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疾風の到達不能極(インレット)~ラーセン・マグナコア)⑤ ヒメサヤシハチドリ
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■ マリオン島
そこは本来ならばペンギンの楽園であるはずだった。今は赤黒くちぎれた肉片や刷毛ではいたような流血の跡が白く冷たい氷を染めている。降り積もった雪は茶色くえぐられ、こんもりとした土砂に重厚な金属の塊がのしかかっている。機関車は横転し、客車はねじれている。裏返しになった台車が車輪を勢いよく空転させているさまは、まるで打ち負かされたカブトムシのようだ。
ハウゼルはソースコード1970付近の駅に立ち寄ったことがあり、ちょうど夏休みの小学生が飼っている甲虫を意味もなく戦わせている光景を見たことがある。ドイッチェラント人の彼女にしてみれば、昆虫をペットにする感覚じたいが理解できなかった。
最初は闘犬のように強い血統を生み出すために努力しているのだと彼女は感心した。日本人の研究熱心さは小学生の頃から培われているのだ。さらに子供たちが勝ち残った個体をさまざまな取引材料に使う様子を見て、彼らのエコノミックアニマルぶりに薄ら寒いものを感じた。しかし、その実態は無意味なもので、甲虫同士を戦わせる行為は単に普遍的で幼い残虐性の発露であった。
いま、TWX1369を苛んでいる脅威はまさに人類共通の攻撃本法そのものだった。
枢軸特急を、量子ブラックホールテクノロジーの粋を、童心が凌辱している。
リリパット島で亀甲縛りされたガリバーよろしく、脱線転覆したTWX。それを攻撃しているのは小人ならぬ熊である。
熊だ。それも自然界ではなく、目抜き通りや商業施設に生息する種族だ。
彼らの肌は毛皮でなくソフトボアで出来ている。ぬいぐるみの主材料であるベルベットや起毛生地に覆われた熊に襲撃されている。そいつらは前ぶれもなく忽然と氷山の一角に沸いたかとおもいきや、ペンギンを蹴散らし、アザラシを追い払い、外見からは想像もつかぬ機動力でたちまちのうちに墜落現場を包囲した。
そして、彼らは投降勧告も警告もなく、徒党を組んで向かってきた。アネットとジョリーが威嚇発砲をしてみたが、怯む気配はなく、それどころか、銃弾を一切寄せ付けない。とうとう、最初の一団が最後尾車両にとりついた。
「ハウゼル列車長! エクリプス号の外套効果は壊れてしまったの?」
運転台から邨埜純色が這い出した。ひっくり返った機関車と戦闘指揮車両は空中戦を想定して慣性制御装置を内蔵している。脱線事故の衝撃は軽微で、計器類にダメージはない。ハウゼルは一足早く車外に脱出していた。ハーベルトの代わりに武装SSを率いて着ぐるみに散発的な攻撃を浴びせていた。しかし、彼らはその愛くるしい姿をある種の保護膜として使っており、枢軸兵の引き金を鈍らせた。
「外套効果は正常です。しかし、強いて言えば、同調圧力に浸潤されているというか……」
ハウゼルが口頭で説明するより先に、着ぐるみが戦闘指揮車両ににじり寄る。機関車を含めて半径数十メートルは薄紫色の外套効果に守られている。熊の一体がモフモフした掌で力場に触れた。出力はすでに危険域に達している。通常であれば接触した瞬間に衝撃で弾き飛ばされるはずだ。
それがどうしたことか、幽霊のようにスッと壁をくぐり抜けた。熊はよちよち歩きで近づいてくる。それらは立ち止まったり、同じ場所を何度も往復してクンクンと何かを嗅ぎまわっている。餌を探している風でもなく、地面をほじくり返したり、雪を蹴って遊んでいる。熊の挙動そのものは無邪気で凶暴性などみじんも感じられない。それどころか、見る者に癒しさえくれる。熊同士がじゃれあっているうちに片割れがすっころんだ。通常ならば思わずほっこりとしてしまうところだが、ここは戦場だ。
敵の意図がさっぱりわからない。
枢軸兵の緊張が高まった。相手は物理攻撃を一切受け付けず、怯むことなくじわじわと包囲網をせばめ、滑稽なしぐさすら見せる余裕がある。
