感動してまた見たいと思っていたものから、しばらく離れていると興味が冷めてしまうのは何故だろう

感動してまた見たいと思っていたものから、しばらく離れていると興味が冷めてしまうのは何故だろう

　素晴らしいものを見つけたら繰り返し見る。でもまだ見足りなかったりして、あとでまた見ようと思ってキープしておく。
　まだ出会ったばかりで衝撃と興奮が冷めていないうちは、寝る前とか、夢の中とかで感動が脳内再生され、胸がいっぱいになる。

　ところがキープしておいたものをなかなか見られず時が過ぎ去ってしまい、やっと再び見られるようになった頃には、残念ながらあんなに見たいと思っていた気持ちや感動が薄れていたりするのだ。

　私が薄情なせいだろうか？　でも熱が冷めてしまうのが残念でしょうがない。だから「今これに浸りたいんだ！」というときは冷めないうちにどっぷり浸かりたい。

　創作とかでもそうなんだよなぁ……。ああしてこうして、と頭にシーンが浮かび、それに浸ったりするものの、書くスピードが空想に追いつかない。現実では時間も過ぎるし記憶を別のことに取られたりもするし、眠気でボーッとする。そしてそのうちやる気がなくなって忘れてしまう。

　何事も熱いうちに味わいたいものだ。