【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。

BBやっこ

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9歳

紹介状

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アクレイオスから貰った紹介状があり書店ともう一つ、不思議な場所があった。帰ってガイサスに相談の案件だ。

「商業ギルドか。心当たりは?」
「水の魔石と魔導具のどれかでしょうか。」

冒険者ギルド長が、商人のトップを紹介する理由が何個かあった。忙しかったとはいえ、補足が欲しかったよアクレイオス。

「水の魔石だけで、わざわざ王都の商業ギルドに行けと示唆するだろうか?」

たぶん、お節介で渡してくれた物だと思う。詳しく話が無かったのは他意がなくって、折角行くなら寄っておいたらどうだ?っていう。

これをオジサマに、ガイサスに説明しても納得はできないだろう。貴族的な考えなら、何か思惑があると思うものだ。

(私は、ほぼ無いと思うけど。)

「行きたいのならサディスを連れてなら…いや、少しメンバーが変わるかもしれん。」
「王都の屋敷で何かありましたか?」

グラウルから知らせで、サディスを辺境の方に残して欲しいと要望があったらしい。当初は王都で仕事をさせたかったようだけど。

「親類達の動きがあるようでな。乗り込んでくるやもしれん。」
「そうであれば、冒険者では分が悪いですね。」

ヴェーネン家で雇っている、執事であれば対抗できるだろう。

「であれば、バリスを護衛につけるか。」
「お願いします。」


何か仕掛けてくると情報を掴んだのだろうか。

「厄介事が待ってるだろうなあ。」

自室で、ぼやくとステラが掃除をしていた。本を手に取って出て行くのでそのまま掃除はよろしく。

「なーに?まだうじうじ考えてるのっ」
「王都に行くメンバーが変わりそう。」

「え!わたしは行けるわよね??」

元気だなって思った。問い詰められるのは面倒なので、書庫に逃げた。

サディスはガイサスに呼ばれて、話を聞いているだろう。私はバリスの方に行くかとも考えたけど、後回しにしよう。

キッチンと風呂に水の魔石を連結させて、大量の水を出せるようにした。今は火の魔石も入れてお湯が出ないか試しているところだ。

魔導具ではお湯を出せるものもある。魔石と魔法陣の組み合わせと器の素材でできているので、高価だ。お城で使っているくらい。魔石だけのお湯を大量に出せるのに、商機があると見込んでいるらしい。アクレイオスは商業ギルドに繋ぎをつけておけと勧めているのだろう。


ヴェーネン家としてより、私個人が作った技術だと認めてくれているわけだが。
2つの魔石を使う事くらい、誰かが考えていそうだ。けれどどっちかひとつで魔法を使ったり、魔石を順に使った方が調整しやすい。


“セリ個人の功績を家に還元させるべきでは無い”

私の自由度が上がる話だが、そうすべきか分からずセリは悩んでいた。
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