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本格的にバイトする
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土曜日。
悠里は春らしく水色のワンピースに桜色のカーディガンを羽織り、診療所へ向かった。
セミロングの黒髪とナチュラルメイクが相まって、深窓の令嬢といった風情だ。
(これから、変態ドクターにエロい事されに行くけどね…)
心の中で呟く。
「おや、今日はおめかししてますね。似合ってますよ」
地下室でドクターと対面すると、にこにことそんなことを言ってくる。
この男は、本当は何歳なんだろうか。悠里はじろじろ観察するがやはり分からない。ちなみにドクターは今日も白衣、スラックスによれたシャツという出で立ちである。
「せっかく朝から来てくださったのでね。長丁場の実験をします」
ドクターの指示で服を全て脱ぐ。脱いだ服をどうしようかと迷っていたら、シワになるから、とハンガーに掛けてくれた。なんというか、シュールな光景だな、と悠里は服を片付けるドクターを眺めながら思う。
全裸のまま連れて行かれたのは、ドア一枚向こうの浴室だった。洗い場が広く作られ、二人入っても余裕だ。浴槽はそれに反してやや狭く、こちらは一人でいっぱいだろう。洗い場には椅子が置かれている。背もたれも肘掛もついた、がっしりした樹脂製の椅子だ。
何をすればいいのか…とぼんやり佇んでいると、ドクターが道具を持って入ってくる。
「まずは床に四つん這いになってください」
悠里は素直に従う。まだ恥ずかしいが…最初に比べればマシだ。
ドクターは洗面器にお湯を張ると、そこに薬液のようなものを注ぎ掻き混ぜる。そして巨大な注射器でその液を吸い上げ…
「ね、ねえ!もしかして…」
「ええ。今日はお尻を使いますよ。まずは腸内洗浄して、それから色々しますね」
悠里は思わず立ち上がった。冗談じゃない。他人の前で排便なんて出来るわけない。
「あ、やっぱり嫌でしたか。まあ仕方ないですね…」
怒りに目をつり上げる悠里を見て、ドクターはしょんぼり肩を落とす。
「当たり前でしょ!やっぱり貴方変態よ!」
「うーん…。……じゃあ、悠里さん、バイトはここまでです。この後も頼みたかったんですが…」
あっさり引き下がるドクターに、悠里は思わず口を噤む。実は、バイト代を見込んで新しい靴を買ったのだ。カード払いで。
「…それ以外のことなら、するけど…」
食い下がってみる。
しかし。
「いいえ、この段階を飛ばして次、という訳にはいかないのです。大丈夫ですよ、今までの秘密は厳守しますから」
服を持ってきますね、とドクターは浴室を出る。
悠里は慌てた。
「ほ、他のことなら…多少激しくても大丈夫よ?」
「いえいえ、お気遣い有難いんですが、僕にも実験の計画がありますし」
ワンピースを手に戻ってきたドクターはそう返す。
(どうしよう…。今回のバイト代入らないと…。来月の請求が…。でも、人の前で出すなんて…)
悠里はしばし逡巡する。ドクターは、着替えないんですか?とワンピース片手に問いかける。やがて。
「…帰り、ません。ドクター…今回の、実験、やります」
「お腹が痛みますが、それは仕方ないですから。どうしても辛いなら教えてください」
そう言うと尻穴に浣腸器が突き立てられる。嘴先が入っただけで、尻肉にぞわぞわと鳥肌が立った。
「行きますよ」
手に力が込められシリンダがゆっくり押される。グリセリン溶液が流れ込む。
「う…うう……」
悠里は思わず嘴先を締め付け、手を握りしめる。
「今回は400mlだけにしておきます、5分は出さないでください」
浣腸器が引き抜かれた。言われた通り、括約筋に力を込めて我慢する。
腹がぐるぐると鳴り、腹痛が悠里を苛む。冷や汗にまみれながら、ドクターが許可を出すのを待つ。
「あと3分です」
時間の経過が、気の遠くなるほど遅い。
「む、無理…もう無理…!出ちゃう、トイレ…!」
しかしドクターは、平然と
「出してもいいですよ、ここで」
と言い放つ。
「と、トイレ…!お願い、ここはいゃ……!」
涙声で懇願するが、それは許されない。
「も、無理…出る…!」
ついに、音を立てて排便が始まった。
ひっくひっくとしゃくりあげ啜り泣く悠里を横目に、床が綺麗に流されていく。傾斜がついているのか、排泄物はすぐに床に設置された穴に消える。
「…う、うう…。こ、こんなの、あんまりよ……」
他人の前で排泄した羞恥とショックから、悠里は立ち直れないまま泣き続ける。
「しかし、望んだのは君だし…」
ドクターの言葉に、反論はできない。確かに、どうなるか分かっていて実験を受けたのは、悠里なのだ。
「体が大丈夫なら、次に移りたいんですが」
少し申し訳なさそうにドクターが言う。
