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エスリアール王城 出会い
ランチは天空の庭スカイガーデンで3
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「はい、そうしましょう。」
「ふふ、ではメニューはこちらでございます。」
メニューを二人分それぞれに手渡された。表紙の中央に銀の文字で天空の庭とある。よし、表紙はOKだ。中の文字も読めるかな?!
「本日のお薦めは、とてもいいカウギー肉が入荷しております。もし肉料理がお好きでしたら是非、カウギーを使った料理をご賞味くださいませ。ご注文はいかがなさいますか?」
「アーヤさん、カウギーの肉料理がお薦めみたいです。そうだ、メニューの文字読めますか?」
「…あ、はい。昨日、この世界の文字の読み書きにも不自由はしないとわかったので確認がてら、まじまじと読んでました。
そうですね…メインはそのカウギーのステーキ150gにします。
焼き加減が選べるなら、ミディアム…中まで火がしっかり焼ける手前で少し赤身がかっている位でお願いします。
他は何かスープとサラダは頼みたいですね。あと、パンを。」
「カウギーのステーキと合いそうなスープ、サラダはオーナーのお薦めにしましょうか?」
「はい。そうしたいです。」
「エリオット、それで頼むよ。私のステー
キは400gで。焼き加減はアーヤさんと同じで。ワインを何かカウギーに合うものを頼むかな。アーヤさんはお酒、飲めますか?」
「の、飲めるんですがこちらの世界のお酒には大層弱い体質らしくて、前に大変ご迷惑を皆様にかけたので今日は我慢…します。
私のことは気にせず、サリアンさんはどうぞお好きなものを。私はジュースかアルコールの入ってないものを頂きたいです。」
「そうですか…残念です。とても合う赤ワインがあったのですが。代わりに、赤い果物ジュースを頼みましょう。」
「ありがとうございます。」
「では、料理ができるまで暫しご歓談くださいませ。失礼致します。」
「サリアンさん、お聞きしたいのですが、主食ってパンやパスタはメニューにありますが、ライス…お米や穀物的な物ってこの世界にありますかね?」
「主食のライスは確かにあるけれど、残念ながらこの国ラナンキュラスではあまり流通していないですね。ここではパンやパスタが主流です。ライスお好きなんですか?」
「はい、私のいた国の主食、ライスはご飯とも言って私には魂フード的な…まあ、毎日食べていた馴染みある主食で個人的に大好きなんです。」
「そんなに好きなんですか。毎日食べても飽きない程に?」
「はい。こちらに来てからずっと食べてないのでそろそろ恋しくて昨日も図書室で穀物図鑑を読んでましたが、栽培法ばかりでどこで食べれるか流通がまだわからなくて。」
「なるほど…。そんなライス好きなアーヤさんに朗報があります。」
「はい?」
「お聞きしたいですか?」
「?はい。できるなら。」
「ふふ、ではメニューはこちらでございます。」
メニューを二人分それぞれに手渡された。表紙の中央に銀の文字で天空の庭とある。よし、表紙はOKだ。中の文字も読めるかな?!
「本日のお薦めは、とてもいいカウギー肉が入荷しております。もし肉料理がお好きでしたら是非、カウギーを使った料理をご賞味くださいませ。ご注文はいかがなさいますか?」
「アーヤさん、カウギーの肉料理がお薦めみたいです。そうだ、メニューの文字読めますか?」
「…あ、はい。昨日、この世界の文字の読み書きにも不自由はしないとわかったので確認がてら、まじまじと読んでました。
そうですね…メインはそのカウギーのステーキ150gにします。
焼き加減が選べるなら、ミディアム…中まで火がしっかり焼ける手前で少し赤身がかっている位でお願いします。
他は何かスープとサラダは頼みたいですね。あと、パンを。」
「カウギーのステーキと合いそうなスープ、サラダはオーナーのお薦めにしましょうか?」
「はい。そうしたいです。」
「エリオット、それで頼むよ。私のステー
キは400gで。焼き加減はアーヤさんと同じで。ワインを何かカウギーに合うものを頼むかな。アーヤさんはお酒、飲めますか?」
「の、飲めるんですがこちらの世界のお酒には大層弱い体質らしくて、前に大変ご迷惑を皆様にかけたので今日は我慢…します。
私のことは気にせず、サリアンさんはどうぞお好きなものを。私はジュースかアルコールの入ってないものを頂きたいです。」
「そうですか…残念です。とても合う赤ワインがあったのですが。代わりに、赤い果物ジュースを頼みましょう。」
「ありがとうございます。」
「では、料理ができるまで暫しご歓談くださいませ。失礼致します。」
「サリアンさん、お聞きしたいのですが、主食ってパンやパスタはメニューにありますが、ライス…お米や穀物的な物ってこの世界にありますかね?」
「主食のライスは確かにあるけれど、残念ながらこの国ラナンキュラスではあまり流通していないですね。ここではパンやパスタが主流です。ライスお好きなんですか?」
「はい、私のいた国の主食、ライスはご飯とも言って私には魂フード的な…まあ、毎日食べていた馴染みある主食で個人的に大好きなんです。」
「そんなに好きなんですか。毎日食べても飽きない程に?」
「はい。こちらに来てからずっと食べてないのでそろそろ恋しくて昨日も図書室で穀物図鑑を読んでましたが、栽培法ばかりでどこで食べれるか流通がまだわからなくて。」
「なるほど…。そんなライス好きなアーヤさんに朗報があります。」
「はい?」
「お聞きしたいですか?」
「?はい。できるなら。」
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