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取り敢えず、奴隷廃棄の線は無しだ!そんな事をされたら胸糞悪いので絶対に阻止だ!
赤腰布は入って来たのと同じように、静かに出て行った…
こうなったら覚悟を決めるしか無い。ナッチェルが居ないと不安でしか無いけどな…ここがサージって言っても主人の顔見ても誰か分から無い事の方が多いと思うぞ?
そんな事、無かった………
……すっげぇ似てやがる…ナッチェルに…
あの後、赤腰布がまた入って来て、主人の所に案内してくれた。部屋を出たら案の定先程部屋の前でドアに向かって整列土下座ををしていた他の赤腰布達がドアの両サイド、今度は進行方向に向かって一列に並んで土下座。そして、なんで皆んな真赤な腰布なんだよ?突っ込んで良いのか分からない……!
あれだ!大奥の、上様のお通り、状態で並んでやがる……通るのに邪魔だとは言ったけど、人が通れるだけ開けとけば良いってもんじゃ無いと思うんだけど、通じなかった…!
案内された部屋はだだっ広くて、無駄なものは無いが、置かれているものは一目で高そうな物ばかりだ。部屋の奥に何だか床に皆んな座って食事中?
柔らかそうなカーペットの上には美味しそうな料理が並んでいる。
……テーブル、無いのか?…
ナッチェルの屋敷ではテーブルだった。デーブルマナーは分からないし、良く庭とかでも食べてたから普段通りに食事してたけど。
……ここ、どこ?…
サージだと思っていたらサージじゃ無い違和感しか無い。
「こちらにございます。」
赤腰布がドアから入って更に奥、床ピクニックしているして居る所に進みながら促して来る。
床の食卓の中央にゆったりと座って居るのが、多分ここの主人だろう?で、顔を見て分かったような気がする…その周りには数人知らない顔。
中央のが似てるんだよ、顔や雰囲気がナッチェルにさ…
「良く、お越しくださいました。我が城へようこそ!」
「………ここ、どこだ?」
ナッチェルに対する様に接して良いのかも分からないがダメな場合は注意が飛ぶだろうからこれで良いか?
「あぁ!使いの物が説明をしなかったのですか?」
「いや、サージだとは聞いたし、あんたはナッチェルによく似てるから、多分ナッチェルの異母兄弟なんだろ?」
「第一サージの代用品と一緒にしないで下さいませんか?」
明らかに機嫌悪そうな表情でナッチェルを代用品と言い切った…!?
「は?」
「ここは、第二サージ、フワサスの城ですよ。」
……知らんよ、なんで俺がそこにいんのよ?…
「ふ~ん、で、なんで俺がここにいんの?」
「まぁ!先にお座り下さい!お客様を立たせたままなんて失礼に当たりますからね。どうぞ?」
……ゆっくり寛ぐ気分じゃ無いんだけど?答える気あるのか、こいつ?…
赤腰布が空いているクッションの様な座椅子的な所に案内してくれるので、席につけばあれや、これやと料理が取り分けられ食事開始となった。
まあ、料理は美味かった。変な物混ぜられてないか不安だったが、フワサスとは同じ料理を取り分けていたし、毒味?役みたいな赤腰布が味見してたし、それ以上警戒する事無く美味しく頂きました。
赤腰布は入って来たのと同じように、静かに出て行った…
こうなったら覚悟を決めるしか無い。ナッチェルが居ないと不安でしか無いけどな…ここがサージって言っても主人の顔見ても誰か分から無い事の方が多いと思うぞ?
そんな事、無かった………
……すっげぇ似てやがる…ナッチェルに…
あの後、赤腰布がまた入って来て、主人の所に案内してくれた。部屋を出たら案の定先程部屋の前でドアに向かって整列土下座ををしていた他の赤腰布達がドアの両サイド、今度は進行方向に向かって一列に並んで土下座。そして、なんで皆んな真赤な腰布なんだよ?突っ込んで良いのか分からない……!
あれだ!大奥の、上様のお通り、状態で並んでやがる……通るのに邪魔だとは言ったけど、人が通れるだけ開けとけば良いってもんじゃ無いと思うんだけど、通じなかった…!
案内された部屋はだだっ広くて、無駄なものは無いが、置かれているものは一目で高そうな物ばかりだ。部屋の奥に何だか床に皆んな座って食事中?
柔らかそうなカーペットの上には美味しそうな料理が並んでいる。
……テーブル、無いのか?…
ナッチェルの屋敷ではテーブルだった。デーブルマナーは分からないし、良く庭とかでも食べてたから普段通りに食事してたけど。
……ここ、どこ?…
サージだと思っていたらサージじゃ無い違和感しか無い。
「こちらにございます。」
赤腰布がドアから入って更に奥、床ピクニックしているして居る所に進みながら促して来る。
床の食卓の中央にゆったりと座って居るのが、多分ここの主人だろう?で、顔を見て分かったような気がする…その周りには数人知らない顔。
中央のが似てるんだよ、顔や雰囲気がナッチェルにさ…
「良く、お越しくださいました。我が城へようこそ!」
「………ここ、どこだ?」
ナッチェルに対する様に接して良いのかも分からないがダメな場合は注意が飛ぶだろうからこれで良いか?
「あぁ!使いの物が説明をしなかったのですか?」
「いや、サージだとは聞いたし、あんたはナッチェルによく似てるから、多分ナッチェルの異母兄弟なんだろ?」
「第一サージの代用品と一緒にしないで下さいませんか?」
明らかに機嫌悪そうな表情でナッチェルを代用品と言い切った…!?
「は?」
「ここは、第二サージ、フワサスの城ですよ。」
……知らんよ、なんで俺がそこにいんのよ?…
「ふ~ん、で、なんで俺がここにいんの?」
「まぁ!先にお座り下さい!お客様を立たせたままなんて失礼に当たりますからね。どうぞ?」
……ゆっくり寛ぐ気分じゃ無いんだけど?答える気あるのか、こいつ?…
赤腰布が空いているクッションの様な座椅子的な所に案内してくれるので、席につけばあれや、これやと料理が取り分けられ食事開始となった。
まあ、料理は美味かった。変な物混ぜられてないか不安だったが、フワサスとは同じ料理を取り分けていたし、毒味?役みたいな赤腰布が味見してたし、それ以上警戒する事無く美味しく頂きました。
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