【完結・7話】マザコンと噂の旦那様と結婚した3つの理由<短編>

BBやっこ

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2-お見合い

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紹介の紹介。

そんなありきたり、だけど有力な力で私はある方とお見合いする。

エイゼル・パーカー。長いストレートの髪は手入れをおこたってはいないけど、
暗い茶色。顔の造作もどうということはない、地味だ。

そんな子爵家の長女を、選ぼうとする理由なんてそうそうない。
たぶん、年齢が近い家柄がそこそこ長く続き目立った醜聞もない。

栄華もないけどね。
家は、文官として慎ましく暮らしているだけの家よ。

コネや、出世、血統なんかとは縁がないわ。
どんな方が来るかは、少々情報を集めたの。

やっぱり、初めてお会いする方に緊張しないわけないのよ。
お会いしたいと言ってくださったけど、不安だったんだもの。


お名前は、シュベルツ様。カーマイン家次男で既に騎士として働いてらっしゃる。

うちのまあまあ古い子爵家とは違い、侯爵家で騎士の家柄だ。
新しい方って、どういう事なのかよくわからなかったけど。

騎士のお家って、家関係に繋がりが独特らしいわ。
お兄様、シュベルツ様の2人兄弟。

うちは弟がいるわよ、文官になるってなかなか頑張っている。

運動神経は、家の家系男は期待できないから。頭脳の方を期待するわ。
世話役の女性と、少し会話をしながら待った。


背が高く、体格の良い男性がやって来る。

スッキリした印象だ。
独身にしては身綺麗にしていると思ってしまった。失礼かしら?

初対面の挨拶に、続いてお茶を頼む。
世話役の女性が、互いの紹介やら情報を話してくれるので黙りは免れる。


(真面目そう)


第一印象は良い。
私はどうかな?


世話役の女性からの情報は、お義母様の方が詳しいらしい。

ひと通り当たり障りのない会話を、世話役の女性を挟んで進めて
初対面は少し言葉を交わすくらいの会話をして終わった。
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