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多重虹から来る破砕帯(バーニングソウル・レインボーシーカー)①
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多重虹から来る破砕帯(バーニングソウル・レインボーシーカー)
あかね雲に鋼鉄の尖塔がそびえ立つ。それは燃え盛るオレンジに向かって、文字通り「たたらを踏もう」としている。
ムリヤの機内には量子テレメトリーの計測値が刻々と読み上げられている。
「…Tマイナス10……9……8……」
空中発射弾道ミサイルは姿勢を安定させると、パラシュートを分離(パージ)した。炭素繊維よりも高熱に強いセルロースナノファイバー製のノズルがせわしなく首を振る。大気圏外を飛ぶ弾道ミサイルは尾翼がつかえない。かわり噴射口を動かして舵をとる。
ミニットマンの一段目。コンポジット固体燃料ロケットが覚醒した。メインエンジンが咆哮し。酸化アルミニウムの粉末がゴリゴリとノズルを削っていく。
ミサイルのエンジンはメインの噴射口を中心にクラゲ型をした姿勢制御(メデッサ)ノズルが正方形を描くように配置されている。それらの一つずつが明後日の方向に首を振る。
太陽が昇って西の空がすっかり明るくなっても、細長い月が見えている。そこにX-33の断末魔がきらめいた。
同時にビーンスタークの生殺与奪権が行使された。平衡が失われ、前のめりになる。阜康(フカン)隕石はその勢いを余すところなく利用する。堆積層を吹き飛ばして、QCD紐に導かれるまま、ペリドットが然るべきゴールをめざす。
「納豆子さん……」
わかっている事とは言え、知り合いとの別れは辛いものだ。アネットはオヨートルゴイ鉱山で隕石を発見した時の事を回想した。
「本当に藤野祥子は戻ってきてくれるのだろうか」
ソーニャ・ファイスト中佐は成功を信じているものの、不安を隠せない。隕石が提案した説得法は宇宙を漂う天体らしい発想だった。字義通り、身を粉にして祥子と向き合うというものだ。万古の英知は木端微塵に砕け散り、衝突の運動エネルギーがリンドバーグの壁を打ち破ってくれる筈だ。
異世界逗留者たちは衛星追跡レーダーを固唾を呑んで見守っている。隕石とミサイルは別方向からビーンスターク核に向かっている。合流地点に天龍(コア)がある。
スレン・オチルバトがベッドでもがき苦しんでいる。
「母体があぶないわ」
従軍看護婦がスレンを固定し、応急措置を開始した。
「咆哮/熱病ネットワークがムリヤに集中しています。どういう事?」
望萌が系統図をファイスト中佐のモニター画面に転送した。
「隕石とムリヤの間にオーマイゴッド粒子の橋が架かっている?! 解像度を上げてみろ」
中佐が機体断面図をスワイプすると、医療室がズームアップした。ネットワークの終端はスレンだ。
いや、スレンのお腹に繋がっている。
「ゲレルトヤー?!」
ハーベルトはハタと思い当たった。
「そうか、これがファイナルアンサーだったのね!」
■ ビーンスターク中心核
JACK AND THE BEANSTALKの物語は豆の木の伐採で終了する。ビーンスタークは再突入時の高熱に耐えきれず、ウランスハイ上空に四散した。
それにしても、高次知能集団の無策ぶりはどうだ。猛スピードで陰謀の礎が崩壊している。本来ならば慌てふためくどころか、次善策を打つところだ。彼らが単に間抜けなのか、アクションを起こさない意図があるのか、それとも彼らの対処能力を超えた事象が発生したのか。
答えはそのすべてに当てはまる。天龍の射出に必要なエネルギー不足。沼田コヨリやマドレーヌといった懐疑派の内紛、最後に阜康(フカン)隕石が原住生命体の側についたこと。とりわけ、様子見しようという意図が大半を占める。
天龍から藤野祥子の意識はとうに失われていた。ただ、闇雲に地上の生命を吸い上げて、意識エネルギーに変換する機能だけが生きていた。
そこへ、阜康(フカン)隕石が激突し、ビッグスターミサイルの衝撃波が加わることで流れが変わった。
「納豆子……」
