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こぼれ話
お昼寝
辺境で暇を持て余す事なく、てきとーに過ごしていた。
問題という問題もなく。と、つけたかったが…
「セリが、夜中に泣き出すんだ」
セリの部屋で一緒に寝ているロード。
婚約者という立場はまだ名前だけで、じゃなくても共寝は対外的にマズイ。
しかし押し切った。セリがいいよって言ったから。
「一緒に寝るのってドキドキするね?」
「キスは?」
「お休みの。」
おでこにちゅっとしたら嬉しそうにした。寝顔も可愛かった。
おやすみのキスをカナンがばらしたが、赤面するセリも可愛かったので少し凍らせただけで済ませてやった。
ここまでは前置き。俺に番は可愛い、当然だ。
夜中か早朝、日が登る前にふっと起きて、キョロキョロしているから
「まだ寝てていいぞ?」
と声をかけると、泣き出すんだ。
内容は、『仕事しないと』『どうしよう、どうしよう?』
『何かやなきゃ』だな。
『森なる湖へ案内してくれる約束だったろ?もう一回寝て、起きたら頼むな?』
「そう言い聞かせて寝かせた。あれは、あまり良くない状態か?
ロードの相談に、シュルトが答えている。獣人の感覚ではわからない部分をシュルトのが補っている。
多くの弟妹と関わってきた経験も活かされた。
「夜泣きカシラ?年齢的には違う気もするケド」
「本人ケロッとしてるけど、覚えてない?」
カナンにはそう見えた。
しかし急激に変化し環境が変われば、ストレスが強くかかる。不安が出れば、参ってしまうのもわかる。
「セリの場合なら、おもいっきり甘やかしてあげた方が良いカモ?」
“死ぬかもしれない”と自身の事を話す時でさえ冷静だった。
達観したというには、言い切れない子供らしく見える時もある。
「相当、不安だったでしょうし、安心する場所になってあげなさい。」
「ロードがあんだけくっついているのに、邪険にされないのは?」
「安心だと確かめたいのかもネ」
触れて、安堵している様子や、自身からのそっと触れる素振りもセリにあった。
存在を確かめているようで不安定に見える、
「睡眠不足のようなら昼寝も勧めまショ。寝れて、落ち着けば気力アップよ」
その反対に、カナンの情報力と獣人の習性も新たに知る。
サディスに絡んでいる。
「契約についても話してねーんだな。ザマあ!」
「今からでも挽回できます毛皮は撫でられるだけでしょう。」
そう、焦りを見せない相手に
「煽り耐性ねーな」
しょうがない奴だなと笑った。獣人の性質とは厄介だ。うまくいってなくても、欲しいと思ったら主人付きたくなる相手が困っててもな。
「キースの方が欲しがるタイプ」
「セリに忠誠があるなら、まあ候補?」
「ロードは嫌がるんだろうな。セリちゃんは戸惑ってるわなあ。」
“子供に忠誠誓うのはいいけど分かってないぞ?”