たまりかねた兵士がパンツァーファウストを持ち出した。機関車の前方、目と鼻の先でくんずほぐれつしているグループを照準する。グリップを握ると、パッと後方にカウンターマスが舞い上がり、擲弾が筒から放たれた。直後に安定翼が展開。ロケットモーターに点火して着ぐるみめがけて飛翔する。
「ちょっと、貴女たち!」
正気を取り戻したハーベルトが戦闘指揮車両から飛び降りた。ただならぬ気配である。しかし、制止するには遅すぎる。彼女はやむなくダイマー能力を起動。弾道周辺から酸素を奪った。
「気でも触れたんですか?」
唖然とする兵士たちにハーベルトは量子オペラグラスを覗くよう命じた。遠赤外線からミリ波まであらゆる帯域で着ぐるみをスキャンする。すると、明らかに生身の人間らしき存在が透けて見えた。
「物理攻撃を回避するところを見ると、わたしたちと同じ確率操作能力者かもしれないわ」
ハーベルトが着ぐるみの背中にピントを合わせると、映像を共有している兵士たちが驚きの声をあげた。ジッパーにオーマイゴッド粒子がこびりついている。
「咆哮/熱病ネットワークノードが接続されてるわ。近くに奏者がいるはず。双眼鏡、追跡して」
ハーベルトがいうやいなや、ぱっと黄金色の平行線がズームアップした。彼女の睨んだとおり、終端に白い鳥の群れが舞っていた。
「ヒメサヤシハチドリです。主に南極周辺に生息する海鳥で、ペンギンの食べ残しなど腐肉を主食としています」
オペラグラスのAIは例によって鳥の脳断面MRI画像を提示した。
「酸化ストレスが急増しています。老廃物から生じたフリーラジカルが細胞を過剰に活性化させた結果、量子共鳴効果が昂っています。これは腐肉に由来するものでしょう」
「つまり、確率変動能力がヤバいってことよ」
ハーベルトが注意喚起する間もなく、着ぐるみは一斉にジッパーをおろした。熊の喉元からあどけない少女の顔があらわれる。みたところ、平均年齢は十代半ば。栗色のショートヘアーを垂らし、青い瞳でじっとこちらをにらんでいる。
武装SSの一人が反射的に眉間を狙撃した。
「やめなさいって言って……」
ハーベルトが大声で制すると、くだんの兵士は筋弛緩剤でも打たれたかのようにくずおれた。彼女は遠い目をしたまま、銃を地面に投げだした。
「貴女、ちょっとどうしたの?」
異変に気付いたハウゼルが女性SSに駆け寄る。
「列車長、離れて!」
ハーベルトの警告がハウゼルを素通りした。少女の虚ろな視線をハウゼルが受け止め、そして同じように膝をついた。
「散開! 総員、散開!!」
敵は正体不明の力で友軍を無力化している。ハーベルトはダイマー聴覚とハンディートーキーの両方で兵士たちに距離を置くように助言した。
しかし、警告を受け取る前に残存兵力の過半数が魅了されていた。ハーベルトは量子オペラグラスをかけたまま行動するように命令しなおした。有害な波長はAIが自動的にフィルタリングしてくれる。女性SSたちは班行動で着ぐるみ少女に接近する。
応対するほうも、特に危害を加えるでなく、じっとしている。
「余計なことに気を取られないで。前を向いて。TWX1369に撤収して!」
ハーベルトは声を嗄らしながら呼び掛けて回る。同時に、彼女のプライドはズタボロにされていた。
「こんなことって、一発の銃弾もなしに無力化させられるなんて、そんな……」
百戦錬磨の彼女にとっては屈辱的な敗北だった。
「とにかく、前進あるのみよ」
重い足を引きずるようにして機関車に向かう。TWX1369は遠かった。わずか数十メートルの距離が千里万里に思える。
「ぬいぐるみっていいですねぇ」
「平和で、癒されます」
「閣下、こんな戦争。もうやめましょうよ」
すっかり心を奪われた女性たちは、着ぐるみ少女をモフりながら、のんびりとくつろいでいる。
ぐいっと手をつかまれるが、何とか振り払tt。
「貴女たちねぇ! それでもドイッチェラント人な……の?」
ハーベルトはただただ機械的に足を運ぶ。
その前途を邨埜純色が塞いだ。着ぐるみ少女と人垣を築いている。
「ハーベルト、もうやめましょう」
酒に酔ったような表情で話しかける。
