89 / 128
2章 旅立ち
#88 おっさん、夜の街でアタック返し?
しおりを挟む
/* 前回のあらすじ */
おっさん、そろぷれいで夜の街を徘徊する。
おっさん、夜のお店のちぇっく☆
おっさん、担い手が来てると知られていてびくり!
/* あらすじここまで */
夜の街を徘徊して、雰囲気やら店名に突っ込んだりとか非常に有意義な時間を過ごしたおっさん、酒場でまったりしているところで、担い手の奴がお忍びで来ている、と言う情報を仕入れる。
と言うより、担い手って、俺がバレてるのか!?と挙動不審になるおっさん、けれども
「担い手ぇ!?」
「しっ! 声がでけえよ」
「すまない、で、またアイツがこっち来てんのかよ」
「ああ、お忍びっつといてもアイツ無駄に目立つからなぁ」
「また前みたいに面倒なことにならなきゃいいんだが」
「全くだ、うちに来ないでくれるといいんだが……」
「そう言えば、さっきさらりと流したが御本尊様ってお前お胸様教だったのか!? 通りで元ぱふ(注:元祖!本家ぱふぱふ屋~150年の伝統の技~)に通っていると思ったら……!?」
「うるせえ、お前だって耳姉(注:耳の長いお姉さんは好きですか?)に入り浸ってんじゃねえか! お前もエロフが好きなんだろ!!」
「おっぱいなんて飾りですよ、真に愛するはピコピコと揺れるあの耳をはむはむしたい。 具体的にはエルミーヌちゃん」
「貴様エルミーヌちゃんをはむはむしたいの人間だったのか!?」
「「「「「エルフは真理!!!」」」」」(いつの間にかお揃いのファンクラブ会員装束にチェンジ)
「「「「「全てを包み込む偉大さを讃えよ!!!」」」」」
何か始まってしまった愚かな争いを尻目に、金を払ってそっと逃げるおっさん、然し先ほど聞いた担い手ってのは俺じゃないんだなと一安心する。
持ってないけど気持ち気配遮断スキルを全開にして、部屋へと戻るおっさん。
扉をそ~っと開けたら、えらく雰囲気だけ爽やかな笑顔のエルがお出迎えしてくれました、目が笑って無い奴。
夜なので他のお客様に迷惑が掛からない様、猿ぐつわを噛まされた上でえびちりの刑に処されるおっさん。
それでも、あくる日の朝、女将さんからは苦情が来るから変なプレイはやめて下さいと、下種を見るような目で告げられたおっさん (ア)
おっさん(ア)、凄くマズい勘違いをされていると察知し、懇切丁寧に説明できるところだけ説明したら、何とか理解してもらえて呆れたものを見るような目への変化で済みました。
おっさん(ア)、何か釈然としませんがロリコンでないことだけは解って貰えた様でほっと胸をなでおろします。
おっさん、そろぷれいで夜の街を徘徊する。
おっさん、夜のお店のちぇっく☆
おっさん、担い手が来てると知られていてびくり!
/* あらすじここまで */
夜の街を徘徊して、雰囲気やら店名に突っ込んだりとか非常に有意義な時間を過ごしたおっさん、酒場でまったりしているところで、担い手の奴がお忍びで来ている、と言う情報を仕入れる。
と言うより、担い手って、俺がバレてるのか!?と挙動不審になるおっさん、けれども
「担い手ぇ!?」
「しっ! 声がでけえよ」
「すまない、で、またアイツがこっち来てんのかよ」
「ああ、お忍びっつといてもアイツ無駄に目立つからなぁ」
「また前みたいに面倒なことにならなきゃいいんだが」
「全くだ、うちに来ないでくれるといいんだが……」
「そう言えば、さっきさらりと流したが御本尊様ってお前お胸様教だったのか!? 通りで元ぱふ(注:元祖!本家ぱふぱふ屋~150年の伝統の技~)に通っていると思ったら……!?」
「うるせえ、お前だって耳姉(注:耳の長いお姉さんは好きですか?)に入り浸ってんじゃねえか! お前もエロフが好きなんだろ!!」
「おっぱいなんて飾りですよ、真に愛するはピコピコと揺れるあの耳をはむはむしたい。 具体的にはエルミーヌちゃん」
「貴様エルミーヌちゃんをはむはむしたいの人間だったのか!?」
「「「「「エルフは真理!!!」」」」」(いつの間にかお揃いのファンクラブ会員装束にチェンジ)
「「「「「全てを包み込む偉大さを讃えよ!!!」」」」」
何か始まってしまった愚かな争いを尻目に、金を払ってそっと逃げるおっさん、然し先ほど聞いた担い手ってのは俺じゃないんだなと一安心する。
持ってないけど気持ち気配遮断スキルを全開にして、部屋へと戻るおっさん。
扉をそ~っと開けたら、えらく雰囲気だけ爽やかな笑顔のエルがお出迎えしてくれました、目が笑って無い奴。
夜なので他のお客様に迷惑が掛からない様、猿ぐつわを噛まされた上でえびちりの刑に処されるおっさん。
それでも、あくる日の朝、女将さんからは苦情が来るから変なプレイはやめて下さいと、下種を見るような目で告げられたおっさん (ア)
おっさん(ア)、凄くマズい勘違いをされていると察知し、懇切丁寧に説明できるところだけ説明したら、何とか理解してもらえて呆れたものを見るような目への変化で済みました。
おっさん(ア)、何か釈然としませんがロリコンでないことだけは解って貰えた様でほっと胸をなでおろします。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~
深楽朱夜
ファンタジー
13人の神がいる異世界《アタラクシア》にこの世界を治癒する為の魔術、異界人召喚によって呼ばれた主人公
じゃ、この世界を治せばいいの?そうじゃない、この魔法そのものが治療なので後は好きに生きていって下さい
…この世界でも生きていける術は用意している
責任はとります、《アタラクシア》に来てくれてありがとう
という訳で異世界暮らし始めちゃいます?
※誤字 脱字 矛盾 作者承知の上です 寛容な心で読んで頂けると幸いです
※表紙イラストはAIイラスト自動作成で作っています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる