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第31話 お見送り
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「ユウキ、……私、言うの、忘れてた……」
夜になって、体を重ね合った後。二人でベッドでまどろんでいる時、エリスが勇気の顔に何度もキスを落としながら、そう呟いた。情事の後の気怠さにうとうとしていた勇気が、「ん、なに?」と返すと、彼は「ン」と頷く。
「私、30日に、帰るの」
「……へ?」
帰る、とはどういうことか。勇気が目を開けると、至近距離にエリスの顔がある。人形のように整ったそれは優しく、しかし少し寂しげに勇気を見つめていた。
「国に、帰る」
「……あ、……帰省……っていうのかな? そっか……いつ日本に戻るんだ?」
「ン……わからない……」
「へあ?」
寝ぼけていた頭を切り替えて、エリスが何を言おうとしているのか考える。
「……ビザ、切れるの?」
そういえば90日ビザで来ていると、前に言っていた気がする。それが終わるということだろうか。
「ン。あとね、向こうの、会社、やらなきゃ」
三ヶ月も会社をほったらかしにして遊んでいたのだから、経営者としてやることがあるのかもしれない。いや、ほったらかしにしていたかどうかも不明だ。勇気と会っていない時間、彼が何をしていたのか、勇気にはわからない。今時のことだから、ネットで業務をしていたのかもしれないが。
とはいえ、現地でなければできないことも当然あるだろう。
「だから、しばらく、日本、来れない……」
「……そっか……」
しばらく会えない。そう考えると、急に寂しくなってきて、勇気はエリスをぎゅっと抱きしめた。彼も勇気の名前を愛しげに呼びながら応えてくれる。この温もりがしばらく感じられないと思うと、なんだか悲しくなると同時に、離れ難くなる。
「……あのね、ユウキ」
エリスは勇気の背中を撫でながら、のろのろと話しだした。
「私、向こうで、頑張ろうと、思うの。あのね、私、社員と、話す、してない。ユウキ、私に、教えてくれた。私、嫌われてない。だから、社員と、話す、頑張る。それでね、トモダチ、増やすの」
「うん、うん……すごくいいことだと思う。きっとエルの人生も楽しくなるよ」
「ウン、きっと、楽しい。私、それで、ユウキのオヨメサンになる」
「あ、そこに繋がるの?!」
「日本じゃ、オヨメサン、無理。母国、できる。ね? ユウキ」
「……なにが、ね、なのか、わからないけど、……つまりは……俺がそっちに行けばいいって言いたいのか……?」
「ン。それが、一番、早い」
日本を離れて超エリートと同性国際結婚。考えるだけで気が遠くなるような話だった。流石にそれは相当な覚悟をしないとキツそうだ。返答に困っていると、「一つの、案だよ」とエリスは笑った。
「私、ユウキに、無理、させない」
「う、うん……ありがとな、エル」
「ドウイタマシマシテ」
「どういたしまして、な……」
苦笑していると、エリスがもぞもぞと勇気の体を弄り始めた。エル、と名を呼ぶと、「ン」とエリスははにかんで言った。
「も、一回」
エリスに教えてもらった日時。空港に向かうと、一際目立つ金髪が目に入って、彼のことはすぐにわかった。
「あ、ユウキ!」
大きなスーツケースを持った彼が、嬉しそうに手を振っている。青いコートは他に着ている人を見かけない目立つものだが、彼ときたらモデルも顔負けの美男子だから平気で着こなしていている。エリスの傍には同じくスーツケースを持ったザカリー氏や、京華、それに透夜の姿があった。
「あらぁ、勇気君。エルを見送りに来てくれたの? ありがとうね~」
京華はいつもの柔らかな微笑みで、迎えてくれて、ザカリー氏はいつもの無表情でそんな光景を見ているだけだ。この人も友達ができずに苦労したなら、お嫁さんになってくれた京華にはデレデレなってしまうのも仕方ないのだろう、と勇気はぼんやり思った。
「ユウキ、ありがとう」
エリスが勇気に駆け寄ってハグをする。それは向こうの人間にしてみればスキンシップだろうが、二人にしてみれば特別な意味も持ってしまうわけで。勇気は少しドキドキした。
「飛行機、もうすぐ?」
「ウン、もうすぐ、荷物、預けて、行く。トウヤ君も、見送り」
エリスが振り返ると、透夜は何かザカリー氏に話しかけている。以前、透夜はザカリー氏に嘘を吹き込んでいたから、勇気はあまりいい気分ではなかった。まあ、もうあんな事はしないだろう、とは思う。何しろ、もうみんな友達らしいのだから。
「さみしい、なるね」
エリスがしょんぼりとした顔で呟く。どうもこの幼い表情に弱い。「ニャインが有れば、何処ででも話せるよ」と苦笑すると、「ウン、ウン」と頷いて、それから「でも」と首を振った。
「あったかい、ないから」
触るの、大事。エリスがまたハグしてくる。その背中をポンポンと軽く叩いて、「しばらくしたらまた日本に来るんだろ?」と返す。
