夢じゃなかった!?

Rin’

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マジェストーラ国立魔法学院 編入

水の都セルリアン~湧水と水稀5

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「じゃあ、ええと~終わりっ。水浴び終了っ。影は水を遮断しゃだん!」

(とにかく遮断遮断っ!シャットアウト!水をはじく地面に戻って!)


トポトポポポ……パ


チャッパチャパチャ


「間に合ったね。宣言した途端とたんに地面に戻った。」



“やったー俺の勝ちー!”

“ほとんど一緒だろ~。”


(ふ~、ギリギリセーフ。子供達の到着前に間に合ったみたい。)


「ふぅ…よし。シオンさん、ありがとうございました。無事水浴びできたようですし、次の所に行きましょうか。」

「そうしようか。」

ささやかな時間ではあったが、エルシオンの推察通り水稀に水浴びをさせることができたアーヤ。マーラーの泉にある湧水スポットから移動し、次なる目的地へ向かった。



マーラーの泉の近く、流れる湧水スポットから歩き出してしばらくたった頃…。



「シオンさん、マーラーの泉の名産物って確か祝福ゼリーっていうのでしたよね?今から行くのはそのお店ですか?」

「そう。『青い泉』っていう店だ。地図によると、この場所から青い泉へはここから西にある水上公園の更に西だ。」

(西とか東とか私にはさっぱりだ。とりあえず、
公園よりも奥に行くってことですね。)


地図を片手に知らない土地を出歩くような際は、地図で確認する時もクルクル回してしまうタイプで、駅の出口が北口、南口、西口といったように複数ある場合、方向感覚的に現在地を確認した上でもなかなか行きたい方へ行けずに迷ってしまうという方向音痴なアーヤ。エルシオンの説明を聞いてもあまりピンとこなかった。


「へ~西…。」

「水上公園には飲食できる出店が点在しているらしいから早めに昼食とするかい?」


「それもいいですねぇ!出店の食べ歩きとかって楽しいから好きです。お祭りみたいで。」

「この公園も観光として勧められた場所のひとつだ。学院の喫茶店、パールの店長に。」

「そうそう、シャルさんでしたね。普通の公園も案外観光になるってお勧めしていたの。」

(一度会ったら忘れない、かなりのインパクト濃い個性をお持ちな麗人れいじんのお兄…お姉オネエさんだ。

いやいや、今思い出してもシャルさんとラナ先生、それにシオンさんが喫茶店内にそろっていた時は目の保養でございました。どこのアイドルユニットかというくらい顔面偏差値、ほんと超高過ぎだわ。

それと同時に、まだ少ししか話したことないけど、すごく気さくで優しくて思いやりのある人だと思ったんだよね。そして、ラナ先生が大好きな感じもすごくした。だって、ラナ先生へのアンテナもすごかったし。)


「これから行くのが水上公園で、店長が言っていたもうひとつの水中公園は、地図だと確か…もう少し離れていて水上公園から更に西のみずうみにあるんだ。距離からするとまず水上公園まではあと10分くらい。そこの一角に青い泉がある。

水中公園までとなると更に20分は歩く必要がある。」

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