写りやすいということを知っていきました。
 そしてその後、ダイソーで見かけて気になったスマホ用接写レンズを使って虫を撮影するようになり、さらに驚きました。(※ダイソーのものは接写・広角レンズとして売られていて、広角レンズを外さないと接写レンズにならなかったと思います)。


 まず初めに、一番鮮明に撮れたのがこのナナホシテントウの画像。テントウムシの美しさに感動しました。
 思えば小さい頃はもっと虫たちの目線に近く、虫が大きく見えていたはずです。しかし段々と、小さな生き物たちのことが見えなくなっていきます。

 私が好きだった虫とは、こんな姿をした生き物だったのか……。
 100円の道具が、そんな喜びをもたらしてくれました。


 100均接写レンズを使うには少しコツがいるようです。ピントが一カ所でしか合わないようなので、端末ごとレンズを前後させてピントを探らないと画面に何も写りません。あと、画面に鮮明に写っているときにシャッターを切っても、手ブレでピントが合わなくなることも。なので私はしつこいほど何枚も撮っています。

 あとはできるだけ明るいところで撮ると写りやすいです。晴れの日の屋外が最高ですね。
 上手く接写レンズを付けないとレンズの縁が写ってしまったりしますが、写真をトリミングして縁の写っている部分を消したり、少しなのでいいやとそのまま残したりしています。


 私は虫の姿をよく見たいので、タブレット端末を使っていて良かったなぁと思いました。写真を撮る合間に画面に写る虫が動く様を眺めることもできます。大きく映し出された虫や葉っぱは……まるでナウシカの世界です。









































 バッタの顔のアップを撮ったときなどは「小さい頃見た図鑑の写真と同じだ!」と喜んだりしました。
 まったく同じ……かどうかは分かりませんが、私は100均の接写レンズで十分楽しめています。

 接写レンズではもちろん、虫以外の小さなものや、身近なものも拡大して写せます。

 また、ダイソー以外の100均でも接写レンズ(マクロレンズ)を売っているようです。100均の接写レンズ(マクロレンズ)、小さいものを気軽に写したいという方にオススメです。
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