「ウン」
「じゃあ、またすぐ会えるさ」
「ウン……」
「そんな顔するなって」
向こうで友達作るんだろ? 寂しくなんてないはずだよ。そう言ったけれど、エリスは「ユウキに、会えない、さみしい」と子供のように繰り返した。
「エル……」
「ン。ユウキ、困らせる、よくない。私、頑張る。それで、また、会いに来る」
ユウキ、それまでオルスバン。
エリスが微笑む。その愛らしい表情がたまらない。勇気も思わず微笑んだ。
空に向かって飛び立つ飛行機をガラス越しに見ていた。隣には透夜が立っている。
彼の実家は日本の牧野家であるから、正月はこちらで過ごすらしい。三ヶ日が明けたら、向こうに渡り、ザカリー氏やエリスと共に働くのだそうだ。
「君と違って、僕は色々やることがあるのでね」
まあ、君が会えない間、エリス君の友達役は僕がするから、安心したまえよ。
透夜は何故か尊大な態度でそう言った。はあ、と勇気は気のない返事をして、空を見上げている。
インターネットで世界中繋がるとはいえ。国が違うというのは、ずいぶん遠く感じる。ましてや、生まれも立場も全く異なる二人の距離は、とても大きいような気がして、勇気は少しだけ憂鬱な心境になった。
「ところで、井之上勇気。初詣は一緒に行かないか」
「え、無理です」
「?! な、何故だ! 友人なんだから一緒に行ってもいいだろう!」
「だって俺、これから田舎に帰るんで……。こっちに戻るのは1月3日ですから、ちょうど透夜さんと入れ違いですよ」
勇気の実家は遠い。遥々新幹線と電車を乗り継いで5時間ほどかかる。自由席の奪い合いなどしたくないから指定席を取っているし、今さら予定も変えられない。
「そ、そうか、ならしかたないな……」
透夜は残念そうに呟いた。それが本心のように思えて、勇気は彼に少し好意が湧いてきた。この不器用な人間は、勇気を友達だと認めて、一緒に初詣に行きたいと思ったのだ。
「……エリスのこと、向こうでサポートしてあげてください。すごく人見知りだから苦労すると思いますけど、そばに友人がいてあげたら、人と話す勇気が出ると思うんです」
向こうで頑張ると言っていたエリスに、どうか沢山の友達ができて、寂しい暮らしが終わりますように。勇気は心からそう願った。はずだ。それが彼の幸せであり、勇気なりの責任の取り方だと思っていた。
自分の他に、沢山の友達ができて、寂しくなくなる。
そう考えると、少しだけ、ほんの少しだけ胸が苦しくなるのが、どうしてなのかわからなかった。
夜になって、体を重ね合った後。二人でベッドでまどろんでいる時、エリスが勇気の顔に何度もキスを落としながら、そう呟いた。情事の後の気怠さにうとうとしていた勇気が、「ん、なに?」と返すと、彼は「ン」と頷く。
「私、30日に、帰るの」
「……へ?」
帰る、とはどういうことか。勇気が目を開けると、至近距離にエリスの顔がある。人形のように整ったそれは優しく、しかし少し寂しげに勇気を見つめていた。
「国に、帰る」
「……あ、……帰省……っていうのかな? そっか……いつ日本に戻るんだ?」
「ン……わからない……」
「へあ?」
寝ぼけていた頭を切り替えて、エリスが何を言おうとしているのか考える。
「……ビザ、切れるの?」
そういえば90日ビザで来ていると、前に言っていた気がする。それが終わるということだろうか。
「ン。あとね、向こうの、会社、やらなきゃ」
三ヶ月も会社をほったらかしにして遊んでいたのだから、経営者としてやることがあるのかもしれない。いや、ほったらかしにしていたかどうかも不明だ。勇気と会っていない時間、彼が何をしていたのか、勇気にはわからない。今時のことだから、ネットで業務をしていたのかもしれないが。
とはいえ、現地でなければできないことも当然あるだろう。
「だから、しばらく、日本、来れない……」
「……そっか……」
しばらく会えない。そう考えると、急に寂しくなってきて、勇気はエリスをぎゅっと抱きしめた。彼も勇気の名前を愛しげに呼びながら応えてくれる。この温もりがしばらく感じられないと思うと、なんだか悲しくなると同時に、離れ難くなる。
「……あのね、ユウキ」
エリスは勇気の背中を撫でながら、のろのろと話しだした。
「私、向こうで、頑張ろうと、思うの。あのね、私、社員と、話す、してない。ユウキ、私に、教えてくれた。私、嫌われてない。だから、社員と、話す、頑張る。それでね、トモダチ、増やすの」
「うん、うん……すごくいいことだと思う。きっとエルの人生も楽しくなるよ」
「ウン、きっと、楽しい。私、それで、ユウキのオヨメサンになる」
「あ、そこに繋がるの?!」
「日本じゃ、オヨメサン、無理。母国、できる。ね? ユウキ」
「……なにが、ね、なのか、わからないけど、……つまりは……俺がそっちに行けばいいって言いたいのか……?」
「ン。それが、一番、早い」
