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マジェストーラ国立魔法学院 編入
行こう!水の都セルリアンへ5
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「そうですね…。マーラーの泉と、あとはマジェストーラ王都セルリアン名物の元祖、月の雫キャンディを売っているお菓子店『ハッピーシュガー』ですかねぇ。」
「確かに、月の雫キャンディは名物土産で外せないわよね。じゃあ、私のお勧めもしてもいいかしら?
『青の泉』っていう菓子店のセルリアン名物といえば、珍しいピンクの泉を模したマーラーの泉の祝福ゼリーが有名ね。」
「ああ、あの滅多に見られないピンクの泉のですね。」
「普段は青い泉で、なかなかお目にかかれないからこそ本物には祝福が受けられるという付加価値があるのだけど、お土産でまあ気分よね。気分。」
「パール店長さんは、お勧めの場所どこかありますか?」
「そうねえ、私のお勧め観光地は、マジェストーラに住んでる地元人には観光名所っていうイメージはないらしいけど、他所から来た人には十分物珍しく感じる『国立公園』かしら。
国で国民の憩いの場として管理された場所がいくつかあって、『水中公園』と『水上公園』があるの。マーラーの泉の近くにもあるわ。」
「水中公園と水上公園ですか?」
「やっぱりこの国の公園って他国から見たら珍しいんですね。私は小さな頃から当たり前過ぎて珍しくもないんですけど。」
「そう、地元人にはそのくらいの認識なのよ。でも私は他国出身だから初めて見た時はびっくりしたわ。だって、公園が地上じゃなく水中や水上なのよ!しかも無料で公園に入る為の術を受けれるし、個人的に一度は行ってみて欲しいわ。」
(公園が水中と水上!すごーい。ファンタジー公園だ。行ってみたい。)
「すごいですね!水中と水上の公園。そこも行ってみましょうよ、シオンさん。」
「そうだな、興味深い。マーラーの泉とその公園巡り、名物の菓子店も行くことにしよう。」
「ガルシアちゃん、観光アドバイス参考になりました。おかげで行き先決まりました!」
「参考になったのなら良かったです。」
「シャルさんも、ありがとうございます。」
「フフ、お役に立てて何よりよ。時間があるならいつでもカフェパールでお話し相手になるからいらっしゃいな。
そうだ、私ね趣味で占いもするのよ~。意外に当たるんだから!ちなみに何かひとつでもお店で注文してくれたら占い自体はサービスでしてあげるわ。」
(お~、良心的。カフェの店長ながら占いまで。すごい。今度占ってもらいたいな。)
「はい、行きます!」
「もちろん、占いを押しつける気はないわ。お客から希望があればの話だし、ただおしゃべりに来てくれてもいいわよ。」
「………。」
(占い…相談。)
ルヴァニレットは何も言葉を発せず、シャルドラクの話に耳を傾けていた。
(ふぅ。朝から沢山食べちゃった。本当に異世界に来てから体質変わって人並みに食べれるようになったな。
体重計がないから計れないけど、ウエストもそんなに変わってはいない気がする。きっとカロリーが魔力として消化されてるんだろうな。
シオンさん、シャルさんも朝からきちんと食べてるし。ルヴィ君…は、あれ?サラダとスープだけ?)
「ルヴィ君、やっぱり体調良くない?大丈夫?」
「ああ、少し食欲がないだけだ。問題ない。」
アーヤとルヴァニレットのやり取りを静観するシャルドラク。
(これは私の出番かしら…ね。そういえば、ラーちゃんがまだ食堂にいないわ。いつもならとっくにいるのに。今日は来ないのかしら。)
「ガルシアちゃん、もう部屋戻りますか?まだ時間大丈夫なら私、食後のコーヒー飲もうかと思うんだけど。」
「ええ、まだ大丈夫ですよ。」
「ここの食堂は学院校舎と違って、下膳が必要でしたよね。下げ口どっちですか?」
「それなら、ドリンクコーナー横に専用返却口があります。」
「ドリンクコーナー…ああ、あれですね。行ってきます。ガルシアちゃん空いたお皿もらいますね。」
「こっちもまとめちゃいましょ。私もたまには他の人が入れたコーヒー飲もうかしら。アーちゃん、一緒に行きましょうか。」
「あ、はい。行きましょう。」
2つのトレーに食器をそれぞれまとめ、アーヤとシャルドラクは返却口へ向かう。
「確かに、月の雫キャンディは名物土産で外せないわよね。じゃあ、私のお勧めもしてもいいかしら?
