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1章 この世界と家族
1.はじめましてと芋の収穫
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月日は経ちまして私は16歳になりました。
新たな名をクロード・ヴィルヘルムと申します。
現在とある村で畑仕事をしている身でございます。
異世界=冒険者になって冒険者に俺はなる!!という方が大半だと聞きますが
現実が見えている若者が多いらしく安定した職業に継ぐものが多数だそうで。
私もこの故郷が大変に気になっており、無理して外の世界を冒険したいとは
思わないため毎日せっせと畑仕事をしているわけです。
それにスローライフは前世で息子夫妻に大反対され泣く泣く諦めたのですが今世で
叶ったのがうれしいというだけなのですが。
お喋りはこの辺にして今日も一日頑張って仕事を始めますか。
仕事場となる畑は自宅から約数分の所にあり、畑の横には立派な樹が生えて
おります。私はこの畑の主に挨拶した。
おはよう、ユグさん。いい天気でよかったね。
「おはようクロード殿。実に素晴らしい日だ、今日も一日良き日にしようではないか。」
はい、樹が喋ります。異世界は不思議がいっぱいです、私はもう慣れましたが。
彼はユグドラシル、この世界に存在する世界樹と呼ばれる大樹でこの村から遥か
先の大陸にあります。
彼は世界樹の分体で数百年前に当時の勇者が世界樹からのお礼の品として種を授かり、
その後勇者一行によってこの地に植えられたそうです。
主に村で出た生ゴミ、解体した魔物の使わない部位、あとは糞尿などを混ぜて
発酵させ作った肥料をユグさんの根本に撒きます。
彼は貢物を自分への糧とし、その代わりこの村の大地に豊穣の加護を授けます、
「クロード殿、ありがとう。毎日食するが今日も美味い!!」
肥料の味なぞわかりませんが、喜んでるので私も嬉しいです。
効能は生産数と高品質確定。そしてユグさんの近距離にある家の畑は超高品質となります。
彼のお陰で村の作物の品質や生産数が爆上がりしておりこの国の食料の大多数を生産
しており数百年飢えたことはありません。
必然的にうちの立地と交換してくれと叫ぶ輩も過去に何人かいましたが、残念。
うちの一族とユグさんは契約をしており自宅からこの畑までが私有地兼聖域となって
いるもので我が一族が滅ぶその時までこの契約は破棄されることがないため、
仮にうちが破産し土地を手放すことになった場合契約は一方的に破棄され、ユグさんは
朽ち果てます。しかし彼の精神は本体に還りその記憶は本体に蓄積されるそうです。
まぁ現状ではそのような事は起きませんが後の子孫が何かやらかさないかが心配ですが。
そんなことを考えながらでも作業は出来ます、今日はじゃがいもの収穫です、
お客さんただのじゃがいもではありませんよ?
煮てよし焼いてよし蒸してよし、じゃがバターやポテトサラダなどなど、
どんな料理でも目や口からビームが出るほどの味になります。
お馴染みの料理はすべて転移者や転生者から伝えられ今では世界に広がっているので
某有名牛丼チェーン店もこの村にあったりしますが。
いやはやユグさん様々ですね、現在じゃがいもは一袋1kgで金貨1枚取引しています。
前世に比べたらちょっとお高めですが、A級品として味と品質の保証はしています。
だいたい出荷先は王家、上級貴族などですね。B級品(A級より若干劣る)でしたら
銀貨5枚でC級品(一般流通品)ですと銀貨2枚となります。
ちなみに鉄貨=10円、銅貨=100円、銀貨=1000円、金貨=10,000円と
いう順に各10枚ずつで位が一つ上がります。
一応金貨の上に白金貨や王金貨がありますが、大商会や国同士の取引で使用されるため
一般の人間には流通しません。
だいたいうちで収穫出来るのがおおよそ20万トンぐらいなのですが3分の2の量を
各地に出荷し残りは村で消費しています。
他にも白菜やらにんじんやらキャベツやらを畑の隅で色々変えながら育てていますが
だいたい我が家で食べる分のみなので出荷はしていません。
野菜の種類は前世の物とほぼ同じですがたまにこの世界オリジナル植物があったりします。
村では他にも野菜を生産していて村々の農家さん達が日々汗を流しています、
この世界で栽培されている野菜の8割の種類を作っているので通称野菜村とも
呼ばれていたりします。
おかげで毎日の食卓には新鮮な野菜が並びます、近くに山や湖があるので肉や魚にも
村の食糧事情は困っていません。
収穫した品はアイテム袋に収納します、アイテム袋は魔石の魔力量により収納できる量が
変わっていきます。
ゴブリンなどよく湧く魔物から取れる魔石では収納できる容量が1kg未満ですが、
収穫用のアイテム袋の場合は草原に生息しているブラックバッファローという牛型の
魔物の魔石を使用しています。
容量が10kg~50kgぐらい収納でき時間遅延の効果のついた大変便利な物ですので、