ここまで来たら、と悠里はフラフラ立ち上がった。
「…次は、どうすれば良いですか」
悠里は春らしく水色のワンピースに桜色のカーディガンを羽織り、診療所へ向かった。
セミロングの黒髪とナチュラルメイクが相まって、深窓の令嬢といった風情だ。
(これから、変態ドクターにエロい事されに行くけどね…)
心の中で呟く。
「おや、今日はおめかししてますね。似合ってますよ」
地下室でドクターと対面すると、にこにことそんなことを言ってくる。
この男は、本当は何歳なんだろうか。悠里はじろじろ観察するがやはり分からない。ちなみにドクターは今日も白衣、スラックスによれたシャツという出で立ちである。
「せっかく朝から来てくださったのでね。長丁場の実験をします」
ドクターの指示で服を全て脱ぐ。脱いだ服をどうしようかと迷っていたら、シワになるから、とハンガーに掛けてくれた。なんというか、シュールな光景だな、と悠里は服を片付けるドクターを眺めながら思う。
全裸のまま連れて行かれたのは、ドア一枚向こうの浴室だった。洗い場が広く作られ、二人入っても余裕だ。浴槽はそれに反してやや狭く、こちらは一人でいっぱいだろう。洗い場には椅子が置かれている。背もたれも肘掛もついた、がっしりした樹脂製の椅子だ。
何をすればいいのか…とぼんやり佇んでいると、ドクターが道具を持って入ってくる。
「まずは床に四つん這いになってください」
悠里は素直に従う。まだ恥ずかしいが…最初に比べればマシだ。
ドクターは洗面器にお湯を張ると、そこに薬液のようなものを注ぎ掻き混ぜる。そして巨大な注射器でその液を吸い上げ…
「ね、ねえ!もしかして…」
「ええ。今日はお尻を使いますよ。まずは腸内洗浄して、それから色々しますね」
悠里は思わず立ち上がった。冗談じゃない。他人の前で排便なんて出来るわけない。
「あ、やっぱり嫌でしたか。まあ仕方ないですね…」
怒りに目をつり上げる悠里を見て、ドクターはしょんぼり肩を落とす。
「当たり前でしょ!やっぱり貴方変態よ!」
「うーん…。……じゃあ、悠里さん、バイトはここまでです。この後も頼みたかったんですが…」
あっさり引き下がるドクターに、悠里は思わず口を噤む。実は、バイト代を見込んで新しい靴を買ったのだ。カード払いで。
「…それ以外のことなら、するけど…」
食い下がってみる。
しかし。
「いいえ、この段階を飛ばして次、という訳にはいかないのです。大丈夫ですよ、今までの秘密は厳守しますから」
服を持ってきますね、とドクターは浴室を出る。
悠里は慌てた。
「ほ、他のことなら…多少激しくても大丈夫よ?」
「いえいえ、お気遣い有難いんですが、僕にも実験の計画がありますし」
ワンピースを手に戻ってきたドクターはそう返す。
(どうしよう…。今回のバイト代入らないと…。来月の請求が…。でも、人の前で出すなんて…)
悠里はしばし逡巡する。ドクターは、着替えないんですか?とワンピース片手に問いかける。やがて。
「…帰り、ません。ドクター…今回の、実験、やります」
「お腹が痛みますが、それは仕方ないですから。どうしても辛いなら教えてください」
そう言うと尻穴に浣腸器が突き立てられる。嘴先が入っただけで、尻肉にぞわぞわと鳥肌が立った。
「行きますよ」
手に力が込められシリンダがゆっくり押される。グリセリン溶液が流れ込む。
「う…うう……」
悠里は思わず嘴先を締め付け、手を握りしめる。
「今回は400mlだけにしておきます、5分は出さないでください」
浣腸器が引き抜かれた。言われた通り、括約筋に力を込めて我慢する。
腹がぐるぐると鳴り、腹痛が悠里を苛む。冷や汗にまみれながら、ドクターが許可を出すのを待つ。
「あと3分です」
時間の経過が、気の遠くなるほど遅い。
「む、無理…もう無理…!出ちゃう、トイレ…!」
しかしドクターは、平然と
「出してもいいですよ、ここで」
と言い放つ。
「と、トイレ…!お願い、ここはいゃ……!」
涙声で懇願するが、それは許されない。
「も、無理…出る…!」
ついに、音を立てて排便が始まった。
ひっくひっくとしゃくりあげ啜り泣く悠里を横目に、床が綺麗に流されていく。傾斜がついているのか、排泄物はすぐに床に設置された穴に消える。
「…う、うう…。こ、こんなの、あんまりよ……」
他人の前で排泄した羞恥とショックから、悠里は立ち直れないまま泣き続ける。
「しかし、望んだのは君だし…」
ドクターの言葉に、反論はできない。確かに、どうなるか分かっていて実験を受けたのは、悠里なのだ。
「体が大丈夫なら、次に移りたいんですが」
少し申し訳なさそうにドクターが言う。
ここまで来たら、と悠里はフラフラ立ち上がった。
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