昨日の朝の夢・通勤路で火事

昨日の朝の夢・通勤路で火事

　夢の中で、仕事に行こうと道を歩いていたら、行く手に黒々とした大きな煙が立ち塞がった。
「あ、これ、火事だ」
　ここを通る以外の道は知らない。迂回できるだろうが、ここ以外を通った覚えはあまりない。近くの道を通ると危ないだろうし、もっと遠回りした方が良いんじゃないだろうか。

「こりゃ遅れるな」と、職場に電話しようかと思ったが、早めに家を出ているので、案外間に合うかもしれない。連絡はやめておいた。


　家のわりと近くが燃えている。小さいながら立派な、いつもよく知っている建物が燃えていて、建物が可哀想に思う。
　うちは大丈夫だろうか。気になるが、そこそこ離れているので大丈夫だろうと判断。仕事に向かった。

　少し先へ行くと、学生のとき、校外学習か何か（ホームステイみたいなもの）でお世話になった（という設定の）家がある。その家の人もまわりの人々も、火事に気づいていない様子。「伝えるべきか？」と迷ったが、こちらもそこそこ火事の現場から離れているので、伝えるのはやめておく。

　が、火が燃え移って近づいてきたのか、まわりがざわつき始めた。
　気になって火の近くに戻ってみると、隣接していた建物の並びまで燃え、消防の人が来ている。

　これからあちこち迂回していたら昼ご飯を買えないかもしれない。近くのコンビニを覗いてみたが、中は半壊で、天井から火花が散っている様子。そりゃそうか、こんなところで買い物したら危ないな。


　先へ進むと、よく通っている地下通路だかトンネルみたいなところが、火事の影響でか壊れ、作業員みたいな人が集まっている。引き返して別のルートを通ろうとしたが、そっちも工事中だったようで、工事の真っ只中に迷い込んでしまった。

「こっちこっち」と誘導されて、地下みたいな空間に来た。

　中は薄暗く、アスレチックだか工場のように非常用のはしごがあり、私ははしごを伝って脱出しようとするが、はしごが出口に通じていなかったりして、なかなか脱出できない。
　と、急に鼻水が出てきたので鼻をかむ。止まらないのでもう一度かむ。そしてもう一度……と、こんなことしていたらいよいよ間に合わない。私は職場に連絡することにした。

　こんな地下みたいなところで電話できるんだろうか？　と思いつつ携帯で電話すると、知っている上司の人が出た。


「お疲れ様です」


　寝言で実際に声を出して挨拶して、「ん？」となって目が覚めた。

　え、あ、寝言？　今のは夢？　火事のことも、電話中だったのも、全部夢？
　ちょっと混乱した。


　昨日早く寝たから早く起きてしまった。今からなら二度寝できるし、もうちょっと寝ておいた方が良いだろう。が、せっかくリアルな夢を見たのに、寝てしまったら全部忘れそう。ということで、忘れないうちに書き留めることにしたのだった。


＊


　ちなみに三日くらい前の夢は……。


　歩道を歩いていたら、車道に粉か何かが散らばっているのか、車が何台か、特定の箇所でスリップして事故を起こしてしまっているのを見た。しかもどんどん車が滑り、スリップした車がこっちへ向かってきたりするので、「危なっ」と思いながらよける。

　私は警察に連絡し、「こっちです」と警察の人を連れて現場まで案内した。が、警察の人、何をするでもなく帰ってしまう。え、なんとかしてくれないの？


　その後場面が飛び、博物館へ行った。

　入場か展示の何かで行列に並んでいる。
　私は自分の作った模型みたいなものを、大きめのノートか冊子に挟んで持ってきたのだが、それを落としてしまい、慌てて拾っていた。


＊


　家事と車の夢は……テレビの衝撃映像の見すぎかな？

　こないだ投稿した『昨日の朝の夢・隣町の再現テーマパーク？』もよろしくお願いします。