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マジェストーラ国立魔法学院 編入
到着!水の都セルリアン~観光開始8
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お知らせです。地震による停電によりスマホの充電も不十分で執筆もできず、仕事と日常生活が落ち着くまで更新もできない状況になりました。作者は元気ですが、電気に頼る生活だったことを痛感しています。気長に更新をお待ち頂けたらなと思います。
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「あはは、人気留学生は地図を貢がれるんですね。たぶん、地図の数だけ観光という名のデートに誘われたんでしょうね。」
「きっとそうだろう。じゃあ、私達は?」
(私達?どういう意味?観光…も、もしかして今回の外出がデートってこと?!)
「えーと…。」
「寂しいな。デートと思って楽しみにしていたのは私だけ?」
「ぅえ?!た、楽しみは私もしてましたけどっ。」
「けど?」
「…そう面と向かってデートとかは、恥ずかしいじゃないですか。」
「クスッ、顔…赤くなった。」
「だ、誰のせいだとっ。」
「ごめんごめん、私のせいかな。」
「もーっ。」
プイッ
(シオンさん、時々意地悪なんだから。)
アーヤとエルシオンの会話が途切れ、タイミングを見計らったように先程の男性店員が現れた。
「…失礼します。ご注文のハシュジュースお2つと、水玉ゼリーになります。それと…。」
(わー、ゼリーが水色で器が透明だ。きれい!うん?最後になんか言った。それと?)
男性店員が発した最後の一言が気になり、ゼリーから視線を店員へ戻し、首を傾げたアーヤ。店員はお盆からハシュジュース、ゼリーを並べてからまだ何かをテーブルに置いていく。
「こちらは、先程お見苦しいところをお見せしてしまいましたので、お詫と言ってはなんですがサービスの菓子です。」
「え?」
「よろしかったらお受け取りください。では、失礼しま…」
「あ、あのかえってすみません。」
「いいえ。」
足早に去って行った男性店員。テーブルに残された手のひらサイズの小さな白い小箱には青いリボンが結ばれていた。
「かわいい箱。何だか、かえって悪い気がしてしまいますね。」
「まあ、くれると言うのだから素直にもらっておけば?」
複数の女性店員の注文権論争の主な原因であろうエルシオンはアーヤのように気にせずしれっと言い放った。
「じゃあ、せっかくなので頂きましょうか。まずは飲み物、乾杯します?」
「初マジェストーラの王都到着、これからの観光が満喫できるように…乾杯。」
「乾杯~。………おいしー!喉から胃までキューって通るのわかりますね。一気に半分なくなりそうです。」
「それだけ喉も乾いていたんだろう。何せ初めて小竜に乗ってここまで走らせたんだ。緊張もして手に汗も握っただろう。水分を体が必要としているはずだ。」
お知らせです。地震による停電によりスマホの充電も不十分で執筆もできず、仕事と日常生活が落ち着くまで更新もできない状況になりました。作者は元気ですが、電気に頼る生活だったことを痛感しています。気長に更新をお待ち頂けたらなと思います。
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「あはは、人気留学生は地図を貢がれるんですね。たぶん、地図の数だけ観光という名のデートに誘われたんでしょうね。」
「きっとそうだろう。じゃあ、私達は?」
(私達?どういう意味?観光…も、もしかして今回の外出がデートってこと?!)
「えーと…。」
「寂しいな。デートと思って楽しみにしていたのは私だけ?」
「ぅえ?!た、楽しみは私もしてましたけどっ。」
「けど?」
「…そう面と向かってデートとかは、恥ずかしいじゃないですか。」
「クスッ、顔…赤くなった。」
「だ、誰のせいだとっ。」
「ごめんごめん、私のせいかな。」
「もーっ。」
プイッ
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「…失礼します。ご注文のハシュジュースお2つと、水玉ゼリーになります。それと…。」
(わー、ゼリーが水色で器が透明だ。きれい!うん?最後になんか言った。それと?)
男性店員が発した最後の一言が気になり、ゼリーから視線を店員へ戻し、首を傾げたアーヤ。店員はお盆からハシュジュース、ゼリーを並べてからまだ何かをテーブルに置いていく。
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「え?」
「よろしかったらお受け取りください。では、失礼しま…」
「あ、あのかえってすみません。」
「いいえ。」
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「かわいい箱。何だか、かえって悪い気がしてしまいますね。」
「まあ、くれると言うのだから素直にもらっておけば?」
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「じゃあ、せっかくなので頂きましょうか。まずは飲み物、乾杯します?」
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