【完結】人形騎士への嫁入りが決まりました。<短編>

BBやっこ

文字の大きさ
7 / 16

図書の中

しおりを挟む
「何かお調べに?」

いいえ。

本棚を見るのが趣味なの。


は?
今のは、何を言っているのかと言う意味だ。



趣味や
どんなものに興味あるか。

整理の仕方


結構雑な性格かしら?

あまり来られていない

家の


古くから騎士の家系だとか?


子爵家です。
お噂もお耳に入っているのでは?

あばく


初日は終わった。

顔合わせとしては、問題なく

お名前も直接聞けましたものね?


有名な方の名前としか記憶していませんでした。
「実際お会いする事になるとは思わなかったもの」

噂が多すぎて

麗しい人形侯爵

お話もできたし、
この家の秘密って何かしらね?


私の好奇心


我が家の悪い癖ね。


自分もブリュー家の一員と実感した。


この本だと


ご家族との交流はあまりない
かしら


だいたいの把握

日記が置いてあるのはないと思うの


回収してるわ。

薬草系の本

どのたか、薬草を?

研究していたのかしら


騎士の心得などの本は
代々読まれているのね。


本の擦れ具合と丁寧な直した跡


この場所が、ライアス様の本だとすると


もっと奥は、動かしていないかな。


「ケイトリン、何か気になる本はある?」

「毒物の生成方法」

「しまって。」

毒を食べて見るのが趣味だ。

もう見ていた。

「この薬草、

「若返りの試薬」

あー。貴族の間で不朽の願いね。


『栄華を極めんためには美を得ん』

美しさも必要な面もあるけど

命を削るほどの美なんてほんとに望んでいるのかしら?


美しさも飽きると言うし

若返りの秘薬は
詐欺も多い。


もし本当にあるなら、秘匿しているわよね。

いいえ、少しずつ売るでしょうね。


売れるの?

少しずつや
勝負どきの供物

依存性があれば
言えなくても、無ければ美が保てないと言う心境は、

「脅迫観念?」

「ええ。美への欲求は止まることを知りません。

過去、事件も起きています。」

「ま、私には関係ないわね。」


私の憧れではない。

「この『騎士の心得』借りていきましょう。」

サイアス様の根本的な考え方がわかるかもと言う下心だ。


「そうですか。では薬草大全も」

「重いでしょ。領地の植生にしたら?」

「まあ、そうですね。」


まだ面白そうな本があるけど、本棚を全部みたから時間をかけ過ぎた。

「そろそろ部屋に戻りましょ。心配されてしまうわ」


そうしますか。

人が立っていた。

何か、御用向きは?


長身の男性だった。
騎士と言われても納得の体躯に、ぼやっと蝋燭の光で顔が浮かぶ


正直、心臓がドキッとした。


「護衛の方?部屋に戻りますわ」

そう言ってポツリと話をしながら部屋に戻り
るあいまにわかったのは



料理長だっという事だった。






しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました

しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、 「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。 ――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。 試験会場を間違え、隣の建物で行われていた 特級厨師試験に合格してしまったのだ。 気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの “超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。 一方、学院首席で一級魔法使いとなった ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに―― 「なんで料理で一番になってるのよ!?  あの女、魔法より料理の方が強くない!?」 すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、 天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。 そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、 少しずつ距離を縮めていく。 魔法で国を守る最強魔術師。 料理で国を救う特級厨師。 ――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、 ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。 すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚! 笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。

お姫様は死に、魔女様は目覚めた

悠十
恋愛
 とある大国に、小さいけれど豊かな国の姫君が側妃として嫁いだ。  しかし、離宮に案内されるも、離宮には侍女も衛兵も居ない。ベルを鳴らしても、人を呼んでも誰も来ず、姫君は長旅の疲れから眠り込んでしまう。  そして、深夜、姫君は目覚め、体の不調を感じた。そのまま気を失い、三度目覚め、三度気を失い、そして…… 「あ、あれ? えっ、なんで私、前の体に戻ってるわけ?」  姫君だった少女は、前世の魔女の体に魂が戻ってきていた。 「えっ、まさか、あのまま死んだ⁉」  魔女は慌てて遠見の水晶を覗き込む。自分の――姫君の体は、嫁いだ大国はいったいどうなっているのか知るために……

好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】

皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」 「っ――――!!」 「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」 クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。 ****** ・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。

【完結】泉に落ちた婚約者が雑草役令嬢になりたいと言い出した件

雨宮羽那
恋愛
 王太子ルーカスの婚約者・エリシェラは、容姿端麗・才色兼備で非の打ち所のない、女神のような公爵令嬢。……のはずだった。デート中に、エリシェラが泉に落ちてしまうまでは。 「殿下ってあのルーカス様……っ!? 推し……人生の推しが目の前にいる!」と奇妙な叫びを上げて気絶したかと思えば、後日には「婚約を破棄してくださいませ」と告げてくる始末。  突然別人のようになったエリシェラに振り回されるルーカスだが、エリシェラの変化はルーカスの気持ちも変えはじめて――。    転生に気づいちゃった暴走令嬢に振り回される王太子のラブコメディ! ※全6話 ※一応完結にはしてますが、もしかしたらエリシェラ視点バージョンを書くかも。

私の願いは貴方の幸せです

mahiro
恋愛
「君、すごくいいね」 滅多に私のことを褒めることがないその人が初めて会った女の子を褒めている姿に、彼の興味が私から彼女に移ったのだと感じた。 私は2人の邪魔にならないよう出来るだけ早く去ることにしたのだが。

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

恩知らずの婚約破棄とその顛末

みっちぇる。
恋愛
シェリスは婚約者であったジェスに婚約解消を告げられる。 それも、婚約披露宴の前日に。 さらに婚約披露宴はパートナーを変えてそのまま開催予定だという! 家族の支えもあり、婚約披露宴に招待客として参加するシェリスだが…… 好奇にさらされる彼女を助けた人は。 前後編+おまけ、執筆済みです。 【続編開始しました】 執筆しながらの更新ですので、のんびりお待ちいただけると嬉しいです。 矛盾が出たら修正するので、その時はお知らせいたします。

婚約破棄ブームに乗ってみた結果、婚約者様が本性を現しました

ラム猫
恋愛
『最新のトレンドは、婚約破棄!  フィアンセに婚約破棄を提示して、相手の反応で本心を知ってみましょう。これにより、仲が深まったと答えたカップルは大勢います!  ※結果がどうなろうと、我々は責任を負いません』  ……という特設ページを親友から見せられたエレアノールは、なかなか距離の縮まらない婚約者が自分のことをどう思っているのかを知るためにも、この流行に乗ってみることにした。  彼が他の女性と仲良くしているところを目撃した今、彼と婚約破棄して身を引くのが正しいのかもしれないと、そう思いながら。  しかし実際に婚約破棄を提示してみると、彼は豹変して……!? ※『小説家になろう』様、『カクヨム』様にも投稿しています

処理中です...