夢じゃなかった!?

Rin’

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マジェストーラ国立魔法学院 編入

水の都セルリアン~祝福祭りin水上公園13

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「ふぅ…ごちそう様でした。」

「満腹?」

「いっぱいです。量が多いボリューミーで、食べごたえありました~。串焼きお肉、ポテトに唐揚げ、スープにパン、あとジュースでしたか。もうしばらく入りません。」

「それは何よりだ………。」


(シオンさん?なんだか顔をジーっと見られてる?)


「どうかしました?はっ!?」

慌てて口元を片手で隠して何か汚れているのかとハンカチを出して拭うアーヤ。


「いや、顔色を見比べていたんだ。村に来たばかりの頃に比べ、更に良くなったなと思ってね。魔力の循環も馴染んで体に変調はないようだし、どこから見ても私と同じくこの世界こっちの住人になったなと思ってね。」

「シオンさんの村に来たばかりの頃…懐かしいですね。ルピナスさん、元気かなぁ。」

(初めて会った時の衝撃は本当に忘れられない。シオンさんのお姉さんかと本気で思った。美人と略すのもおこがましい位、はっきり、美しい人っているんだな~と実感したもの。

でも、明るくて気さくで、美人なことを鼻にもかけないで親切で優しい素敵な女性。お茶目な一面もかわいい。息子は母親に似るって言うけどシオンさんもやっぱりお母さん似なんだよね。)


(おや、今度は私の番なのかな?)



エルシオンは、まじまじと自分の顔に向けられる視線を受け止める。

「シオンさんってお母さん似ですよね。」

「瞳の色も面差おもざしも生まれつき母似だな。」  

母親似という話題はエルシオンにとって良くある話であり、家族、村の皆からも言われ慣れていたことである。しかし、アーヤが次に持ちかけた話は初めてでその突拍子とっぴょうしもない内容に意表いひょうをつかれることに。


「シオンさんがもしも、もしもですよ?性別が女性だったら、それはそれでモテモテ美人なお姉さんなのには間違いありませんが、お兄ちゃんの前世の記憶を持ったお姉さんになってしまうということだから、少々ややこしいことになっていたかもしれないですね…。」


「はぁ…それは…どこからそうなるんだ…。」 


もしも話を真面目な顔でするアーヤに対しエルシオンはジト目を向けつつも話に付き合う。


「小説とかには異世界トリップは性別ってそう変わらないのが多いと思うんですけど、転生と前世持ちとなると、たまにあれ?!性別変わってますけど!みたいなものもあるので、シオンさんも全く可能性のなかった話ではないのかなと思ったんですよね。でも良かった~、シオンさんの性別が前世と変わってなくて。」

「どういうこと?」
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