ハーベルトのダイマー共有感覚に隕石から消え入るようなメッセージが届いた。それはどちらかと言えば建設的な内容だった。隕石が爆散した瞬間に、結晶化した叡知も砕けた。それぞれの断片が整理整頓され、凡人が読解できるレベルに希釈される。
各要素を運命量子色力学の暴食や色欲といった作用で攪拌し、救恤(きゅうしゃ)の力でまとめた。
それは知性の芽生えとなった。
眠れる天龍がシュウシュウと瘴気を立てて溶けていく。運命量子色力学はスレンの胎内に宿っている純粋無垢な生命力と混ざり合い、新しい意識を灯していく。
その作用によって、天龍の構成要素が集合離散を繰り返し、藤野祥子の痕跡を濃縮した。大気中に浮遊する冠状病毒が意識エネルギーの受け皿となり、そこに二つの像を結んだ。
「祥子……藤野祥子……」
阜康(フカン)隕石がもう一つの意識体に呼びかける。
「誰? ボクはもうボクで無くなったんだ。チャンスンを殺したんだ。この手で息の根をとめたんだ」
混沌した空間に少女の亡霊がうずくまっている。
隕石がそっと近づくと、牙を剥いた。
「ほっといてくれ! 孤独じゃないとか、自分を尊重しろとか、身勝手な慰めはいらない!!」
少女の反発力はとげとげしいエネルギーとして隕石の意識体を苛む。
阜康(カノジョ)はとっておきの特効薬を処方した。
祥子の耳にどこからともなく乳児の笑い声が聞こえてきた。
「赤ん坊? 誰? この子。 そうだ。チャンスンだって生れたときは祝福されたんだよ。両親は健やかな成長を信じて、手塩に掛けた」
「誰だってそうですよ。子供の誕生を喜ばない親はいません」
「その子を殺したんだ。ボクは! ボクだって、祝福されて生まれたはず……なのに、ちぐはぐな身体に産まれた」
祥子の苦悩は誰もが持つ心の闇よりも深い。発生と消滅を繰り返す「藤野祥子」ブランドの生命体は根本に治療不可能な矛盾を抱えている。
隕石は藤野祥子の自己撞着を解きほぐす一滴の秘薬を注いだ。
「おねえちゃん? 祥子おねえちゃん?」
2,3歳くらいの幼女が呼びかけてくる。祥子の意識体が「うるさい」と門前払いする。
幼女は祥子の真正面から語り掛ける。
「どうしてなの? おねえちゃん」
愛らしい瞳に大粒の涙が浮かんでいる。
「ウザいな。誰だよ。この子は?」
面倒くさそうに祥子が隕石に尋ねた。
「ゲレルトヤーよ」
あかね雲に鋼鉄の尖塔がそびえ立つ。それは燃え盛るオレンジに向かって、文字通り「たたらを踏もう」としている。
ムリヤの機内には量子テレメトリーの計測値が刻々と読み上げられている。
「…Tマイナス10……9……8……」
空中発射弾道ミサイルは姿勢を安定させると、パラシュートを分離(パージ)した。炭素繊維よりも高熱に強いセルロースナノファイバー製のノズルがせわしなく首を振る。大気圏外を飛ぶ弾道ミサイルは尾翼がつかえない。かわり噴射口を動かして舵をとる。
ミニットマンの一段目。コンポジット固体燃料ロケットが覚醒した。メインエンジンが咆哮し。酸化アルミニウムの粉末がゴリゴリとノズルを削っていく。
ミサイルのエンジンはメインの噴射口を中心にクラゲ型をした姿勢制御(メデッサ)ノズルが正方形を描くように配置されている。それらの一つずつが明後日の方向に首を振る。
太陽が昇って西の空がすっかり明るくなっても、細長い月が見えている。そこにX-33の断末魔がきらめいた。
同時にビーンスタークの生殺与奪権が行使された。平衡が失われ、前のめりになる。阜康(フカン)隕石はその勢いを余すところなく利用する。堆積層を吹き飛ばして、QCD紐に導かれるまま、ペリドットが然るべきゴールをめざす。
「納豆子さん……」
わかっている事とは言え、知り合いとの別れは辛いものだ。アネットはオヨートルゴイ鉱山で隕石を発見した時の事を回想した。
「本当に藤野祥子は戻ってきてくれるのだろうか」
ソーニャ・ファイスト中佐は成功を信じているものの、不安を隠せない。隕石が提案した説得法は宇宙を漂う天体らしい発想だった。字義通り、身を粉にして祥子と向き合うというものだ。万古の英知は木端微塵に砕け散り、衝突の運動エネルギーがリンドバーグの壁を打ち破ってくれる筈だ。
異世界逗留者たちは衛星追跡レーダーを固唾を呑んで見守っている。隕石とミサイルは別方向からビーンスターク核に向かっている。合流地点に天龍(コア)がある。