そのまま輸送も出来るので大変重宝しています。
さて、お気づきでしょうが。
この世界はチートで溢れています。
新たな名をクロード・ヴィルヘルムと申します。
現在とある村で畑仕事をしている身でございます。
異世界=冒険者になって冒険者に俺はなる!!という方が大半だと聞きますが
現実が見えている若者が多いらしく安定した職業に継ぐものが多数だそうで。
私もこの故郷が大変に気になっており、無理して外の世界を冒険したいとは
思わないため毎日せっせと畑仕事をしているわけです。
それにスローライフは前世で息子夫妻に大反対され泣く泣く諦めたのですが今世で
叶ったのがうれしいというだけなのですが。
お喋りはこの辺にして今日も一日頑張って仕事を始めますか。
仕事場となる畑は自宅から約数分の所にあり、畑の横には立派な樹が生えて
おります。私はこの畑の主に挨拶した。
おはよう、ユグさん。いい天気でよかったね。
「おはようクロード殿。実に素晴らしい日だ、今日も一日良き日にしようではないか。」
はい、樹が喋ります。異世界は不思議がいっぱいです、私はもう慣れましたが。
彼はユグドラシル、この世界に存在する世界樹と呼ばれる大樹でこの村から遥か
先の大陸にあります。
彼は世界樹の分体で数百年前に当時の勇者が世界樹からのお礼の品として種を授かり、
その後勇者一行によってこの地に植えられたそうです。
主に村で出た生ゴミ、解体した魔物の使わない部位、あとは糞尿などを混ぜて
発酵させ作った肥料をユグさんの根本に撒きます。
彼は貢物を自分への糧とし、その代わりこの村の大地に豊穣の加護を授けます、
「クロード殿、ありがとう。毎日食するが今日も美味い!!」
肥料の味なぞわかりませんが、喜んでるので私も嬉しいです。
効能は生産数と高品質確定。そしてユグさんの近距離にある家の畑は超高品質となります。
彼のお陰で村の作物の品質や生産数が爆上がりしておりこの国の食料の大多数を生産
しており数百年飢えたことはありません。
必然的にうちの立地と交換してくれと叫ぶ輩も過去に何人かいましたが、残念。
うちの一族とユグさんは契約をしており自宅からこの畑までが私有地兼聖域となって
いるもので我が一族が滅ぶその時までこの契約は破棄されることがないため、
仮にうちが破産し土地を手放すことになった場合契約は一方的に破棄され、ユグさんは
朽ち果てます。しかし彼の精神は本体に還りその記憶は本体に蓄積されるそうです。
まぁ現状ではそのような事は起きませんが後の子孫が何かやらかさないかが心配ですが。
そんなことを考えながらでも作業は出来ます、今日はじゃがいもの収穫です、
お客さんただのじゃがいもではありませんよ?
煮てよし焼いてよし蒸してよし、じゃがバターやポテトサラダなどなど、
どんな料理でも目や口からビームが出るほどの味になります。
お馴染みの料理はすべて転移者や転生者から伝えられ今では世界に広がっているので
某有名牛丼チェーン店もこの村にあったりしますが。
いやはやユグさん様々ですね、現在じゃがいもは一袋1kgで金貨1枚取引しています。
前世に比べたらちょっとお高めですが、A級品として味と品質の保証はしています。
だいたい出荷先は王家、上級貴族などですね。B級品(A級より若干劣る)でしたら
銀貨5枚でC級品(一般流通品)ですと銀貨2枚となります。
ちなみに鉄貨=10円、銅貨=100円、銀貨=1000円、金貨=10,000円と
いう順に各10枚ずつで位が一つ上がります。
一応金貨の上に白金貨や王金貨がありますが、大商会や国同士の取引で使用されるため
一般の人間には流通しません。
だいたいうちで収穫出来るのがおおよそ20万トンぐらいなのですが3分の2の量を
各地に出荷し残りは村で消費しています。
他にも白菜やらにんじんやらキャベツやらを畑の隅で色々変えながら育てていますが
だいたい我が家で食べる分のみなので出荷はしていません。
野菜の種類は前世の物とほぼ同じですがたまにこの世界オリジナル植物があったりします。
村では他にも野菜を生産していて村々の農家さん達が日々汗を流しています、
この世界で栽培されている野菜の8割の種類を作っているので通称野菜村とも
呼ばれていたりします。
おかげで毎日の食卓には新鮮な野菜が並びます、近くに山や湖があるので肉や魚にも
村の食糧事情は困っていません。
収穫した品はアイテム袋に収納します、アイテム袋は魔石の魔力量により収納できる量が
変わっていきます。
ゴブリンなどよく湧く魔物から取れる魔石では収納できる容量が1kg未満ですが、
収穫用のアイテム袋の場合は草原に生息しているブラックバッファローという牛型の
魔物の魔石を使用しています。
容量が10kg~50kgぐらい収納でき時間遅延の効果のついた大変便利な物ですので、
そのまま輸送も出来るので大変重宝しています。
さて、お気づきでしょうが。
この世界はチートで溢れています。
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