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2章 旅立ち
#123 おっさんたち、待望の隠しおちんぎんを探す!
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/* 前回のあらすじ */
おっさんたち、SAN値減少に伴い緊急離脱。
おっさん、チェスに報告してやらかす。
おっさんたち、サクッとダチダンを攻略する。
/* あらすじここまで */
ザックリJapan(古)とばかりにさっくりダチダンを攻略したおっさんたち、ただ皆が、特にアルトが待ちに待った隠し部屋がまだ残っている。
ここをチェックせずに次へ行けるだろうか、否、イケない!!と心躍らせてまたダチダンへと向かうおっさん一行、先日発見した1F隠し部屋のスイッチをぽちっとな!して隠し部屋へと入る。
[詳しく見てみましたが、階を跨ぐ移動以外には余計な術式がありませんね]
[使用しても問題ないっすよ、どの階に移動するっすか?]
エルとヤクに魔方陣の術式をしっかり調べて貰い、安全性を確認の上起動してもらう、まずは2Fへ!
前回探したが入れなかった2Fの隠し部屋区画へと転送されるおっさん一行、着いた目の前にはこれ見よがしに宝箱がある。
おっタカラ~♪とダッシュしそうなアルトの首根っこを掴み捕らえるアーリア、そろそろ学ぼうぜアルトよ……。
宝箱に罠等仕掛けられていないのを確認した上で、慎重に開けると……【寸志】と書かれた紙封筒と脇に手紙が入っていた。
若干嫌な予感がしつつも手紙を読むおっさん
「【隠し部屋を見つけることの出来た幸運な君たちへ!】
【これで何か美味しい物でも食べてください!!】」
喜び勇んでアルトが【寸志】と書かれた紙封筒を開けて中身を取り出してみると……御手許が入っていました、封筒いっぱいにみっちりと、おっさんの嫌な予感通りに。
アルトは事態を呑み込めていないのか、一膳一膳取り出してはじっくりと見ていきますが、御手許に変わりはありません。
ちょっといい出来ですので、一膳辺り数百イェン程度の価値はあるんでしょうが、繰り返しますが御手許です。
不思議な表情のまま固まったアルトにおっさん、食べるジェスチャーをして用途を伝えます。
おっさんのジェスチャーを繰り返すアルト、アルトが理解するまで続けるおっさん。
幸運にも理解することができたアルト、思わず持っていた御手許をその思いのままにへし折ったのですが、それもまた仕方のない事なのでしょう。
おタカラよこせなのです~と叫ぶアルトを生温かい目で見つつ、手紙の裏にも何か書かれているのに気付いたおっさんは裏っ返してみると、一言こう書かれていました。
【神より】と。
おっさんたち、SAN値減少に伴い緊急離脱。
おっさん、チェスに報告してやらかす。
おっさんたち、サクッとダチダンを攻略する。
/* あらすじここまで */
ザックリJapan(古)とばかりにさっくりダチダンを攻略したおっさんたち、ただ皆が、特にアルトが待ちに待った隠し部屋がまだ残っている。
ここをチェックせずに次へ行けるだろうか、否、イケない!!と心躍らせてまたダチダンへと向かうおっさん一行、先日発見した1F隠し部屋のスイッチをぽちっとな!して隠し部屋へと入る。
[詳しく見てみましたが、階を跨ぐ移動以外には余計な術式がありませんね]
[使用しても問題ないっすよ、どの階に移動するっすか?]
エルとヤクに魔方陣の術式をしっかり調べて貰い、安全性を確認の上起動してもらう、まずは2Fへ!
前回探したが入れなかった2Fの隠し部屋区画へと転送されるおっさん一行、着いた目の前にはこれ見よがしに宝箱がある。
おっタカラ~♪とダッシュしそうなアルトの首根っこを掴み捕らえるアーリア、そろそろ学ぼうぜアルトよ……。
宝箱に罠等仕掛けられていないのを確認した上で、慎重に開けると……【寸志】と書かれた紙封筒と脇に手紙が入っていた。
若干嫌な予感がしつつも手紙を読むおっさん
「【隠し部屋を見つけることの出来た幸運な君たちへ!】
【これで何か美味しい物でも食べてください!!】」
喜び勇んでアルトが【寸志】と書かれた紙封筒を開けて中身を取り出してみると……御手許が入っていました、封筒いっぱいにみっちりと、おっさんの嫌な予感通りに。
アルトは事態を呑み込めていないのか、一膳一膳取り出してはじっくりと見ていきますが、御手許に変わりはありません。
ちょっといい出来ですので、一膳辺り数百イェン程度の価値はあるんでしょうが、繰り返しますが御手許です。
不思議な表情のまま固まったアルトにおっさん、食べるジェスチャーをして用途を伝えます。
おっさんのジェスチャーを繰り返すアルト、アルトが理解するまで続けるおっさん。
幸運にも理解することができたアルト、思わず持っていた御手許をその思いのままにへし折ったのですが、それもまた仕方のない事なのでしょう。
おタカラよこせなのです~と叫ぶアルトを生温かい目で見つつ、手紙の裏にも何か書かれているのに気付いたおっさんは裏っ返してみると、一言こう書かれていました。
【神より】と。
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