日本を離れて超エリートと同性国際結婚。考えるだけで気が遠くなるような話だった。流石にそれは相当な覚悟をしないとキツそうだ。返答に困っていると、「一つの、案だよ」とエリスは笑った。
「私、ユウキに、無理、させない」
「う、うん……ありがとな、エル」
「ドウイタマシマシテ」
「どういたしまして、な……」
苦笑していると、エリスがもぞもぞと勇気の体を弄り始めた。エル、と名を呼ぶと、「ン」とエリスははにかんで言った。
「も、一回」
エリスに教えてもらった日時。空港に向かうと、一際目立つ金髪が目に入って、彼のことはすぐにわかった。
「あ、ユウキ!」
大きなスーツケースを持った彼が、嬉しそうに手を振っている。青いコートは他に着ている人を見かけない目立つものだが、彼ときたらモデルも顔負けの美男子だから平気で着こなしていている。エリスの傍には同じくスーツケースを持ったザカリー氏や、京華、それに透夜の姿があった。
「あらぁ、勇気君。エルを見送りに来てくれたの? ありがとうね~」
京華はいつもの柔らかな微笑みで、迎えてくれて、ザカリー氏はいつもの無表情でそんな光景を見ているだけだ。この人も友達ができずに苦労したなら、お嫁さんになってくれた京華にはデレデレなってしまうのも仕方ないのだろう、と勇気はぼんやり思った。
「ユウキ、ありがとう」
エリスが勇気に駆け寄ってハグをする。それは向こうの人間にしてみればスキンシップだろうが、二人にしてみれば特別な意味も持ってしまうわけで。勇気は少しドキドキした。
「飛行機、もうすぐ?」
「ウン、もうすぐ、荷物、預けて、行く。トウヤ君も、見送り」
エリスが振り返ると、透夜は何かザカリー氏に話しかけている。以前、透夜はザカリー氏に嘘を吹き込んでいたから、勇気はあまりいい気分ではなかった。まあ、もうあんな事はしないだろう、とは思う。何しろ、もうみんな友達らしいのだから。
「さみしい、なるね」
エリスがしょんぼりとした顔で呟く。どうもこの幼い表情に弱い。「ニャインが有れば、何処ででも話せるよ」と苦笑すると、「ウン、ウン」と頷いて、それから「でも」と首を振った。
「あったかい、ないから」
触るの、大事。エリスがまたハグしてくる。その背中をポンポンと軽く叩いて、「しばらくしたらまた日本に来るんだろ?」と返す。
「ウン」
「じゃあ、またすぐ会えるさ」
「ウン……」
「そんな顔するなって」
向こうで友達作るんだろ? 寂しくなんてないはずだよ。そう言ったけれど、エリスは「ユウキに、会えない、さみしい」と子供のように繰り返した。
「エル……」
「ン。ユウキ、困らせる、よくない。私、頑張る。それで、また、会いに来る」
ユウキ、それまでオルスバン。
エリスが微笑む。その愛らしい表情がたまらない。勇気も思わず微笑んだ。
空に向かって飛び立つ飛行機をガラス越しに見ていた。隣には透夜が立っている。
彼の実家は日本の牧野家であるから、正月はこちらで過ごすらしい。三ヶ日が明けたら、向こうに渡り、ザカリー氏やエリスと共に働くのだそうだ。
「君と違って、僕は色々やることがあるのでね」
まあ、君が会えない間、エリス君の友達役は僕がするから、安心したまえよ。
透夜は何故か尊大な態度でそう言った。はあ、と勇気は気のない返事をして、空を見上げている。
インターネットで世界中繋がるとはいえ。国が違うというのは、ずいぶん遠く感じる。ましてや、生まれも立場も全く異なる二人の距離は、とても大きいような気がして、勇気は少しだけ憂鬱な心境になった。
「ところで、井之上勇気。初詣は一緒に行かないか」
「え、無理です」
「?! な、何故だ! 友人なんだから一緒に行ってもいいだろう!」
「だって俺、これから田舎に帰るんで……。こっちに戻るのは1月3日ですから、ちょうど透夜さんと入れ違いですよ」
勇気の実家は遠い。遥々新幹線と電車を乗り継いで5時間ほどかかる。自由席の奪い合いなどしたくないから指定席を取っているし、今さら予定も変えられない。
「そ、そうか、ならしかたないな……」
透夜は残念そうに呟いた。それが本心のように思えて、勇気は彼に少し好意が湧いてきた。この不器用な人間は、勇気を友達だと認めて、一緒に初詣に行きたいと思ったのだ。
「……エリスのこと、向こうでサポートしてあげてください。すごく人見知りだから苦労すると思いますけど、そばに友人がいてあげたら、人と話す勇気が出ると思うんです」
向こうで頑張ると言っていたエリスに、どうか沢山の友達ができて、寂しい暮らしが終わりますように。勇気は心からそう願った。はずだ。それが彼の幸せであり、勇気なりの責任の取り方だと思っていた。
自分の他に、沢山の友達ができて、寂しくなくなる。
そう考えると、少しだけ、ほんの少しだけ胸が苦しくなるのが、どうしてなのかわからなかった。
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