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「成る程、殺気を含む目もいい…君は余分なものが無いほど金になる。」
「勝手に値踏みをしないで頂きたい。貴方の商品になるつもりなど毛頭ありませんよ。」
「勿体無い……君の様なら使い捨てになぞされずに一生大事にしてもらえるだろうに…」
使い捨て……使い捨てと言ったか、この男……一体誰が使い捨てにされて来たと言うのだ…!
「一つ、良い事を教えてあげようスロウル。」
言いながら大腿をさすり移動する手は止まらず。スロウルが剣の柄に手をかけていようがいまいが関係ない様だ。
「私もですよ。サタマーそれまでに貴方の首が繋がっていたら良いのですけどね。」
「剣を抜く事はできないよ、スロウル?」
出来ない?気持ち一つで直ぐに首を落として見せるが?
「言っただろう?欲しがる者は何処にでもいる。私の仲間は何処にでもいる、と。」
「??!」
仲間がいる?この牢にか?
「彼にはね、特別な物を渡してあるんだ。」
サタマーの手は止まらず、反対の手がスロウル腕を掴む。
「なんだと思う?」
腕を掴む力が徐々に強くなる。
「!?」
「……毒だよ……」
体を寄せて来たサタマーは優しい声で、いとも大切な事を教える様にそっとスロウルに囁いた。
「!!!」
スロウルの目が開かれる、と同時に力一杯引き寄せられて狭い寝台に縫い止められた。
「何をする!!サタマー!!」
独居房の音は外に漏れている。警備兵がいるため既に中で何かが起こっている事は明らかだ。
が、外からの音沙汰が何もない………!?
「どう言う事だ?」
「気が付いたかね?」
真上からサタマーの顔がスロウルを覗き込んでいる。
「彼にはね、特殊な毒を渡していてね。体に付くと火傷をした様に爛れて来て……あぁ、私でさえ、あの光景は背筋が凍るな…」
嫌そうに毒の説明をするサタマーの下でスロウルが驚愕に目を開く。
「誰に!渡したと言うのだ!」
「恐怖に慄く顔もいい…」
「答えろ!」
「スロウル、君が良い子だったら答えてやろうか?」
「くっ!」
今すぐ剣を引き抜いて目の前の首を刎たい!
「あぁ、悪戯はダメだよ?悪さをしたら直ぐにでも、子供達の死体が山の様に出来るからね?」
子供にでも言い聞かせる様に、とんでもない事をサタマーは言った。
この、牢屋にいる、兵士にか!!
独居房の前にいた警備兵の音沙汰が無いのもそのせいだろう。
「分かったようだね?スロウル、少し私の良い様にされるのと、後で子供達の無残な姿を見るのとどちらが良い?」
決まっている、答えを敢えて聞く…残忍な商人サタマーは商品だけではなく、きっと自分の良心迄も売り尽くしてしまったに違いない……
「良い子だ…スロウル……持って帰りたいくらいだよ……」
優しい声で囁きながら、卑怯な行為を強制する男の手がスロウルに伸びた。
「……っ…つぁ……」
「あぁ…良いね、良くなって来ただろう?」
な、にがだ!!
反抗できない事をいいことに、スロウル自らに自分で下衣を全て脱ぐ様にサタマーは指示した。
湿気と黴臭い独房に、スロウルの白い肢体が顕になる…そこへサタマーは唾液で濡らした自分の指を、あろうことかスロウルの後ろへ遠慮なく突き立ててくる。
中を探る様にサタマーの指は動く。ビクリッとスロウルが反応すれば執拗にそこを責め立てる。
内側から何度も刺激されれば、自ずと反応もしてくるものだ。屈辱と羞恥に剣に手が伸びそうになる。
そんなスロウルの葛藤を見抜いているのか、与えられた刺激に対するものだけでは無い苦悶の表情を甘露の如くに楽しんでいるサタマーに心の底から嫌悪が走る。
「随分と反抗的な目だね?スロウル…」
サタマーは楽しそうに言いながらスロウルのシャツのボタンを全て外して胸元まではだけさせ、空いた手でゆっくりと胸を摩られればゾワリ、と嫌悪でスロウルに悪寒が走った。
「…ふっ……っ……ぅっ…」
声など出してやるものかと、視線だけでもスロウルはサタマーを睨みつける。
「フフフ…ゾクゾクするよ、スロウル…あの毒は高かったんだがね…結果としては良い買い物だった…」
一発、拳を入れてやりたい!こんな奴!足蹴にして地べたに這いつくばらせ、楽になど死なせてたまるものか!!
子供達を囮に取って、良い買い物などと!!必ず!後悔させてやる!!
「スロウル…その目は私を喜ばせるだけだよ?君は良く心得ている様だね?よく出来た子にはご褒美をやらんとね。」
サタマーは素早く身をかがめると、後ろを刺激されて反応し始めた、スロウルの中心を口に含んだ。
「!!?」
ビクッと体が反り返る。声を我慢はしたが、体の反応は止められない。
ジュッジュッと、吸い付きながら動かしている艶かしい音が房内に篭る。
「っ……ぅぁっ……くっ…!」
必死に口を押さえ声を殺す。こんな姿外の兵士になど見られたくもない!
スロウルの必死な姿に、咥え込んでいるサタマーがフッと鼻で笑う。
敏感な先に舌を差し込み、刺激したかと思ったら一気に喉の奥まで深く咥え込む。舌を巧みに動かし、吸い上げる力を絶妙に加減してくる。
「……あっ……ぅんっ……んんっ……」
荒くなる息と、ため息の様に漏れる声が抑えられなくなって来る。
サタマーはスロウルが達する前に、口を離した。
「勝手に値踏みをしないで頂きたい。貴方の商品になるつもりなど毛頭ありませんよ。」
「勿体無い……君の様なら使い捨てになぞされずに一生大事にしてもらえるだろうに…」
使い捨て……使い捨てと言ったか、この男……一体誰が使い捨てにされて来たと言うのだ…!
