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可愛くも野生
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ハエトリグモが家族です。いつ見てもいます。「虫と人とは同じ世界には住めないのだよ」などということもなく、なんの問題もなく同居できています、多分。
人外と一緒に暮らせるなんて素晴らしきありがたみですね。生態はよく知らないけどいつも一緒にいる、これぞ家族です。
家族っていうか職場にもいるし外にもいるので、いつでも視界に入る、もはや憑依霊レベル。すごい生息数ですね。良いことです。
長いときで半年くらい、うちに同じ子が居着いている気がします。そんなに虫がいるようには見えないのですが、ちゃんとごはん食べられているのでしょうか。
ハエトリグモやヤモリは慣れたもので、ツバメのように人類を利用している感じがありますね。ハエトリグモはこちらを見ると怯えて隠れたり、逆に目を合わせてきたり、まれに飛びついたりしてきますが(人肌が思ったより熱かったらしく、慌ててすぐ下りる)、そこまで本気で人間を怖がっていないようにも見えます。人間にあまり危害を加えられることがないからでしょうか。
しかしゴキブリなどは叩かれても叩かれても家に入るところを見ると、外界の弱肉強食のリスクの方がよっぽど高いのかもしれませんね。ハエトリグモも、間違って家に入ってお腹空かせて泣いているんじゃないかと心配になりますが、案外わざと入っているのかもしれません。空腹を我慢して安全を選んだのかも。外は暑いし寒いし敵だらけですもんね。
よく分からないのはゲジ。勝手に入ってきたと思ったら、数日以内に死んでいます。空腹じゃなく乾燥かな。あれは迷子でしょうね。
人家と共に暮らす生き物たちが、未来でどのような進化を遂げているのか気になります。人間とのコミュニケーション能力がつくかもしれませんね。楽しそう。犬や猫と人類の出会いもこんな感じだったんですかね。
バルサンとかは使わないので、その類の心配はうちにはありません。ただ、ハエトリグモを踏みつぶしてしまったらトラウマになります。
掃除機で潰してしまったときのトラウマはきっつかったです。しばらく同じところに居着いていた、めちゃくちゃ可愛い子を、不注意で殺してしまったので。
毎日見ているといつの間にか感情移入し、うっすらと個性を把握しているものですが、うっかりどこがその子のお気に入りのエリアかとか、忘れてしまうんですよね。
他にも共食いしてたり。勝手にうちに入ってきて私に残酷な試練を与える、ひどい生き物です。それが四六時中視界にいる。人生ってそういうものですよね、うん。
ハエトリグモはもうちょい……タランチュラくらい大きくて、蛍光カラーでも良いのですが。
けどそれだと絶対踏みつぶさないかというと自信ないですね。あと、タランチュラくらいの大きさだったら、噛まれたらヤバそうです。小さな蜘蛛とかは毒がないのではなく、「人体に影響を及ぼすほどの量の毒がない」のでは。よく知らないけど。
今検索してみたら、タランチュラ毒弱い種類もいるらしく……。大きさの問題ではないんですかね。
「凶暴な性格」「穏やかな性格」とよく生き物が判断されますが、肉食の傾向がある生き物が人間に対して凶暴か穏やかかと言う場合、その生き物が人間ほど大きな生き物を狩猟対象に含めるかどうか? ってことですかね。「これは狩れない」と思ったら逃げるかほっとくか。狩れると思ったら襲いかかってきたり。人間を見ると逃げていく生き物たちも、もっとサイズがでかかったら噛みついてくるかな?
ハムスターやインコの動画を見ていると、可愛いけど、「こんなちっちゃくて人懐っこい子怖いな~」と思います。私は不注意で物をよく落とすくらいなので、命が怖いです。
ハエトリグモは、どことなく分かっている感があります……床付近は危険、天井付近は安全だと。なので壁や天井の方にいる割合が高いです。が、暗黙の了解をご存知ない子もいらっしゃいます。床に近い壁を陣取っていることもあるので気をつけないと。
人間は生き物に知能がないとか言いますが、生き物は人間が思うよりずっと、他種への観察力が高い気がします。私は以前初めてケリっぽい鳥を見たのですが、目つきが鋭かったので、肉食か何かかと思いました。しかしスズメやハクセキレイが平気で近づいていくのです。それで穏やかな鳥なんだろうなと分かりました。あと、ガチョウが飼われている場所があるんですが、その鳥小屋みたいなところを、オオバンやヒドリガモが使っているみたいに見えました。ガチョウでかいのに優しいですね、追い払わないんですね。鳥ってよく、違う種類同士で群れてますね。人間見ると一目散に逃げていくけど、他種とはうまいこと共存していそう。
鳥は知能が高い……ったって、虫も擬態や寄生など、他種の生態を利用します。で、植物が虫を利用したり。みんな他種のこと観察してますよね、間違いなく。
知能がないならあの生き方は何なんだっていう。他種どころか同種のことも分からない人間に、知能のありなしなど判断できないのでは。っていうか人間に知能がないのかも。知能とは何ぞや。
家の中にいる生き物のこともよく知りませんが、いない生き物のことはもっと知りません。ただ、家にいる虫も知的生命体であり、他の様々な生き物の片鱗を持っている……蜘蛛であっても、どこか他の虫や鳥、恐竜などの古代生物、星や空や海のことを思わせる、そんな強いエネルギーを持っている気がします。
実際色々なものがDNAに入っているのでしょうね。生き物はすごい。どうやって進化してきたのだろう、これからどこへ行くのだろうと思うとワクワクします。
ところで数年前には赤ちゃんゴキブリをよく見たのに、今年はほぼ見ていません……なぜでしょう。ハエトリグモはいっぱいいるのに。
