夢じゃなかった!?

Rin’

文字の大きさ
上 下
476 / 599
マジェストーラ国立魔法学院 編入

水の都セルリアン~お土産とプレゼント12

しおりを挟む
「紅茶に合う砂糖さとう…。それなら確かに無難かも。
じゃあ、この月の雫を2つと、太陽の雫をひとつは買うとして、そのラコンドはグラム…えーと、量ってどのくらいで売ってるんですか? 」

 「小袋、中袋、大袋と、特大があります。お土産用でしたら中袋がよろしいかと思います。ご自宅用でしたら大か特大がお得でとなっています。」


 (なるほど。業務用サイズみたいなのもあるんだ。直接見たい。)

 「そのラコンドってどちらにありますか?」 

「ラコンドが並ぶ場所にご案内しますね。こちらにどうぞ~。」

 「お願いします。」 

店員の後ろをテクテクついて歩くと、砂糖コーナーらしき場所には瓶が並んで置いてあった。予め小分けしてはいないようだった。

 (蓋ふたつきの瓶かめ?大きい。漬物とか黒酢とかの発酵食品を入れる器みたい。瓶の数だけ種類があるのかな? いち、に、さん…へえ、六種類もあるんだ。

自分はお菓子作りするようになってから砂糖の種類覚えた口だけど、お砂糖がこれだけ種類あるのってすごいんじゃないかな。)


 カタッ 


店員が茶色い瓶の蓋を開け、中の砂糖を小皿ですくって直接見せる。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

幼馴染がそんなに良いなら、婚約解消いたしましょうか?

恋愛 / 完結 24h.ポイント:25,098pt お気に入り:3,541

異世界最強のレベル1

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:14pt お気に入り:2,006

引退した元生産職のトッププレイヤーが、また生産を始めるようです

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:14pt お気に入り:789

処理中です...