「一つ、良い事を教えてあげようスロウル。」
言いながら大腿をさすり移動する手は止まらず。スロウルが剣の柄に手をかけていようがいまいが関係ない様だ。
「私もですよ。サタマーそれまでに貴方の首が繋がっていたら良いのですけどね。」
「剣を抜く事はできないよ、スロウル?」
出来ない?気持ち一つで直ぐに首を落として見せるが?
「言っただろう?欲しがる者は何処にでもいる。私の仲間は何処にでもいる、と。」
「??!」
仲間がいる?この牢にか?
「彼にはね、特別な物を渡してあるんだ。」
サタマーの手は止まらず、反対の手がスロウル腕を掴む。
「なんだと思う?」
腕を掴む力が徐々に強くなる。
「!?」
「……毒だよ……」
体を寄せて来たサタマーは優しい声で、いとも大切な事を教える様にそっとスロウルに囁いた。
「!!!」
スロウルの目が開かれる、と同時に力一杯引き寄せられて狭い寝台に縫い止められた。
「何をする!!サタマー!!」
独居房の音は外に漏れている。警備兵がいるため既に中で何かが起こっている事は明らかだ。
が、外からの音沙汰が何もない………!?
「どう言う事だ?」
「気が付いたかね?」
真上からサタマーの顔がスロウルを覗き込んでいる。
「彼にはね、特殊な毒を渡していてね。体に付くと火傷をした様に爛れて来て……あぁ、私でさえ、あの光景は背筋が凍るな…」
嫌そうに毒の説明をするサタマーの下でスロウルが驚愕に目を開く。
「誰に!渡したと言うのだ!」
「恐怖に慄く顔もいい…」
「答えろ!」
「スロウル、君が良い子だったら答えてやろうか?」
「くっ!」
今すぐ剣を引き抜いて目の前の首を刎たい!
「あぁ、悪戯はダメだよ?悪さをしたら直ぐにでも、子供達の死体が山の様に出来るからね?」
子供にでも言い聞かせる様に、とんでもない事をサタマーは言った。
この、牢屋にいる、兵士にか!!
独居房の前にいた警備兵の音沙汰が無いのもそのせいだろう。
「分かったようだね?スロウル、少し私の良い様にされるのと、後で子供達の無残な姿を見るのとどちらが良い?」
決まっている、答えを敢えて聞く…残忍な商人サタマーは商品だけではなく、きっと自分の良心迄も売り尽くしてしまったに違いない……
「良い子だ…スロウル……持って帰りたいくらいだよ……」
優しい声で囁きながら、卑怯な行為を強制する男の手がスロウルに伸びた。
「……っ…つぁ……」
「あぁ…良いね、良くなって来ただろう?」
な、にがだ!!
反抗できない事をいいことに、スロウル自らに自分で下衣を全て脱ぐ様にサタマーは指示した。
湿気と黴臭い独房に、スロウルの白い肢体が顕になる…そこへサタマーは唾液で濡らした自分の指を、あろうことかスロウルの後ろへ遠慮なく突き立ててくる。
中を探る様にサタマーの指は動く。ビクリッとスロウルが反応すれば執拗にそこを責め立てる。
内側から何度も刺激されれば、自ずと反応もしてくるものだ。屈辱と羞恥に剣に手が伸びそうになる。
そんなスロウルの葛藤を見抜いているのか、与えられた刺激に対するものだけでは無い苦悶の表情を甘露の如くに楽しんでいるサタマーに心の底から嫌悪が走る。
「随分と反抗的な目だね?スロウル…」
サタマーは楽しそうに言いながらスロウルのシャツのボタンを全て外して胸元まではだけさせ、空いた手でゆっくりと胸を摩られればゾワリ、と嫌悪でスロウルに悪寒が走った。
「…ふっ……っ……ぅっ…」
声など出してやるものかと、視線だけでもスロウルはサタマーを睨みつける。
「フフフ…ゾクゾクするよ、スロウル…あの毒は高かったんだがね…結果としては良い買い物だった…」
一発、拳を入れてやりたい!こんな奴!足蹴にして地べたに這いつくばらせ、楽になど死なせてたまるものか!!
子供達を囮に取って、良い買い物などと!!必ず!後悔させてやる!!
「スロウル…その目は私を喜ばせるだけだよ?君は良く心得ている様だね?よく出来た子にはご褒美をやらんとね。」
サタマーは素早く身をかがめると、後ろを刺激されて反応し始めた、スロウルの中心を口に含んだ。
「!!?」
ビクッと体が反り返る。声を我慢はしたが、体の反応は止められない。
ジュッジュッと、吸い付きながら動かしている艶かしい音が房内に篭る。
「っ……ぅぁっ……くっ…!」
必死に口を押さえ声を殺す。こんな姿外の兵士になど見られたくもない!
スロウルの必死な姿に、咥え込んでいるサタマーがフッと鼻で笑う。
敏感な先に舌を差し込み、刺激したかと思ったら一気に喉の奥まで深く咥え込む。舌を巧みに動かし、吸い上げる力を絶妙に加減してくる。
「……あっ……ぅんっ……んんっ……」
荒くなる息と、ため息の様に漏れる声が抑えられなくなって来る。
サタマーはスロウルが達する前に、口を離した。
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