『青の泉』っていう菓子店のセルリアン名物といえば、珍しいピンクの泉を模したマーラーの泉の祝福ゼリーが有名ね。」
「ああ、あの滅多に見られないピンクの泉のですね。」
「普段は青い泉で、なかなかお目にかかれないからこそ本物には祝福が受けられるという付加価値があるのだけど、お土産でまあ気分よね。気分。」
「パール店長さんは、お勧めの場所どこかありますか?」
「そうねえ、私のお勧め観光地は、マジェストーラに住んでる地元人には観光名所っていうイメージはないらしいけど、他所から来た人には十分物珍しく感じる『国立公園』かしら。
国で国民の憩いの場として管理された場所がいくつかあって、『水中公園』と『水上公園』があるの。マーラーの泉の近くにもあるわ。」
「水中公園と水上公園ですか?」
「やっぱりこの国の公園って他国から見たら珍しいんですね。私は小さな頃から当たり前過ぎて珍しくもないんですけど。」
「そう、地元人にはそのくらいの認識なのよ。でも私は他国出身だから初めて見た時はびっくりしたわ。だって、公園が地上じゃなく水中や水上なのよ!しかも無料で公園に入る為の術を受けれるし、個人的に一度は行ってみて欲しいわ。」
(公園が水中と水上!すごーい。ファンタジー公園だ。行ってみたい。)
「すごいですね!水中と水上の公園。そこも行ってみましょうよ、シオンさん。」
「そうだな、興味深い。マーラーの泉とその公園巡り、名物の菓子店も行くことにしよう。」
「ガルシアちゃん、観光アドバイス参考になりました。おかげで行き先決まりました!」
「参考になったのなら良かったです。」
「シャルさんも、ありがとうございます。」
「フフ、お役に立てて何よりよ。時間があるならいつでもカフェパールでお話し相手になるからいらっしゃいな。
そうだ、私ね趣味で占いもするのよ~。意外に当たるんだから!ちなみに何かひとつでもお店で注文してくれたら占い自体はサービスでしてあげるわ。」
(お~、良心的。カフェの店長ながら占いまで。すごい。今度占ってもらいたいな。)
「はい、行きます!」
「もちろん、占いを押しつける気はないわ。お客から希望があればの話だし、ただおしゃべりに来てくれてもいいわよ。」
「………。」
(占い…相談。)
ルヴァニレットは何も言葉を発せず、シャルドラクの話に耳を傾けていた。
(ふぅ。朝から沢山食べちゃった。本当に異世界に来てから体質変わって人並みに食べれるようになったな。
体重計がないから計れないけど、ウエストもそんなに変わってはいない気がする。きっとカロリーが魔力として消化されてるんだろうな。
シオンさん、シャルさんも朝からきちんと食べてるし。ルヴィ君…は、あれ?サラダとスープだけ?)
「ルヴィ君、やっぱり体調良くない?大丈夫?」
「ああ、少し食欲がないだけだ。問題ない。」
アーヤとルヴァニレットのやり取りを静観するシャルドラク。
(これは私の出番かしら…ね。そういえば、ラーちゃんがまだ食堂にいないわ。いつもならとっくにいるのに。今日は来ないのかしら。)
「ガルシアちゃん、もう部屋戻りますか?まだ時間大丈夫なら私、食後のコーヒー飲もうかと思うんだけど。」
「ええ、まだ大丈夫ですよ。」
「ここの食堂は学院校舎と違って、下膳が必要でしたよね。下げ口どっちですか?」
「それなら、ドリンクコーナー横に専用返却口があります。」
「ドリンクコーナー…ああ、あれですね。行ってきます。ガルシアちゃん空いたお皿もらいますね。」
「こっちもまとめちゃいましょ。私もたまには他の人が入れたコーヒー飲もうかしら。アーちゃん、一緒に行きましょうか。」
「あ、はい。行きましょう。」
2つのトレーに食器をそれぞれまとめ、アーヤとシャルドラクは返却口へ向かう。
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