『幸運の星』スキルで人生好スタート♪ 周囲の人たちはチートなんですけど私は平凡な部類なんです。

雪風

文字の大きさ
12 / 18
1章 この世界と家族

11.オシャレ番長とコワモテ店主

しおりを挟む
お仕事が終わり村に帰って3日経ちました。

今日も村は平和です、ラグナやマンドゴラーズも元気いっぱい走り回っています。

「兄さーん、そろそろお昼ですわよー。」

自宅から続く道を小走りしてきたゴスロリ少女、次女のナタリー(14)です。

昔この村に自称ファッションデザイナーとして活動していた槍の使い手が色々と服を作り

村でも安値で販売していました。物心付く前にその光景を見ていたナタリーは洋服大好き

少女となり今は自分でも服や小物を作り、雑貨屋に卸しています。

「ラグナちゃんもご飯ですよ、帰りましょう。」とラグナを抱きかかえ一足先に自宅に

向かうナタリー、おい兄さん置いていくな。

お昼を食べ終わり人心地ついていると来客が、「邪魔するぜ、マルクス様。」

やってきたのは村長のユルゲンさん、かつて父上率いた勇者パーティーと切磋琢磨して

いた『紅蓮の暁』リーダーで現この村の村長さんです。

昔はずいぶん暴れたそうですが、今は歳をとったのかだいぶ落ち着いたらしいです。

「やあユルゲン、まだ集会に早いが何かあったのかね?」

「ああ、ちょっと気になることがあってな、一応報告を。」「わかった、応接室で聞こう。」

2人はそのまま応接室に、私はどうしようか?今日の作業は終わったしたまには体でも

動かそうかな?

「兄さん、一緒に雑貨屋に行ってくれませんか?」とナタリーが誘ってきました。

いいよ、可愛い妹の頼みだしね。そう言った私の考えが浅はかでした。

雑貨屋は村の中央にあるのですが我が家のある領主邸からの距離が一番遠いのです。

しかもナタリーの作った服や小物の数々を持って歩く私、感覚としてだいたい10kg

の荷物を持たされています。まあトレーニングと思えば軽いほうですが。

私の前をナタリーとラグナがとことこ歩いています。見えてきました、うちの村の中心が。

村と言っても比較的小さい町の人口があり雑貨屋のある通りには個人商店が数は多くない

ですが存在します。この村の雑貨屋は食料品以外はあらかた揃っているし夜遅くまで営業

してくれるので大変助かっています。

「いらっしゃい、クロードとナタリー。それにラグナか。」

店に入るとカウンターから超コワモテ頬にデカイ傷のあるスキンヘッドから声を

かけられました。彼はマルティンさん、元『紅蓮の暁』メンバーで主にタンクを

してたそうです。とある激戦の影響で大きな傷を置い戦えなくなってしまったので

冒険者を引退、実家は全国の雑貨屋を経営する大商会だったのと幼い頃からの

商人としての教養もあったためこの村の担当として10年以上働いています。

見た目は怖いですが、優しい方でラグナもよくおやつを貰ってすっかり懐いています。

「こんにちは、マルティンさん。今月分の商品を納品しに来ましたわ。」

「ああ、確認しよう。済まないがバックヤードまで運んでもらえるか?」

ということでお店の奥まで移動し荷物を置き現在マルティンさんとナタリーは商談中。

その間ラグナと一緒に店の中を見せて貰っています。しばらく雑貨屋に来てないから

色々ラインナップは変わってるな。あ、ラグナ勝手に商品触ったらだめだよ。

「おにいちゃん、これほしいのー。」

ラグナがうさぎのぬいぐるみを前足で指しています、うーんこれぐらいならいいか。

この前の依頼で思ったより報酬でたし、ラグナも手伝ってくれたからな。

よし、買ってあげよう。「わーい、ありがとうおにいちゃん♪」

ついでに消耗品も一緒に購入した所でナタリーが戻ってきました、どうだった?

「何でも王都に出荷した所評判がよろしいようで、出来れば数が欲しいそうですわ。

あと今月のファッション誌も手にいれました。さっそく読み込みたいですわ♪」

じゃあお茶でも行くか、雑貨屋を出て少し離れた所にある宿屋兼酒場へ向かいます。

「いらっしゃいませ~。」と対応してきたのはうちの長女レジーナ姉上。

今日はシフト入っていたんですね、ご苦労さまです。

「そうよ~、もう少しで上がりだからあとで一緒にお邪魔してもいいかしら?」

もちろん、いいですよ。と了承して奥の席に座りました。注文を取りに来た姉上に

ティーセット3人前とラグナ用に水と焼いた肉を注文してまったりと最近の出来事を

話したり途中参加の姉上も加わり夕暮れまで平和なひとときを過ごしました。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます

竹桜
ファンタジー
 ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。  そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。  そして、ヒロインは4人いる。  ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。  エンドのルートしては六種類ある。  バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。  残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。  大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。  そして、主人公は不幸にも死んでしまった。    次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。  だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。  主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。  そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。  

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

処理中です...