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ウンエントリヒ・アハト・アハト
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■ 往生特急∞∞88
TWX1369の機関車内は突然の奇襲に対応しきれずパニック状態にあった。もとより、枢軸特急の軌道は国家の存亡を左右する最重要インフラだ。そのため連合国の攻撃に備えて万全を期している。保線作業員は選りすぐりの陸戦要員で固め、鉄道警察隊はたったの一編成で三個戦車師団と渡り合える。それなのに招かれざる外敵が侵入したのだ。
「保線区武装司令部、鉄道警察隊、何やってんのよ、もう!」
ハウゼルは防護無線を発報して最寄りの列車に注意喚起した。運転台の横軸ツインレバーを倒して主幹制御器を操作。TWX1369の量子指令式ブレーキが急制動をかける。
その間にも高架のうえから銃弾が撃ち込まれる。敵車両は交差するタイミングに合わせて、先頭から後尾へ順番に発砲している。異世界逗留者にできることは速度を落として同期を狂わせるしかない。ダイマー能力を用いて白兵戦を挑むことも異世界隧道ではままならない。特に攻撃によってシールドが破損しており、迂闊に車外へ出ると存在喪失する危険がある。
「後方の往生特急EWIGE99∞8∞号と接触しますが、いいんですか?」
望萌が追突事故を懸念すると同時に列車長の正気を疑った。追手に後ろを向けたまま立ち止まる馬鹿がどこの異世界にいるというのか。
「望萌! 列車に上りと下りがあることを忘れた?」
ハウゼルに指摘されて、ようやく気付いた。最後尾車両は展望窓だけでなく、二階に運転席が設けてある。
「そうでした! 後部緩衝排除器、オン。外套効果全開!」
営業運転中に使うものではない。望萌の要求を装置が撥ねつけた。
「こんな時にブレイスがいてくれたら」
列車長はぼやきながら強制コマンドを入力した。装甲シャッターが降り、窓が完全に塞がれる。
衝撃波が九四式装甲列車に命中し、ゴーリキーGAZ-AAAトラックは貨車ごと線路上に投げ出された。
「うわ。もう、ムチャクチャ!」
宙を舞う砲撃手。その断末魔を轟音がかき消した。EWIGE99∞8∞が脱線転覆する。
遠ざかっていく炎。二つ、三つと火球が膨れ上がる。何者かが火に油を注いでいるようだ。
「誘導弾が来ます。往生特急∞∞88のものではありません」
望萌の眼前で真っ赤な表示が明滅している。トンネル内にミサイルが降るなぞ聞いたことがない。
「壁にミサイルランチャーか何かを埋め込んだのでしょうか。シノワの仕業だとすると、容赦ないですね」
吹雪が車外をスキャンする。
「どうしてこうなった?」
なすすべもないまま列車長が憤ると、吹雪が側面探査レーダーに回答を見出した。
「回帰線の隧道にシールド痕がみられます。異世界蒸気掘削機によるものかと。ハーベルトさんが開発した技術をさっそく模倣したようです」
その手際よさに望萌が頭を抱えた。
「シノワ、仕事速ぇ~よ!」
「羊頭狗肉のお家芸を本領発揮して、彼らは枢軸特急に肉薄しているようですね」
吹雪が画面を深刻な面持ちで睨む。そこには蟻の巣のように張り巡らされた作業孔があった。望萌が一撃離脱していく敵影を追う。
「異世界掘削戦車、とでも呼べばいいのかしら。悪夢であってほしいわ」
”こっちは明晰夢よ。最悪~”
ダイマー共有聴覚からハーベルトの悲鳴が聞こえてきた。
■ TWX1369 最後尾車両
目を覆いたくなるような惨状が広がっている。走る宝石店と謳われた豪華車両は銃痕が生々しく、北欧家具がひしゃげ、内装が焼け焦げている。シャンデリアがあった場所には大穴があき、そこから風が吹き込んでくる。その下ですっぽんぽんのハゲ天使が綱引きをしている。
「オチルバト親子は宇宙人が連れて行ったよ」
祥子はセーラー服やスク水から作ったロープを放すまいと頑張っているが、ガリガリに痩せた胸が心もとない。そこに温かい手か添えられた。
