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俺の婚約者は黒魔術師

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「今日、あなたの敵は後ろからくるわ」

「そうか、背中を守れば安心なんだな?」

この冷静な対応が凄いと言われるが。小さい頃から慣れたっつーの。

「で?今日のラッキーフードは?」
「ずっしり重いサンドイッチかも」

結局、背中から離れないので、背中合わせに食べることにした。
今日はマシな結果だろう。

『一緒に食べれない』って逃げ出す時もあるからな。

黒魔術好きな婚約者は、学園に溶け込んでいた。
この格好で知られている。家業は占い師だったのが、彼女のお父上で事業の相談役となっている。

学園も一つ上ることで、学舎が変わる。

「まあ今までのように、のんびり過ごせるだろ」

「嵐がくるわ」


彼女の天気占いは当たらないが、悪い予感は察知する。
占い関係あるのか疑問は未だ、解けていない。
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