【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。

BBやっこ

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6歳

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(ステラってそんなに貴族対応が出来なかったっけ?)

以前、魔石のカケラを盗んだ事。それが庭への魔物の侵入を許した。今はまだ起こっていない。

教えた覚えないし。乳母をしてくれたマリーは、昔に子爵家の老夫婦のところでメイドをしたと言っていた。
基本は学んでいるはずだ。ん?教育係はいない。

私を貴族の子だと認識してないなんて事ある?そこまではないよね?オジサマと食事したりグラウルとも打ち合わせしている。
(メイドの仕事をしているステラとは会ってない。)

え、魔導具の整備してるんだけど??遊びだと思ってるとか。

ステラのあの態度が、私を貴族として対応しない可能性が出てきた。じゃあ、私、屋敷で手伝いしない子供って認識なの?そんな認識が抜けることあるのかな。

けど、その前提にするとあの態度も行動も、納得できるかも。

(誰かに、ダズがステラに教えといてくれるかな?)

強面だけ冒険者の経験があるから、貴族の面倒さも話してくれるかも。
話を盛ってると思って、耳を貸さないステラの可能性について。


そっかあ。貴族の子供で当主とかにも目を掛けられていないから、扱いは同じより下?
んー、あの言動を今のうちに直して行けたら、うちで雇っていられる?そこは本人次第か。

以前とは違う分岐点な気がする。それが良いのかわからないけど。こんな辺境まで家族と別れて来てくている彼女に少し、報えないだろうか。

今は、オジサマにお願いするのが先か。懐に余裕があると、選択肢が広がると実感した。


そんな事があって、迷惑な存在を呼び寄せてしまったのか?
(いいえ、呼んでません。)

つい自問自答してしまった。
貴族が来た。わざわざ辺境にドレスアップして。ヴェーネン家に入り込むつもり?拒否です。

「親戚?知らない人です。顔も名前も知りません。」

紳士淑女な格好は、この辺境では何しに来たのか。的になってくれるの?派手だしヒラついて魔物のには人気かも。

「小さかったから記憶がないのは分かるが。」
「いいえ会ってません」

しつこいが一応、客扱いをして応接室に通したが安っっい紅茶を出している。しっかりした対応で、貴族社会的に問題ない程度の出迎えなきゃいけなかった。悪い噂を流されても打ち消せるように。相手が詐欺師でも!

「当主様にも会えず、なぜ音沙汰ない親戚の方が?」

オジサマを出すと、代理の分際でとか煩いので私が対応する。顔も名前も覚えられていない役立たずが今頃なんですか?と言う意味を含む、嫌味である。助けを求められない縁ってなんのためにあるんでしょうね?

ここまで言えば、とりつく暇もないだろう。ヴェーネン家と繋がっていれば甘い汁を吸えるっていう。

「辛かったでしょう?」
なんか、抱きついてきそうな知らない人がいるんですけど。
こんなところへ幅をとるヒラヒラドレス?ご苦労様。服を汚して帰ってくれ。

「くさい。」

避けたら、なんて無礼なって顔だけど。名前も顔も知らない貴族を名乗る人にこれ以上、礼儀を使う気はない。
「甘い香水は魔物に狙われやすいって知ってますか?」


魔物除けを色をつけて売った。平原で魔物に会っても早々に走れば逃げ切れるけど。
冒険者の護衛も気分が悪いだけだろうし、依頼を拒否。


「お帰りはお気をつけて。」

師匠執事のグラウルがお見送りして、やっと終わった。

「教会への寄進もお願いしたけど、してくれるかな?」

「それはなんとも。」
「治療と邪気払いしてくれるって言ったけど。怪我したら行くでしょうし?」

“せめてお金を落としていってくれれば邪魔なだけじゃないのに”というセリ様の態度です。

ああ。貴族らしいと思えてしまいます。セリ様は策士と言えるでしょうか。
いつのまにか、貴族の振る舞いを覚えている不思議なお子です。


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