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マジェストーラ国立魔法学院 編入
学食っていいね10
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(うんうん、瑞稀も頑張ってたね~。フシャーッ!って、モグモグ。うん、しょうががちゃんと効いてるっ!ご飯もふっくら、超美味しい。豚肉とほぼ変わらない感じのお肉だな。何のお肉け知らないけど。パサパサでもないし脂身こてこて過ぎってわけでもなくてちょうどいい。はぅ~幸せ~。和食最高。)
黙々と食べることに集中しているアーヤに代わり、エルシオンが説明する。
「結果的に逃亡されてしまい討伐自体は失敗したが、駆けつけた傭兵騎士団とブラム先生の早い対処により特に市民に被害は出なかった。」
「出先で、嘆くモノの討伐に巻き込まれるとは、とんだ災難だったな。」
「ああ。聞くに耐えないあの嘆きは、聴覚の優れた我々エルフにとって厄災そのものと言える。音を遮断する結界を展開しても残響がひどかった。」
「大変でしたのね。お二人ともお怪我がなくて、何よりですわ。」
「想定外のトラブルはその『嘆くモノ』くらいで、あとは大方、予定通りに行きたい所には行ったか。ハッピーシュガーや旅立ちの商店街にも足を運んで、騎竜で帰るのにあったらいい物や今後使いそうな物を色々買ってから帰って来た。」
今日1日を振り返りつつエルシオンは行き先々の話をし、アーヤもうんうんと頷いていたがハッピーシュガーの名が出てルヴァニレットへのお土産を今渡そうか水を一口飲んでタイミングを見計らった。
黙々と食べることに集中しているアーヤに代わり、エルシオンが説明する。
「結果的に逃亡されてしまい討伐自体は失敗したが、駆けつけた傭兵騎士団とブラム先生の早い対処により特に市民に被害は出なかった。」
「出先で、嘆くモノの討伐に巻き込まれるとは、とんだ災難だったな。」
「ああ。聞くに耐えないあの嘆きは、聴覚の優れた我々エルフにとって厄災そのものと言える。音を遮断する結界を展開しても残響がひどかった。」
「大変でしたのね。お二人ともお怪我がなくて、何よりですわ。」
「想定外のトラブルはその『嘆くモノ』くらいで、あとは大方、予定通りに行きたい所には行ったか。ハッピーシュガーや旅立ちの商店街にも足を運んで、騎竜で帰るのにあったらいい物や今後使いそうな物を色々買ってから帰って来た。」
今日1日を振り返りつつエルシオンは行き先々の話をし、アーヤもうんうんと頷いていたがハッピーシュガーの名が出てルヴァニレットへのお土産を今渡そうか水を一口飲んでタイミングを見計らった。
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