「済んだことは仕方ないわ。前を向きましょう」
ハウゼルが両腕でロープを握り、望萌と吹雪が加勢する。四人は慎重にハーベルトを手繰り寄せた。
◇ ◇ ◇ ◇
独逸初代宰相公認麦酒のプルタブが小気味よい音を立てた。
「は~死ぬかと思ったわ」
ハーベルトはぐびぐびと飲み干したあと、盛大に吐息した。TWX1369の乗員食堂は下士官クラブもかくやと言う調度が施されている。祥子は黒猫褌姿のまま、部屋の隅でしょげている。普段は美しい鵞鳥の翼も萎びている。
固いローストビーフをつつきながら、望萌が告げた。
「いい加減にシャワー浴びて、着替えたら? 大切な閣下を助けたということで今回の件はお咎めなしになったんだからぁ」
「それどころか、大総統から『よきに計らえ』と仰せつかったのよ」
ハウゼルが朗報を伝えると祥子は意固地になった。
「気休めの嘘はいいよ。ボクは味方を売り渡したんだ。万死に値するだろ」
慚愧の念に苛まれる祥子。
「いいえ。ドイッチェラントは貴女の判断が正しかったと評価しているわ。EWIGE99∞8∞号の生存者は友軍に収容されたの。∞∞88で、この先の異世界に降りたわ」
ハーベルトはにこやかに答えた。
往生特急∞∞88は片仮名で「ウンエントリヒ・アハト・アハト」と表記する。
「アハト・アハトの終着駅は『社会病理の対流圏』よ。親子はそこで降りた。秘密警察が尾行を続けている。難民の母子家庭が生きていくには厳しい状況に思えるけど社会保証が充実している。スレンが『小人閑居して不善を成す場所』としてはもってこいの環境よ。わたしの勘が正しければ」
ハーベルトは慰めているのか、自己陶酔しているのかよくわからない態度を取った。
「ボクは降りるよ。カルチェラタンに戻るんじゃなかったの? 先生も授業があるだろうし」
祥子は気乗りしない様子で吹雪に視線を投げた。
すると、ハーベルトは人参をぶら下げた。
「いいわ。駅に着いたら下りのTWXで戻るといいわ」
列車の運行情報表示器が駅構内への入線を告げる。
ハーベルトは師弟を複雑な表情で見守った。
TWX1369の機関車内は突然の奇襲に対応しきれずパニック状態にあった。もとより、枢軸特急の軌道は国家の存亡を左右する最重要インフラだ。そのため連合国の攻撃に備えて万全を期している。保線作業員は選りすぐりの陸戦要員で固め、鉄道警察隊はたったの一編成で三個戦車師団と渡り合える。それなのに招かれざる外敵が侵入したのだ。
「保線区武装司令部、鉄道警察隊、何やってんのよ、もう!」
ハウゼルは防護無線を発報して最寄りの列車に注意喚起した。運転台の横軸ツインレバーを倒して主幹制御器を操作。TWX1369の量子指令式ブレーキが急制動をかける。
その間にも高架のうえから銃弾が撃ち込まれる。敵車両は交差するタイミングに合わせて、先頭から後尾へ順番に発砲している。異世界逗留者にできることは速度を落として同期を狂わせるしかない。ダイマー能力を用いて白兵戦を挑むことも異世界隧道ではままならない。特に攻撃によってシールドが破損しており、迂闊に車外へ出ると存在喪失する危険がある。
「後方の往生特急EWIGE99∞8∞号と接触しますが、いいんですか?」
望萌が追突事故を懸念すると同時に列車長の正気を疑った。追手に後ろを向けたまま立ち止まる馬鹿がどこの異世界にいるというのか。
「望萌! 列車に上りと下りがあることを忘れた?」
ハウゼルに指摘されて、ようやく気付いた。最後尾車両は展望窓だけでなく、二階に運転席が設けてある。
「そうでした! 後部緩衝排除器、オン。外套効果全開!」
営業運転中に使うものではない。望萌の要求を装置が撥ねつけた。
「こんな時にブレイスがいてくれたら」
列車長はぼやきながら強制コマンドを入力した。装甲シャッターが降り、窓が完全に塞がれる。
衝撃波が九四式装甲列車に命中し、ゴーリキーGAZ-AAAトラックは貨車ごと線路上に投げ出された。
「うわ。もう、ムチャクチャ!」