それをわざわざ教えようとしているのは、蝙蝠ヤロウと挑発しつつも、空回りを憐れむのか。
獣人の性を知っているカナンだからだろう。
変な男をセリに近寄らせたくないない気持ちは一致していた。
そして、セリの心配をしているのもだ。
「だからと言って…苦渋の折衷案だ。」
意外と頑固はセリのサディスへ台詞。
カナンからは、色々と仕掛けてきているのを楽しむ素振りだが、グラウルから任されているため強行には出られない。
「特別扱い?当たり前だろ、俺の唯一だぞ」
サディスとロードの話ている様子は、遠目には仲良し。
「“人型じゃなければ”と“昼寝なら良い”って、許可が出た、許可がいるの?と思うも。モフモフ。」
狼姿での庭で昼寝をするセリ
「あの2人って気が合うのかな?」
「ウォン!」
セリには、「さあな」と聞こえた。
そして、昼寝の邪魔をしないように静かに、ロードとサディスの小さな攻防は続いている。
問題という問題もなく。と、つけたかったが…
「セリが、夜中に泣き出すんだ」
セリの部屋で一緒に寝ているロード。
婚約者という立場はまだ名前だけで、じゃなくても共寝は対外的にマズイ。
しかし押し切った。セリがいいよって言ったから。
「一緒に寝るのってドキドキするね?」
「キスは?」
「お休みの。」
おでこにちゅっとしたら嬉しそうにした。寝顔も可愛かった。
おやすみのキスをカナンがばらしたが、赤面するセリも可愛かったので少し凍らせただけで済ませてやった。
ここまでは前置き。俺に番は可愛い、当然だ。
夜中か早朝、日が登る前にふっと起きて、キョロキョロしているから
「まだ寝てていいぞ?」
と声をかけると、泣き出すんだ。
内容は、『仕事しないと』『どうしよう、どうしよう?』
『何かやなきゃ』だな。
『森なる湖へ案内してくれる約束だったろ?もう一回寝て、起きたら頼むな?』
「そう言い聞かせて寝かせた。あれは、あまり良くない状態か?
ロードの相談に、シュルトが答えている。獣人の感覚ではわからない部分をシュルトのが補っている。
多くの弟妹と関わってきた経験も活かされた。
「夜泣きカシラ?年齢的には違う気もするケド」
「本人ケロッとしてるけど、覚えてない?」
カナンにはそう見えた。
しかし急激に変化し環境が変われば、ストレスが強くかかる。不安が出れば、参ってしまうのもわかる。
「セリの場合なら、おもいっきり甘やかしてあげた方が良いカモ?」
“死ぬかもしれない”と自身の事を話す時でさえ冷静だった。
達観したというには、言い切れない子供らしく見える時もある。
「相当、不安だったでしょうし、安心する場所になってあげなさい。」
「ロードがあんだけくっついているのに、邪険にされないのは?」
「安心だと確かめたいのかもネ」
触れて、安堵している様子や、自身からのそっと触れる素振りもセリにあった。
存在を確かめているようで不安定に見える、
「睡眠不足のようなら昼寝も勧めまショ。寝れて、落ち着けば気力アップよ」
その反対に、カナンの情報力と獣人の習性も新たに知る。
サディスに絡んでいる。
「契約についても話してねーんだな。ザマあ!」
「今からでも挽回できます毛皮は撫でられるだけでしょう。」
そう、焦りを見せない相手に
「煽り耐性ねーな」
しょうがない奴だなと笑った。獣人の性質とは厄介だ。うまくいってなくても、欲しいと思ったら主人付きたくなる相手が困っててもな。
「キースの方が欲しがるタイプ」
「セリに忠誠があるなら、まあ候補?」
「ロードは嫌がるんだろうな。セリちゃんは戸惑ってるわなあ。」
“子供に忠誠誓うのはいいけど分かってないぞ?”
それをわざわざ教えようとしているのは、蝙蝠ヤロウと挑発しつつも、空回りを憐れむのか。
獣人の性を知っているカナンだからだろう。
変な男をセリに近寄らせたくないない気持ちは一致していた。
そして、セリの心配をしているのもだ。
「だからと言って…苦渋の折衷案だ。」
意外と頑固はセリのサディスへ台詞。
カナンからは、色々と仕掛けてきているのを楽しむ素振りだが、グラウルから任されているため強行には出られない。
「特別扱い?当たり前だろ、俺の唯一だぞ」
サディスとロードの話ている様子は、遠目には仲良し。
「“人型じゃなければ”と“昼寝なら良い”って、許可が出た、許可がいるの?と思うも。モフモフ。」
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「あの2人って気が合うのかな?」
「ウォン!」
セリには、「さあな」と聞こえた。
そして、昼寝の邪魔をしないように静かに、ロードとサディスの小さな攻防は続いている。
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