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マジェストーラ国立魔法学院 編入
和食レストラン蓬莱へ7
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あ、これ美味しい。お刺身も何の魚かわからないし、不思議な身の色もあった。白身、赤身はよく知る刺身だけど 、この黄色い身はどんな味かと恐る恐る食べたけど、普通にヒラメっぽかった。新鮮で、ちゃんとお醤油とワサビがあるし美味しい。
「ちゃんとツマもある。美味しい。」
モグモグと食べ進めるうちに、食べることに夢中になると喋らなくなる私だが、金翔というお酒をいつ飲もうか考えてもいた。
ある程度食べてから飲めば、いくら私でも酔いずらいはず。ご飯(米飯)食べてから飲もうかな。楽しみだな~。
そうだ、お酒に気をとられたけど、ご飯(米飯)は?ご飯(米飯)はどこに?空のお茶碗は逆さまになっている。
「アーヤさん、お探しの炊き込みご飯はその茶色い蓋つきの器ですよ。」
「茶色い蓋つきの器?ミニ土鍋土鍋みたいな?」
「はい。保温性もある器のようで、食べたい時によそい、ホカホカに温かいコメ料理が食べれますよ。」
「炊きたて、ホカホカ……わぁ~。」
ウキウキと土鍋の蓋をカパッと開けると、ホワワ~といい匂いと共に白い湯気が立った。ご飯(米飯)だ 。ああ、美味しそう~。
パクっ
「ん~~~!」
モグモグ
懐かしい食感、醤油とお出汁の風味が口に広がる。一口目を堪能してからというもの、連続でご飯を頬張った。ああ、幸せ。美味しい。
パク モグパク モグモグ パク
「アーヤさん、久方ぶりのコメ料理はどうですか?」
「おいひ……ゴクン。美味しいです。」
「喜んで頂けたようで良かった。ここにお誘いできて私も嬉しいです。」
「炊き込みご飯以外もどれも美味しいですよ。ちゃんと和食らしいお料理で、まさか異世界でこんな立派な日本料理が食べれるなんて驚きです。広めてくれた人に感謝です。」
「和食、日本料理といったものを広めたのは十中八九例の『黒蝶の君』でしょうね。料理人に故郷の味を再現させたのでしょう。
そして、この国や他国からも美味しいと評判になり今では大変人気ある店に。」
「そうだったんですね…。自分のお腹が信じられませんが本当に沢山食べれるようになってます。お品書きのもう七割は食べてますが、まだ全然入りそうです。」
「良かったですね。アーヤさんは少食だったので、胃袋の満腹感は脳の記憶に影響され、習慣化された胃袋の許容量はすぐには増えないものですが、魔力を維持するだけの栄養を採摂らないと貧血や体調不良になりかねませんが、無理はせず、食べれるだけ食べていけばいずれ、魔力量にあった食事量にも慣れていくでしょう。」
ラナとアーヤの会話に耳を傾けながらひとり
安堵していたエルシオン。
「ちゃんとツマもある。美味しい。」
モグモグと食べ進めるうちに、食べることに夢中になると喋らなくなる私だが、金翔というお酒をいつ飲もうか考えてもいた。
ある程度食べてから飲めば、いくら私でも酔いずらいはず。ご飯(米飯)食べてから飲もうかな。楽しみだな~。
そうだ、お酒に気をとられたけど、ご飯(米飯)は?ご飯(米飯)はどこに?空のお茶碗は逆さまになっている。
「アーヤさん、お探しの炊き込みご飯はその茶色い蓋つきの器ですよ。」
「茶色い蓋つきの器?ミニ土鍋土鍋みたいな?」
「はい。保温性もある器のようで、食べたい時によそい、ホカホカに温かいコメ料理が食べれますよ。」
「炊きたて、ホカホカ……わぁ~。」
ウキウキと土鍋の蓋をカパッと開けると、ホワワ~といい匂いと共に白い湯気が立った。ご飯(米飯)だ 。ああ、美味しそう~。
パクっ
「ん~~~!」
モグモグ
懐かしい食感、醤油とお出汁の風味が口に広がる。一口目を堪能してからというもの、連続でご飯を頬張った。ああ、幸せ。美味しい。
パク モグパク モグモグ パク
「アーヤさん、久方ぶりのコメ料理はどうですか?」
「おいひ……ゴクン。美味しいです。」
「喜んで頂けたようで良かった。ここにお誘いできて私も嬉しいです。」
「炊き込みご飯以外もどれも美味しいですよ。ちゃんと和食らしいお料理で、まさか異世界でこんな立派な日本料理が食べれるなんて驚きです。広めてくれた人に感謝です。」
「和食、日本料理といったものを広めたのは十中八九例の『黒蝶の君』でしょうね。料理人に故郷の味を再現させたのでしょう。
そして、この国や他国からも美味しいと評判になり今では大変人気ある店に。」
「そうだったんですね…。自分のお腹が信じられませんが本当に沢山食べれるようになってます。お品書きのもう七割は食べてますが、まだ全然入りそうです。」
「良かったですね。アーヤさんは少食だったので、胃袋の満腹感は脳の記憶に影響され、習慣化された胃袋の許容量はすぐには増えないものですが、魔力を維持するだけの栄養を採摂らないと貧血や体調不良になりかねませんが、無理はせず、食べれるだけ食べていけばいずれ、魔力量にあった食事量にも慣れていくでしょう。」
ラナとアーヤの会話に耳を傾けながらひとり
安堵していたエルシオン。
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