宙を舞う砲撃手。その断末魔を轟音がかき消した。EWIGE99∞8∞が脱線転覆する。
遠ざかっていく炎。二つ、三つと火球が膨れ上がる。何者かが火に油を注いでいるようだ。
「誘導弾が来ます。往生特急∞∞88のものではありません」
望萌の眼前で真っ赤な表示が明滅している。トンネル内にミサイルが降るなぞ聞いたことがない。
「壁にミサイルランチャーか何かを埋め込んだのでしょうか。シノワの仕業だとすると、容赦ないですね」
吹雪が車外をスキャンする。
「どうしてこうなった?」
なすすべもないまま列車長が憤ると、吹雪が側面探査レーダーに回答を見出した。
「回帰線の隧道にシールド痕がみられます。異世界蒸気掘削機によるものかと。ハーベルトさんが開発した技術をさっそく模倣したようです」
その手際よさに望萌が頭を抱えた。
「シノワ、仕事速ぇ~よ!」
「羊頭狗肉のお家芸を本領発揮して、彼らは枢軸特急に肉薄しているようですね」
吹雪が画面を深刻な面持ちで睨む。そこには蟻の巣のように張り巡らされた作業孔があった。望萌が一撃離脱していく敵影を追う。
「異世界掘削戦車、とでも呼べばいいのかしら。悪夢であってほしいわ」
”こっちは明晰夢よ。最悪~”
ダイマー共有聴覚からハーベルトの悲鳴が聞こえてきた。
■ TWX1369 最後尾車両
目を覆いたくなるような惨状が広がっている。走る宝石店と謳われた豪華車両は銃痕が生々しく、北欧家具がひしゃげ、内装が焼け焦げている。シャンデリアがあった場所には大穴があき、そこから風が吹き込んでくる。その下ですっぽんぽんのハゲ天使が綱引きをしている。
「オチルバト親子は宇宙人が連れて行ったよ」
祥子はセーラー服やスク水から作ったロープを放すまいと頑張っているが、ガリガリに痩せた胸が心もとない。そこに温かい手か添えられた。
「済んだことは仕方ないわ。前を向きましょう」
ハウゼルが両腕でロープを握り、望萌と吹雪が加勢する。四人は慎重にハーベルトを手繰り寄せた。
◇ ◇ ◇ ◇
独逸初代宰相公認麦酒のプルタブが小気味よい音を立てた。
「は~死ぬかと思ったわ」
ハーベルトはぐびぐびと飲み干したあと、盛大に吐息した。TWX1369の乗員食堂は下士官クラブもかくやと言う調度が施されている。祥子は黒猫褌姿のまま、部屋の隅でしょげている。普段は美しい鵞鳥の翼も萎びている。
固いローストビーフをつつきながら、望萌が告げた。
「いい加減にシャワー浴びて、着替えたら? 大切な閣下を助けたということで今回の件はお咎めなしになったんだからぁ」
「それどころか、大総統から『よきに計らえ』と仰せつかったのよ」
ハウゼルが朗報を伝えると祥子は意固地になった。
「気休めの嘘はいいよ。ボクは味方を売り渡したんだ。万死に値するだろ」
慚愧の念に苛まれる祥子。
「いいえ。ドイッチェラントは貴女の判断が正しかったと評価しているわ。EWIGE99∞8∞号の生存者は友軍に収容されたの。∞∞88で、この先の異世界に降りたわ」
ハーベルトはにこやかに答えた。
往生特急∞∞88は片仮名で「ウンエントリヒ・アハト・アハト」と表記する。
「アハト・アハトの終着駅は『社会病理の対流圏』よ。親子はそこで降りた。秘密警察が尾行を続けている。難民の母子家庭が生きていくには厳しい状況に思えるけど社会保証が充実している。スレンが『小人閑居して不善を成す場所』としてはもってこいの環境よ。わたしの勘が正しければ」
ハーベルトは慰めているのか、自己陶酔しているのかよくわからない態度を取った。
「ボクは降りるよ。カルチェラタンに戻るんじゃなかったの? 先生も授業があるだろうし」
祥子は気乗りしない様子で吹雪に視線を投げた。
すると、ハーベルトは人参をぶら下げた。
「いいわ。駅に着いたら下りのTWXで戻るといいわ」
列車の運行情報表示器が駅構内への入線を告げる。
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