スレン・オチルバトがベッドでもがき苦しんでいる。
「母体があぶないわ」
従軍看護婦がスレンを固定し、応急措置を開始した。
「咆哮/熱病ネットワークがムリヤに集中しています。どういう事?」
望萌が系統図をファイスト中佐のモニター画面に転送した。
「隕石とムリヤの間にオーマイゴッド粒子の橋が架かっている?! 解像度を上げてみろ」
中佐が機体断面図をスワイプすると、医療室がズームアップした。ネットワークの終端はスレンだ。
いや、スレンのお腹に繋がっている。
「ゲレルトヤー?!」
ハーベルトはハタと思い当たった。
「そうか、これがファイナルアンサーだったのね!」
■ ビーンスターク中心核
JACK AND THE BEANSTALKの物語は豆の木の伐採で終了する。ビーンスタークは再突入時の高熱に耐えきれず、ウランスハイ上空に四散した。
それにしても、高次知能集団の無策ぶりはどうだ。猛スピードで陰謀の礎が崩壊している。本来ならば慌てふためくどころか、次善策を打つところだ。彼らが単に間抜けなのか、アクションを起こさない意図があるのか、それとも彼らの対処能力を超えた事象が発生したのか。
答えはそのすべてに当てはまる。天龍の射出に必要なエネルギー不足。沼田コヨリやマドレーヌといった懐疑派の内紛、最後に阜康(フカン)隕石が原住生命体の側についたこと。とりわけ、様子見しようという意図が大半を占める。
天龍から藤野祥子の意識はとうに失われていた。ただ、闇雲に地上の生命を吸い上げて、意識エネルギーに変換する機能だけが生きていた。
そこへ、阜康(フカン)隕石が激突し、ビッグスターミサイルの衝撃波が加わることで流れが変わった。
「納豆子……」
ハーベルトのダイマー共有感覚に隕石から消え入るようなメッセージが届いた。それはどちらかと言えば建設的な内容だった。隕石が爆散した瞬間に、結晶化した叡知も砕けた。それぞれの断片が整理整頓され、凡人が読解できるレベルに希釈される。
各要素を運命量子色力学の暴食や色欲といった作用で攪拌し、救恤(きゅうしゃ)の力でまとめた。
それは知性の芽生えとなった。
眠れる天龍がシュウシュウと瘴気を立てて溶けていく。運命量子色力学はスレンの胎内に宿っている純粋無垢な生命力と混ざり合い、新しい意識を灯していく。
その作用によって、天龍の構成要素が集合離散を繰り返し、藤野祥子の痕跡を濃縮した。大気中に浮遊する冠状病毒が意識エネルギーの受け皿となり、そこに二つの像を結んだ。
「祥子……藤野祥子……」
阜康(フカン)隕石がもう一つの意識体に呼びかける。
「誰? ボクはもうボクで無くなったんだ。チャンスンを殺したんだ。この手で息の根をとめたんだ」
混沌した空間に少女の亡霊がうずくまっている。
隕石がそっと近づくと、牙を剥いた。
「ほっといてくれ! 孤独じゃないとか、自分を尊重しろとか、身勝手な慰めはいらない!!」
少女の反発力はとげとげしいエネルギーとして隕石の意識体を苛む。
阜康(カノジョ)はとっておきの特効薬を処方した。
祥子の耳にどこからともなく乳児の笑い声が聞こえてきた。
「赤ん坊? 誰? この子。 そうだ。チャンスンだって生れたときは祝福されたんだよ。両親は健やかな成長を信じて、手塩に掛けた」
「誰だってそうですよ。子供の誕生を喜ばない親はいません」
「その子を殺したんだ。ボクは! ボクだって、祝福されて生まれたはず……なのに、ちぐはぐな身体に産まれた」
祥子の苦悩は誰もが持つ心の闇よりも深い。発生と消滅を繰り返す「藤野祥子」ブランドの生命体は根本に治療不可能な矛盾を抱えている。
隕石は藤野祥子の自己撞着を解きほぐす一滴の秘薬を注いだ。
「おねえちゃん? 祥子おねえちゃん?」
2,3歳くらいの幼女が呼びかけてくる。祥子の意識体が「うるさい」と門前払いする。
幼女は祥子の真正面から語り掛ける。
「どうしてなの? おねえちゃん」
愛らしい瞳に大粒の涙が浮かんでいる。
「ウザいな。誰だよ。この子は?」
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