うだつの上がらないエッセイ集(たまに自由研究)

月澄狸

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夜鳴きニイニイゼミ確認・八月初めのミンミンゼミ・朝夕のヒグラシ

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 今回は、八月初め頃に書いた文章です。





 この間、夜にアブラゼミが鳴いていたが、夜鳴くセミはアブラゼミだけだっただろうかと気になっていた。ニイニイゼミも鳴いていたような。

 そしてその後、夜にニイニイゼミの声も聞こえてきた。
 途中で音の高さが変わる、あの独特の鳴き方……。やっぱりだ。

 その日は時刻を確認するのを忘れてしまったので、次に夜ニイニイゼミの声を聞いたとき、時計を確認してみた。八時前だ。

 夜のセミは八時頃に鳴くことが多いのだろうか。


 また、八月初めにはミンミンゼミの鳴き声が聞こえてきた。

 あれっ、もうミンミンゼミが? ミンミンゼミって夏休みの終わりを告げるセミだったような気がするのだけれど……。

 でもミンミンゼミの出現時期も年によって違うらしい。さらに、夏休みの期間は都道府県ごとに違うらしい。うちの地域では夏休みは八月と共に終わり、九月から新学期である。


 最近はヒグラシの声も聞こえる。初めは少し数が少ないような気がしていたけれど、多くなってきて良かった。

 それにしても彼らは一定の時間だけ鳴くなんて、他のセミに比べて不利じゃないのだろうか。鳴く時間が極端に少ないじゃないか。他の時間は何しているんだろう。

 いや、勉強もダラダラ何時間もやるより「◯時から◯時まで、気合いを入れてバシッと!」の方が向いている人がいるように、ヒグラシにとっては時間を区切って一斉に鳴くやり方が良いのかもしれない。

 声も綺麗だし、朝と夕方を彩るなんてロマンチックだよなぁ……。ヒグラシは自分たちが他種族まで魅了していることを知っているのだろうか。ヒグラシに限らず生き物たちみんなそうだけれど。


 さて、八時前に鳴き始めたニイニイゼミが、もうすぐ九時という頃になっても鳴いている。十時にはアブラゼミらしき声も聞こえていた。さらに深夜にもアブラゼミの声が聞こえた。

 セミたちも毎年進化していくのだろうか。

 生き物たちが今後どのように進化していくのか楽しみだ。一億年先までは見届けられないけれど。



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