ーUNIVERSEー

アオバ

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Chapter1〜Here we go!〜

【第14話】トップvsルーキーⅠ

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スティル「んじゃラザー、いくわよ!!!」

ナズバ「かかってこい!!!」

 ピシッ!!!

ナズバ「これは…」

ラザー「蔓だ!思ったよりあっさり拘束できたぜ!トップだって言うからもっと強…」

 ブチッ!!ブチッブチッ!!!!バーン!!!!

ラザー「は!?」

ナズバ「こんな拘束、屁でもないな。」

スティル「どうすんのよラザー!!!」

ラザー「う……うりゃぁぁぁぁ!!!グルグル攻撃!!!!」

スティル「ナニよそのふざけた攻撃!?腕回してるだけじゃない!!!」

ラザー「うりゃぁぁぁぁ!!!」

ナズバ「さっきからどうした?ソウルが言ってたより弱いのか?」

ラザー「は!?テメェ、その言葉覚えとけよ…」

ナズバ「なら次はこっちの番だ!!!」

スティル「ヒェェェェ!!岩持ち上げたわよ!?」

ナズバ「喰らえ!!!」

スティル「イヤァァァァ!!!!」

ラザー「こんなの当たる奴いんのかよ、」ヒョイ

ナズバ「よく避けれたな。なら次はどうだ!?」

スティル「次は……石ーーー!?!?しかも大量に!?」

ラザー「さっ、ひょ、ほいっと、ふい、はい~」

ナズバ「すごいね、こんな量の石を避けれるなんて。流石ブレストップの攻撃を避けきった男だよ!」

ラザー「あれくらい避けれて当然だ!それより、さっさと本気で来いよ!」

ナズバ「それなら……」サッ!

スティル「消えた!?」

ラザー「クソ!どこいった!!!」

スティル「…………ひっ!!!イヤァァァァァァァァァ
!!!!!!」

ラザー「うっせぇ!!!どうした!?」

ナズバ「えぇぇぇぇぇぇぇ!?ご、ごめん!!そんなに驚くなんて…」

ラザー「は!?何があったんだよ?」

スティル「き、気づいたら後ろに……かかか肩触ってき…た、私の事襲うつもりだったのよ…………」

ナズバ「お、襲う!?そんな変態みたいなことしないよ!腐っても僕は立派な大人だよ!」

ラザー「そうだぞスティル、自意識過剰だ。そういうとこ直せ。」

スティル「うるさい!余計なお世話よ!!!ってあぁああああ!!!!フラッグ!!!」

ナズバ「ん?ってな、無い!?」

ラザー「へへ、油断大敵だな!!!スティル逃げるぞ!!!!」

スティル「う、うん!」

ナズバ「行かせないよ!!!」シュバ!!!

ラザー「クッ……」

 クソっ!どうする!?速さでは絶対敵わない……だからといってここで戦っても負ける…ならスティルに持たせるか?いや、スティルだったら攻撃が来た時に避けきれない、なら……

ラザー「スティル!!!俺がこれを運ぶ!!!スティルは冷の方に言ってくれ!!!」

スティル「は!?何考えてんの!!!1人での行動は危険よ!!!」

ラザー「大丈夫だ!!!俺は攻撃も奪いに来るのも避けれる!!!スティルは冷達の方に行ってできるだけ足止めしてくれ!!!」

スティル「え!?ちょ、待ちなさいよ!!……もう行っちゃった…………」

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《冷視点…》

クラッシュ「ねぇ冷、相手のシールダーを探すって言ってたけどどうするの?岩山だらけで分からないけど…」

冷「シールダーは基本的に目立たない場所か、陣地の近くに居ることが多い、だからそこを狙っていく!」

クラッシュ「もし見つからなかったら?」

冷「…見つけたとしても俺たちは勝てない。だからどれだけ食いついていくかが今回の課題だ。だからその時は守備にまわる。」

クラッシュ「そっか、まぁ私にかかればどんな人でもイチコロよ!!!」

 バーーーーン!!!!!!!!

クラッシュ「う゛!!!!」

 コレはまさか!?

