食時

八茶蔦

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食時

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薄明るい色の空間が果てしなく広がっている。辺りには塵のように細かな物体が漂う。細かな物体の中身は暗闇で満ちている。

どこからともなく女が二人現れる。どちらの女も己の裸体を堂々と晒している。丸みを帯びた輪郭線を描く体はうっすらと透けていて、それぞれ寒色と暖色に染まっている。

お互い相手の方へと体を向け、上半身は起こしたまま足を前方へ投げ出す。尻餅を突いたような体勢になった二人は、太ももを抱えて脚を開いてゆく。伸ばしてもなお分厚い尻の肉の合間から陰部が顔を覗かせる。自らの割れ目の様子をしばらく誇示した後、腕をほどいてゆっくりと接近してゆく。

爪先が触れそうになると片足を上げ、浮かせた足を相手の顔へと突き出す。寒色の女と暖色の女は共に微笑して正面にある足に口付けをする。

「「んむっ、んむぐっ、はぁぅっ......」」

唇で指を捕まえる。舌を指と指の隙間に絡ませる。時々歯を当てて甘噛みも行う。相手の爪先を自らの涎で汚してやると同時に、爪先に舌や歯が触れるのを感じているうちに足を濡らしてゆく。

「「......。」」

舌を滑らせて相手の足の裏を舐め出す。口から仄温かい涎を繰り出して、ムラができないよう満遍なく広げる。
自らの片足にも相手の涎がトロリと垂れる感触を覚える。

「「んは......むぅっ...」」

上げている方の足を動かして相手の顔に触れる。なすりつけられた涎をお返ししようと足をしつこく押し付ける。
顔を踏みつけて相手を女として辱しめる興奮と、目の前の涎まみれの足で同じように顔を押し退けられている屈辱で、二人の足にはますます力が入ってゆく。

暖色の女「ふんぁっ......」

寒色の女「うぐぁぁ...!?」

暖色の女が空いている方の足で寒色の女の陰部を踏んだ。内股をビクンと震わせて怯んでしまう寒色の女。

その隙を突いて暖色の女は相手の顔を足で退かす。寒色の女の上に覆い被さり、一回咥えて涎で濡らした片手を相手の陰部に移す。
割れ目を掻き分けて腰の内部へ侵入する。液体の存在を物語る音を立てて肉壁を責め立てる。

寒色の女「あぁっ、んはぁぁ......」

寒色の女の体内が涎とは別の湿り気を帯びる。指先にその気配を察知した暖色の女は手の動きを加速させる。指の腹で肉を押しては擦り上げる。

寒色の女「うあっ、やぁぁぁ......んひぁぁぁっ...!」

軽く叫びながら痺れた体で涎と潮をまとめて吐き出す寒色の女。陰部から漏れた体液が宙を舞う細かな物体を次々と飲み込む。

至近距離で絶頂する様を見られた寒色の女だったが、暖色の女の髪を掴んで引き倒す。

暖色の女「ぎゃぁぁ...!?」

相手の顔を片手で押さえ付け、もう片方の手は口に咥えて濡らした上で相手の尻へと移す。
尻の奥へ指を突き立てて一気に責めを進める。まだ涎のいない尻の内部を涎の滴る指で弄り出す。

暖色の女「んぁぁっ、あぅぅ......」

湿り気に変化はないものの、暖色の女の体が落ち着かなくなりもぞもぞとうごめき始める。相手の様子に手応えを感じた寒色の女は指を繰り返し出し入れする。尻の内部を押し広げては撫で回す。

暖色の女「ひぃぃっ、うぐぅ......くぅぁぁぁっ...!」

体を若干反らせて触られていない方の穴から潮をひり出す暖色の女。脚を伝う透明な体液は殺風景な空間の色を映しながら細かな物体を沈めてゆく。

目の前の女の絶頂を見下ろす寒色の女に、自分のものではない脚が巻き付く。

寒色の女「んぐっ!?んんんんっ......!」

暖色の女が体を返して寒色の女に密着する。寒色の女も応戦して脚を巻き付ける。
お互い両脚で相手を固定した状態から69の体勢に入る。先程責めなかった方の箇所を両手で責める。

寒色の女の手が陰部に忍び込み、肉壁に巻き付いて刺激を与える。
暖色の女の手が尻の奥へと突き刺さり、肉を余すところなく貫く。

寒色の女「うぁぁぁぁっ...!」

暖色の女「ひぃぃぃぃっ...!」

一度達したこともあってすっかり温まっていた体に両手での責めはかなり効いている。
少なくともどちらか一方が果てるのは時間の問題だ。その果てる方にさえならないように、と暖色の女が責めを加速した刹那、

暖色の女「うぅぅぅぅっ!?」

寒色の女の片手が暖色の女の突起部を突いていた。涎を浸した相手の突起部を指先で捏ねてゆく。
暖色の女は脚の力を抜いてしまう。

暖色の女「はぁぁぁん...!くぁぁぁ...!んぅくぅぅぅぅっ...!!」

体を伸び縮みさせては股を蹂躙される感覚に喘がされる暖色の女。空虚な場によく響く悲鳴はどんどん大きくなってゆく。

暖色の女「あぐぁぁぁっ...!?いひゃあああぁぁぁぁぁっっ!!!」

大きく体を反らし、激しく痙攣しながら、絶叫と共に大量の潮を噴き出す。滝のような勢いで飛び出した潮はおびただしい数の細かな物体を消し去ってゆく。

快楽にしばらくの間悶絶していた暖色の女だったが、次第に体が不定形となり、周りの空間に溶け込んでいってしまう。

一部始終を見届けた寒色の女は甲高い笑い声を上げているうちに、同じく不定形となって姿を空間に紛れさせていった。
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