「あなた、気でも触れたの?」
「悪いけど、わたしは本気よ。とうとう見つけたのよ。これよ。これだったのよ。恒久平和の達成方法を」
そういうと、純色はハーベルトにカロリーメーターを向けた。
そこは本来ならばペンギンの楽園であるはずだった。今は赤黒くちぎれた肉片や刷毛ではいたような流血の跡が白く冷たい氷を染めている。降り積もった雪は茶色くえぐられ、こんもりとした土砂に重厚な金属の塊がのしかかっている。機関車は横転し、客車はねじれている。裏返しになった台車が車輪を勢いよく空転させているさまは、まるで打ち負かされたカブトムシのようだ。
ハウゼルはソースコード1970付近の駅に立ち寄ったことがあり、ちょうど夏休みの小学生が飼っている甲虫を意味もなく戦わせている光景を見たことがある。ドイッチェラント人の彼女にしてみれば、昆虫をペットにする感覚じたいが理解できなかった。
最初は闘犬のように強い血統を生み出すために努力しているのだと彼女は感心した。日本人の研究熱心さは小学生の頃から培われているのだ。さらに子供たちが勝ち残った個体をさまざまな取引材料に使う様子を見て、彼らのエコノミックアニマルぶりに薄ら寒いものを感じた。しかし、その実態は無意味なもので、甲虫同士を戦わせる行為は単に普遍的で幼い残虐性の発露であった。
いま、TWX1369を苛んでいる脅威はまさに人類共通の攻撃本法そのものだった。
枢軸特急を、量子ブラックホールテクノロジーの粋を、童心が凌辱している。
リリパット島で亀甲縛りされたガリバーよろしく、脱線転覆したTWX。それを攻撃しているのは小人ならぬ熊である。
熊だ。それも自然界ではなく、目抜き通りや商業施設に生息する種族だ。
彼らの肌は毛皮でなくソフトボアで出来ている。ぬいぐるみの主材料であるベルベットや起毛生地に覆われた熊に襲撃されている。そいつらは前ぶれもなく忽然と氷山の一角に沸いたかとおもいきや、ペンギンを蹴散らし、アザラシを追い払い、外見からは想像もつかぬ機動力でたちまちのうちに墜落現場を包囲した。
そして、彼らは投降勧告も警告もなく、徒党を組んで向かってきた。アネットとジョリーが威嚇発砲をしてみたが、怯む気配はなく、それどころか、銃弾を一切寄せ付けない。とうとう、最初の一団が最後尾車両にとりついた。
「ハウゼル列車長! エクリプス号の外套効果は壊れてしまったの?」
運転台から邨埜純色が這い出した。ひっくり返った機関車と戦闘指揮車両は空中戦を想定して慣性制御装置を内蔵している。脱線事故の衝撃は軽微で、計器類にダメージはない。ハウゼルは一足早く車外に脱出していた。ハーベルトの代わりに武装SSを率いて着ぐるみに散発的な攻撃を浴びせていた。しかし、彼らはその愛くるしい姿をある種の保護膜として使っており、枢軸兵の引き金を鈍らせた。
「外套効果は正常です。しかし、強いて言えば、同調圧力に浸潤されているというか……」
ハウゼルが口頭で説明するより先に、着ぐるみが戦闘指揮車両ににじり寄る。機関車を含めて半径数十メートルは薄紫色の外套効果に守られている。熊の一体がモフモフした掌で力場に触れた。出力はすでに危険域に達している。通常であれば接触した瞬間に衝撃で弾き飛ばされるはずだ。
それがどうしたことか、幽霊のようにスッと壁をくぐり抜けた。熊はよちよち歩きで近づいてくる。それらは立ち止まったり、同じ場所を何度も往復してクンクンと何かを嗅ぎまわっている。餌を探している風でもなく、地面をほじくり返したり、雪を蹴って遊んでいる。熊の挙動そのものは無邪気で凶暴性などみじんも感じられない。それどころか、見る者に癒しさえくれる。熊同士がじゃれあっているうちに片割れがすっころんだ。通常ならば思わずほっこりとしてしまうところだが、ここは戦場だ。
敵の意図がさっぱりわからない。
枢軸兵の緊張が高まった。相手は物理攻撃を一切受け付けず、怯むことなくじわじわと包囲網をせばめ、滑稽なしぐさすら見せる余裕がある。