冷「クラッシュ!?大丈夫か!!!」

クラッシュ「足撃たれた……」

ファガン「オイオイ!そんなんでダウンかよ!!!破壊ちゃん。」

冷「ファガンか…………クラッシュは一旦隠れてろ。ファガンさんは俺が止める。」

クラッシュ「う、うん……」

ファガン「悲しいなぁ、気に入ったヤツが期待してたよりも活躍出来ないなんて……」

冷「それはファガンさんが撃ったからでは?」

ファガン「ッハ!生意気になったなぁ、冷!!!お前の強さ見せてもらおうか。」

マリス「ちょっと!ファガンさん待ってくださいよ!!!」

ファガン「マリスアンタ遅いんだよ!もっとキビキビ動きな!!!」

マリス「はい……」

ファガン「まぁ一旦挨拶がわりに……」バン!

 リボルバー!?スナイパーライフルだけじゃ無いのか!?

冷「 クッ……」

ファガン「よく避けたな。マリス、もう1個!」

マリス「はい!」

冷「リボルバー2個って……どんだけ本気なんですか、」

ファガン「アタシは練習試合でも本番戦でも誰が相手でも手加減なんかしないよ?」

冷「じゃあなんでクリスタル能力は使わないんですか?」

ファガン「時間稼ぎのつもりか?まぁ、教えてやるよ、普通考えたら分かると思うけど、能力使ったらお前ら簡単に死ぬからだ。まぁ、流石の私も処刑は嫌だからね。」

冷「そうですね。どんな場合であれ、フラワー団員同士での殺害は死刑ですから…」

ファガン「まぁ、そういう事だ。んで、さっきからアタシ達の後ろにいるのはクラッシュか?」

クラッシュ「クッ……」

ファガン「それで隠れたつもりかよ!!!足音も聞こえたし、何より気配ですぐわかる。ってか足大丈夫かよ?……まぁいいや、マリス、クラッシュと遊んでやって!」

マリス「え~……はい、」

ファガン「冷!アンタはアタシが稽古つけてやるよ!」

冷「それはありがたいです。」

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 《クラッシュ視点》

マリス「クラッシュちゃん…だっけ?かわいいね!よろしく!私マリス!」

クラッシュ「よ、よろしくです!」

マリス「訓練場の地割れ起こしたの凄いよ!私そんな攻撃喰らってみたいなぁ。」

クラッシュ「ふぇ?」

マリス「そのハンマーで私のこと攻撃してみて!」

クラッシュ「へ、変態!?」

マリス「あ!違う違う!!!そういう事じゃなくて!変態とかじゃなくて!!!」

クラッシュ「だ、大丈夫です。人間それぞれ違う性癖は持ってますから…」

マリス「違うって!!!(泣)」

クラッシュ「でも、本当に大丈夫ですか?もしかしたら死ぬかもしれないですし…」

マリス「大丈夫!こっちには最強のシールダーのシールドがついてるから!それを壊せたらクラッシュちゃんの勝ち!けど、それを破れなかったら私の勝ち!どう?面白いでしょ!」

クラッシュ「じゃあ遠慮なく行きますよ?」

マリス「いいよ!!!」

 ダダダダダダダ!!!!!

クラッシュ「オンドリャァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!」

マリス「さぁ、撃たれた足でどれだけ火力が出るかしら。」

クラッシュ「ブレイクハンマー!!!!!」

 キーーーーン!!!!!!!

マリス「流石はうちのシールダー、クラッシュちゃんの攻撃も難なくガードしてくれ……」

 ピキ……

マリス「え…………?」

クラッシュ「オラァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

 ピキピキピキ…………

クラッシュ「オンドリャァァァァァァァァァァァァァァア!!!!!!!」

マリス「マズイ!!割れはしないだろうけど!!!」

クラッシュ「オンリャァァ……もう…………無理………………」バタリ…

マリス「……倒れた?…危なかった、それにしても凄いわね……ナズバのシールドにヒビ入れるなんて。しかもこの子足ケガしてるんでしょ?…………これからが楽しみね。でも…勝負中に寝るのはどうかと思うけど…」

クラッシュ「グースカピースカ💤」


【次回】トップvsルーキーII
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