エッセイに書いても大丈夫なことって何だろう、と意外と迷う

月澄狸

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大抵のものには著作権的なアレがある

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 気づくと最近、あれがどうだこれがどうだと、批評家めいたことばかり書いている。

 うーん、なんだかなぁ……。私にとってエッセイといえばさくらももこさんの作品みたいな面白いやつなのに。本屋にあるコミックエッセイも楽しい雰囲気だし……私ももっと面白いもの書けないだろうか。

 しかし笑えるエッセイはまだ書けそうにない。
 せめて何か楽しい話題はないか。最近面白かったことやハマっていることとか。


 いやでも、アニメ・マンガ・ゲームなど、大抵のことには著作権がある。そしてアルファポリスには投稿インセンティブがあるから、一応文章を書いたらそれで収入を得る形になる。固有名詞をタイトルや文中に使ってスコアを得るのはマズいんじゃないか。

 よく分からないけど。そしてさっきさくらももこさんの名前を出してしまったけれど。


 固有名詞を文中で一言二言出すくらいはなんとなく大丈夫な気がする。マクドのチーズバーガーが美味しいけれどロッテリアの絶品チーズバーガーにも衝撃を受けたとか。ジブリといえば宮崎駿監督だけれど私は高畑勲監督の平成狸合戦ぽんぽこを推したいとか。その一文くらいなら……。

 けど著作権とか商標ってよく分からなくて怖いからなぁ……。


 アルファポリスでは二次創作は禁止らしい。表紙画像に第三者の著作権を侵害するものを使うのもダメ。著作権侵害していると作品を削除されるようだ。
 つまりオリジナルじゃなきゃいけない。言葉で書くと当たり前のようだけれど、オリジナルって難しいな。


 エッセイを書いている方はよくまわりの人との会話やエピソードを書いているが、記憶力に自信のない私はそれをしにくい。現実でよく言った・言わないの水掛け論になるし、私の記憶はほぼ間違っているんじゃないかと最近自信を失っている。「あの時◯◯さんはこう言いました」とテレビや文章で堂々と語っている方を見るとすごいと思う。


 そんなこんなで私の場合、著作権や不確かな事実になるべく触れないようにするため、話を抽象的にしがちだ。

 そして抽象的に何かに感謝したり賞賛したりといったことはどうも思いつかず、抽象的な「こういう風潮が嫌」といった話が多くなる。基本的に視点がネガティブだからだろうけど。

「こういう人って多いよね」と言えば個人攻撃にはならないだろうという心理か。
 でも自分に当てはまることでこういう言い方されたら、ドキッとするなぁ。ネットの誹謗中傷を見て傷ついたことがあるのだから、同じことをしているようではいけない。気をつけないと。


 もっと、「こういう雰囲気の人が好きだ!」とか「アニメやマンガやゲームの世界って自由で個性的な空気があるよね」とか、俯瞰的に言えたらいいんだけどな。読んでいる人みんなが楽しくなれる話題がいい。

 うーん、エッセイの明るい話題って何気に難しい。














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