ハエトリグモはペットじゃないですが、ペット役はハエトリグモで十分そうです、今のところ。
人外と一緒に暮らせるなんて素晴らしきありがたみですね。生態はよく知らないけどいつも一緒にいる、これぞ家族です。
家族っていうか職場にもいるし外にもいるので、いつでも視界に入る、もはや憑依霊レベル。すごい生息数ですね。良いことです。
長いときで半年くらい、うちに同じ子が居着いている気がします。そんなに虫がいるようには見えないのですが、ちゃんとごはん食べられているのでしょうか。
ハエトリグモやヤモリは慣れたもので、ツバメのように人類を利用している感じがありますね。ハエトリグモはこちらを見ると怯えて隠れたり、逆に目を合わせてきたり、まれに飛びついたりしてきますが(人肌が思ったより熱かったらしく、慌ててすぐ下りる)、そこまで本気で人間を怖がっていないようにも見えます。人間にあまり危害を加えられることがないからでしょうか。
しかしゴキブリなどは叩かれても叩かれても家に入るところを見ると、外界の弱肉強食のリスクの方がよっぽど高いのかもしれませんね。ハエトリグモも、間違って家に入ってお腹空かせて泣いているんじゃないかと心配になりますが、案外わざと入っているのかもしれません。空腹を我慢して安全を選んだのかも。外は暑いし寒いし敵だらけですもんね。
よく分からないのはゲジ。勝手に入ってきたと思ったら、数日以内に死んでいます。空腹じゃなく乾燥かな。あれは迷子でしょうね。
人家と共に暮らす生き物たちが、未来でどのような進化を遂げているのか気になります。人間とのコミュニケーション能力がつくかもしれませんね。楽しそう。犬や猫と人類の出会いもこんな感じだったんですかね。
バルサンとかは使わないので、その類の心配はうちにはありません。ただ、ハエトリグモを踏みつぶしてしまったらトラウマになります。
掃除機で潰してしまったときのトラウマはきっつかったです。しばらく同じところに居着いていた、めちゃくちゃ可愛い子を、不注意で殺してしまったので。
毎日見ているといつの間にか感情移入し、うっすらと個性を把握しているものですが、うっかりどこがその子のお気に入りのエリアかとか、忘れてしまうんですよね。
他にも共食いしてたり。勝手にうちに入ってきて私に残酷な試練を与える、ひどい生き物です。それが四六時中視界にいる。人生ってそういうものですよね、うん。
ハエトリグモはもうちょい……タランチュラくらい大きくて、蛍光カラーでも良いのですが。
けどそれだと絶対踏みつぶさないかというと自信ないですね。あと、タランチュラくらいの大きさだったら、噛まれたらヤバそうです。小さな蜘蛛とかは毒がないのではなく、「人体に影響を及ぼすほどの量の毒がない」のでは。よく知らないけど。
今検索してみたら、タランチュラ毒弱い種類もいるらしく……。大きさの問題ではないんですかね。
「凶暴な性格」「穏やかな性格」とよく生き物が判断されますが、肉食の傾向がある生き物が人間に対して凶暴か穏やかかと言う場合、その生き物が人間ほど大きな生き物を狩猟対象に含めるかどうか? ってことですかね。「これは狩れない」と思ったら逃げるかほっとくか。狩れると思ったら襲いかかってきたり。人間を見ると逃げていく生き物たちも、もっとサイズがでかかったら噛みついてくるかな?
ハムスターやインコの動画を見ていると、可愛いけど、「こんなちっちゃくて人懐っこい子怖いな~」と思います。私は不注意で物をよく落とすくらいなので、命が怖いです。
ハエトリグモは、どことなく分かっている感があります……床付近は危険、天井付近は安全だと。なので壁や天井の方にいる割合が高いです。が、暗黙の了解をご存知ない子もいらっしゃいます。床に近い壁を陣取っていることもあるので気をつけないと。
人間は生き物に知能がないとか言いますが、生き物は人間が思うよりずっと、他種への観察力が高い気がします。私は以前初めてケリっぽい鳥を見たのですが、目つきが鋭かったので、肉食か何かかと思いました。しかしスズメやハクセキレイが平気で近づいていくのです。それで穏やかな鳥なんだろうなと分かりました。あと、ガチョウが飼われている場所があるんですが、その鳥小屋みたいなところを、オオバンやヒドリガモが使っているみたいに見えました。ガチョウでかいのに優しいですね、追い払わないんですね。鳥ってよく、違う種類同士で群れてますね。人間見ると一目散に逃げていくけど、他種とはうまいこと共存していそう。
鳥は知能が高い……ったって、虫も擬態や寄生など、他種の生態を利用します。で、植物が虫を利用したり。みんな他種のこと観察してますよね、間違いなく。
知能がないならあの生き方は何なんだっていう。他種どころか同種のことも分からない人間に、知能のありなしなど判断できないのでは。っていうか人間に知能がないのかも。知能とは何ぞや。
家の中にいる生き物のこともよく知りませんが、いない生き物のことはもっと知りません。ただ、家にいる虫も知的生命体であり、他の様々な生き物の片鱗を持っている……蜘蛛であっても、どこか他の虫や鳥、恐竜などの古代生物、星や空や海のことを思わせる、そんな強いエネルギーを持っている気がします。
実際色々なものがDNAに入っているのでしょうね。生き物はすごい。どうやって進化してきたのだろう、これからどこへ行くのだろうと思うとワクワクします。
ところで数年前には赤ちゃんゴキブリをよく見たのに、今年はほぼ見ていません……なぜでしょう。ハエトリグモはいっぱいいるのに。
ハエトリグモはペットじゃないですが、ペット役はハエトリグモで十分そうです、今のところ。
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