たまりかねた兵士がパンツァーファウストを持ち出した。機関車の前方、目と鼻の先でくんずほぐれつしているグループを照準する。グリップを握ると、パッと後方にカウンターマスが舞い上がり、擲弾が筒から放たれた。直後に安定翼が展開。ロケットモーターに点火して着ぐるみめがけて飛翔する。
「ちょっと、貴女たち!」
正気を取り戻したハーベルトが戦闘指揮車両から飛び降りた。ただならぬ気配である。しかし、制止するには遅すぎる。彼女はやむなくダイマー能力を起動。弾道周辺から酸素を奪った。
「気でも触れたんですか?」
唖然とする兵士たちにハーベルトは量子オペラグラスを覗くよう命じた。遠赤外線からミリ波まであらゆる帯域で着ぐるみをスキャンする。すると、明らかに生身の人間らしき存在が透けて見えた。
「物理攻撃を回避するところを見ると、わたしたちと同じ確率操作能力者かもしれないわ」
ハーベルトが着ぐるみの背中にピントを合わせると、映像を共有している兵士たちが驚きの声をあげた。ジッパーにオーマイゴッド粒子がこびりついている。
「咆哮/熱病ネットワークノードが接続されてるわ。近くに奏者がいるはず。双眼鏡、追跡して」
ハーベルトがいうやいなや、ぱっと黄金色の平行線がズームアップした。彼女の睨んだとおり、終端に白い鳥の群れが舞っていた。
「ヒメサヤシハチドリです。主に南極周辺に生息する海鳥で、ペンギンの食べ残しなど腐肉を主食としています」
オペラグラスのAIは例によって鳥の脳断面MRI画像を提示した。
「酸化ストレスが急増しています。老廃物から生じたフリーラジカルが細胞を過剰に活性化させた結果、量子共鳴効果が昂っています。これは腐肉に由来するものでしょう」
「つまり、確率変動能力がヤバいってことよ」
ハーベルトが注意喚起する間もなく、着ぐるみは一斉にジッパーをおろした。熊の喉元からあどけない少女の顔があらわれる。みたところ、平均年齢は十代半ば。栗色のショートヘアーを垂らし、青い瞳でじっとこちらをにらんでいる。
武装SSの一人が反射的に眉間を狙撃した。
「やめなさいって言って……」
ハーベルトが大声で制すると、くだんの兵士は筋弛緩剤でも打たれたかのようにくずおれた。彼女は遠い目をしたまま、銃を地面に投げだした。
「貴女、ちょっとどうしたの?」
異変に気付いたハウゼルが女性SSに駆け寄る。
「列車長、離れて!」
ハーベルトの警告がハウゼルを素通りした。少女の虚ろな視線をハウゼルが受け止め、そして同じように膝をついた。
「散開! 総員、散開!!」
敵は正体不明の力で友軍を無力化している。ハーベルトはダイマー聴覚とハンディートーキーの両方で兵士たちに距離を置くように助言した。
しかし、警告を受け取る前に残存兵力の過半数が魅了されていた。ハーベルトは量子オペラグラスをかけたまま行動するように命令しなおした。有害な波長はAIが自動的にフィルタリングしてくれる。女性SSたちは班行動で着ぐるみ少女に接近する。
応対するほうも、特に危害を加えるでなく、じっとしている。
「余計なことに気を取られないで。前を向いて。TWX1369に撤収して!」
ハーベルトは声を嗄らしながら呼び掛けて回る。同時に、彼女のプライドはズタボロにされていた。
「こんなことって、一発の銃弾もなしに無力化させられるなんて、そんな……」
百戦錬磨の彼女にとっては屈辱的な敗北だった。
「とにかく、前進あるのみよ」
重い足を引きずるようにして機関車に向かう。TWX1369は遠かった。わずか数十メートルの距離が千里万里に思える。
「ぬいぐるみっていいですねぇ」
「平和で、癒されます」
「閣下、こんな戦争。もうやめましょうよ」
すっかり心を奪われた女性たちは、着ぐるみ少女をモフりながら、のんびりとくつろいでいる。
ぐいっと手をつかまれるが、何とか振り払tt。
「貴女たちねぇ! それでもドイッチェラント人な……の?」
ハーベルトはただただ機械的に足を運ぶ。
その前途を邨埜純色が塞いだ。着ぐるみ少女と人垣を築いている。
「ハーベルト、もうやめましょう」
酒に酔ったような表情で話しかける。
「あなた、気でも触れたの?」
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